見出し画像

超・能力

今年はオリンピックイヤー。
楽しみです!
(にわかファン)の祭典。
陸上、水泳、球技、体操、格闘技など普段は見ないスポーツの(にわか)が爆増。
と、書くと良くないことのようですが、これこそがオリンピックの素晴らしさだと思っています。多くの人が新しい競技に接して、新しいファンになったり、アスリートを目指す人も出てくる。
すーばーらーしー!

私がこれだけオリンピックで盛り上がるのには、訳があります。
自分でも笑ってしまうくらいにスポーツができない。
小学校の頃は自覚がなかったのですが、中学でバスケ部に入って感じた違和感。
他の人と同じように動けない。勉強は普通なのにバスケのフォーメーションや理論になると一切理解ができない、
なんか、ヘンだぞ。
そういえば、小学校でもクラスで私だけ逆上がりが、跳び箱が、二重飛びができなかった。
どうやら、いや、確実に私は運動ができない。
高校では文化部にくら替えをして、大学でも体育の授業以外スポーツに近づくことをやめました。
スポーツであるのを忘れて手を出したスキーでは教えて下さったご夫婦が、あまりにどんくさい私への教え方を巡って雪山の山頂で夫婦喧嘩になり、別の時には降り場で降りられずリフトを止めてしまい、ますますスポーツから距離を置くことに。
だからこそアスリートに強い憧れを持ち、その人達が集うオリンピックは神々の祭典にも思えるのです。ハァハァ。
すみません、盛り上がり過ぎました。
中でも体操選手は超能力者としか思えません。
運動ができない私でも、歩くぐらいのスピードで走れるし、犬かきより遅いクロールならできます。
だから、水泳や陸上は「早っ!はやっ!スピード、すご~い!」と思う。
が、体操は…。
さっきも書きましたが、逆上がりも跳び箱もマット運動も何ひとつできない。
平均台に至っては中学時代、他のみんなが回ったり足を開いたり飛んだりして、最後に倒立で降りるのに対して、あまりにできない私に危険を感じた体育の先生から「おまえはなんとか台によじのぼって、歩いて、ぽんっと降りなさい。それで点数あげるから」とのありがたいお言葉を賜りました。屈辱。
そんな私から見たらオリンピックの体操なんて、信じられない。
超能力と言うと念力や予知能力みたいだから、超・能力。
踏み台も使わず、ビヨーンと飛んでクルクル回り、着地と同時に再び飛ぶなんて、ネコ科の遺伝子でも持っていそうな華麗な演技。
どんな言葉を駆使しても語り尽くせない神々しさ。
なんなら手に付ける粉をパフパフするのも、普段なら「剃りなさい」と諭したくなる脇のボーボーさえありがたく思えるオリンピックマジック。
さて、ここまで書いていてなんですが…体操競技を一番楽しみにしているかと言うと実はそうでもないのです。
あまりに技が凄くて神々しくはあるのですが、採点方法等が変わってきたのでしょうか?理解が追いつかなくなりつつあります。超・能力者を崇める感じの楽しみ方も自分ではあり。
全ての競技が楽しみです。
トップオブニワカを目指したい。なんのこっちゃ。
そんなこんなの4年に一度のハイテンション期が間もなくやって来ます。
フランスとの時差ってどれくらいなのでしょうか。
昼の仕事をしていても見られる放送が多いと嬉しいな。
オリンピックが終るとドーンと疲れます。
けど、すぐにパラリンピックもあるし今年は夏までに体力を充満して楽しまなければ!
オリ・パラファンのみなさん、共に頑張りましょう!




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?