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No.12/写真集をアート思考で観る【LOVE in Alaska】(著 星野道夫)


読書とは言えないかもしれないけど…

冒頭から写真。なんだ?と思われたと思います。本日、読む本は何にしようかなと物色していたところ、写真集である【LOVE in Alaska 星のような物語】が目につきました。いいなと思うも、これを今日の本にするかちょっと悩みました。「写真集は見るもので文章を読むものでもない。読書ではないな」と。そこでこの『一か月 毎日 本を読む』を始めた理由に立ち返りました。

今読むと文章の読みづらさもあって恥ずかしい限りですが、やりたかったこととしては、
・本を読むことを習慣化したい
・読んだことを活用したい
・知識をつけたい・広げたい
・言語化をスルッとできる様になりたい
・自分にない感性に触れたい etc.

という部分が軸です。そう、何も文章を読むことがやりたいことの軸ではないなと思ったのです。
そんな理由から本日は写真集をもとにこの記事を書いていこうと思います。

『1ヶ月 毎日 本を読む』ルール


12日目はフォトグラファーの星野道夫さんの写真集の【LOVE in Alaska-星のような物語】と言う本を読みました。いざ、ルール確認!


【ルール】
・手に取ったら、まずなんで取りたいと思ったのか、読みたいと思ったのか自分の心を深掘りして記す
・丁寧というよりはザッと読む
・要約と感想を書く
(ダラダラ書かない為に20分制限を設ける)


です!

手に取った理由

ここ数日すごく寒かったから、「寒い地域の生き方を知りたいなぁ」なんて思いながら本棚をふらふらしていたところアラスカの写真集が目に留まりました。アラスカが一瞬どこだったっけと思いましたが寒い地域だということだけはすぐにわかりました。(アラスカ:カナダを挟んだ飛び地のアメリカ)

そこから気になって開いてみたんですが、まぁ美しい写真の数々。いつもであれば、写真集はパラパラとみて気になった写真があれば数秒見て満足して終了。でも今日の私は違いました。そう、数日前に【13歳からのアート思考】という本をみてアウトプット鑑賞という鑑賞方法を知っていたからです。

そのため本日は、一枚の写真に対して想像を広げながら、色や形、状態までしっかり言葉にしながら見ていくことを決めてページをめくり始めました。

ラクガキしながら、文字で絵を表現するつもりで感想を。

要約してみる

文字は冒頭と巻末の2文。冒頭、「寒いことが人の気持ちを暖めるんだ。離れていることが人と人を近づけるんだ」という言葉が、草原に座って笑顔の子供たちの写真に添えられ、巻末には「日々生きているということはあたりまえのことではなく、実は奇跡的なことのような気がします。」という言葉が、オーロラの下にポツンとある暖かな光を放つお家の写真に添えられ幕を閉じます。写真はアラスカを生きる動物・植物・人の写真が流れをもって1ページ1枚添えれられる。

よくよく観察するとおっと思う部分もあったりして楽しい

読んでみての感想

こんなに時間をかけて写真集を見たことがなかったので、面白いなぁと思うと同時にいつになく自分の中に映像を思い浮かべることが出来るのでやってみてよかったなと思いました。お時間あればぜひ1枚からでも大丈夫ですのでアウトプット鑑賞されてみてください。

全体的に、人の写真は少なく、動物がメイン。それはアラスカの土地にいる生き物の割合を枚数で表現しているのかな、なんて勝手に考えたり…。

動物たちがどのようにして生きているのか、文字は一切書かれていませんが生き物の生き方がわかる流れで写真が配置されていました。熊の親子がたくさん出てきます。子グマは1匹の時や2匹、3匹の時があったりして、どうしたんだろう、違う家族かな、死んでしまったのかな、なんて想像して自然の厳しさを感じたりもしました。

まとめ

今回の写真集を見ることを選択したことはいい選択でした。10日目に読んだことの復習もできて、写真を主体的に見ることができた感じがしています。

これまで、ネット記事やTikTok、YouTubeでも情報の確認を数秒間して満足して、理解したつもりになっていることが多かったのですが、このようにして立ち止まって見ることを意識的に行って行きたいなと感じた本でした。

もしよかったら画像は拡大できるので、(文字は小さいですが)メモも読んで想像してもらえると嬉しいです。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。また明日。

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