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生カステラ専門店ができるまで~開業から休業まで~⑭ SNSで集客するためのアカウント作り


店内、厨房の工事が終わり
実践的なオペレーション、スタッフ研修など取り掛かる中

同時期にSNSによる告知、宣伝を始めました

時期でいうとオープンの一カ月ほど前
アカウントの作成はオープンの三カ月前ほど前
だったと思います

まず最初に私が運営していた菓子店の実績でいうと

SNSによる店舗の宣伝、販促は効果がテキメン


でした。
SNSなんて・・と軽視している方はもはや少ないと思いますが

経費無しで、手軽に利用でき、即効性の効果があり、ブランディングに役立つ

やらない理由がありません

店舗のSNS運営については
コンサルタントや投稿代行が増えていますが
それは最終手段に残しておき、個人的には自分でスタートするのをおすすめします

・自分の店の魅力は自分が一番理解しているべき。強みは何なのか客観的に把握
・お客様目線にで店舗をとらえる
・計画性をもって運営を行うためのチャンス
・自らお客様にアピールし”受け身”の営業から脱却

まず自分で運営をしてみることで沢山の気づきがあると思うからです

頭の中でざっくり考えはまとまっていてもきちんと整理できていなければ他者に伝えることはできません


とはいえアカウントをゼロから育てるのは難しいところがあるのも事実

”伸びるアカウントリサーチ”と”アカウントづくりの方法”
を調べておくのは必要です


運営する店舗のフォロワーは
地方都市の中心部店舗のアカウントで約3700人

と決して多くありませんでしたが
それでもご来店いただくお客様の6割は
インスタグラムやSNSを見てご来店いただいているようでした

◎効果的なアカウントを作成するための個人的なまとめ◎

★ブランディングのためのアプローチ

・プロフィールを作りこむ
フォント変換アプリなど使用して作り込む
店の雰囲気に合わせて万人にわかりやすい簡潔な説明

・更新する内容を決め、投稿する主な被写体を決める

商材、営業について、こだわり、店員の営業記、季節ごとのお知らせなど
投稿ローテーションできるものをリストアップしておく。

人か、店内か、風景か、食べものか など軸になる被写体を決め投稿の写真に使用する。

  • アカウントの全体的なイメージや雰囲気を決める。

写真の雰囲気や文章など統一感を持たせるための工夫を施す
(文書形式や写真加工の仕方など)

★アカウントをカテゴライズする

Instagramの検索に引っ掛かりやすくするために
・地域のインフルエンサー、地域の企業、地域の同業種など交感のもてるアカウントをフォローする

・ハッシュタグの選定
地域、商材に関連するワードなどハッシュタグを可能な限り探し
投稿数の多すぎず少なすぎないワード選定を行う

★フォロワーを増やすための基本的な取り組み

・最初に最低9投稿を行う
文章は定型文でも可

・毎日投稿
更新頻度はコンスタントに毎日同時刻に行うとよい

・ストーリーを毎日更新し、ハイライトでカテゴリごとにまとめる

・同地域の同業種のフォロワーをフォローしてアプローチする
顧客になりそうな層にアプローチする。純粋にフォロワーは増えるが抵抗があればやらないほうが吉

★インスタグラムを利用した効果的な宣伝

・地域の好感の持てるインフルエンサーにモニターとして参加してもらう
・一般のモニターを集う

一度に多くの人にお店を知ってもらうのは難しいところ
しかし、顧客になってくれそうな層にダイレクトにアピールできるのはSNSの強味です

沢山の方に見ていただくことは大切ですが
フォロワーを増やすことばかりに固執せず

自分が伝えたいこと、お店のイメージを大切にすること


これを軸にして
崩すようなことはしないことが賢明に思えます

特に小さな店舗運営においては

一生懸命に発信している内容を
少しづつでもフォロワーであるお客様に届けることが
店舗のファンづくりにつながると考えます。


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