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自分に対して行うセルフブランディング ①

先日、久しぶりに自分自身を分析してみました。

奥野正次郎とは、何者なのか?
どこへ向かいたいのか?
人からどのように認知されてきているのか?

人格的な要素を書き出して、セルフブランディングを行いました。そこで今回は、セルフブランディングに取り組まれる方々には、有益なフレームワークのお話をします。

当社のような小規模事業体ですと代表である私の考えや趣向が、色濃く会社としてのブランド価値に反映されやすいため、POROROCAとしてのブランドというよりは、まずは自身の奥野正次郎のブランドの見直しを図りました。

ちなみに「ブランド」といえど、それは別に会社や事業に限りません。どんな方にもセルフブランドはあります。近しい友人、顧客、親、人により様々な印象を抱かれているはずです。ブランドとは、会社や商品サービスに置き換えると、ブランドエクイティという無形の価値のことをいいますが、ここでは堅苦しく考える必要はなく、要するに本人に対しての「相手が抱く好意的な印象」と、とらえてください。

今回のセルフブランドの見直しにいたった経緯は以下でした。


[目標]会社の達成したい目標を再確認


[戦略]目標達成のために必要なことを再確認


[具体的プラン]戦略達成のために必要な具体的プラン


以上の3つの流れにおいて、「目標」と「現在」との間にはギャップがあるはずです。目標にいたるには問題点を見極め課題を設定し、戦略に落とし込みます。そこで戦略を実行するための具体的プランはつくっていきます。わたしはここでは、2つの具体的プランをつくりました。
それは「実績を積み上げること」と「認知をあげること」になりました。つまり「実績を積む、具体的プラン A」と「認知を上げる、具体的プラン B」です。

ですが、ここで疑問がわきます。


1 実績プランと認知プランはどちらに注力すべきか?
2 いずれのプランにも別案、別のアプローチ方法はないか?


1 に関しては、限られてた時間と金のリソースで最大の効果をあげるために絶対に考えないといけない部分です。この認識をあやまるとゴールまでに余計なまわり道がすることになります。遅いのが大の苦手なわたしは最短距離で進みたいので悩みます。そこで私がいろいろ試行錯誤して考えた結果がこれになります。

実績(3) : 認知(7)


つまり、いまは私がおかれた状況からビジネスで最速で結果を出すために必要だと考えたことは「実績」より「認知」を先行してとりにいくべきという結論にいたりました。その理由は長くなるのでここでは割愛します。

では、認知をとりにいくための[具体的プランB]に注力をすることに決めたのはいいのですが、それが果たして効果的に機能するのかはわかりません。そのため、ゼロベースで別案を用意します。他に何か策はないのか?
そこで、出してきたのが「具体的プラン B2」となります。

そこで具体的プラン B2
奥野正次郎のキャラクターのリブランディング」を行う内容に決めました。そこで、以下を考えていきました。

1 自分が思う現在の「強み」
2 自分が思う現在の「弱み」
3 自分が「身につけたい資質」/人に与えたい「印象」
4 「他人」が見ている現在の自分像

以上の内容を付箋で書き出していくんです。出来る限りたくさん出せる限りだします。
上の情報は壁でも、広いテーブルでも床でもいいです。展開する場所を確保していただきます。その後、つけ外しをして位置を頻繁に変えることになるため、付箋がベストです。あるいは紙に書いてマスキングテープで貼るでもかまいません。文字は俯瞰して見ることになるため、離れた場所からでもわかるように、マジックなどで太めに「キーワード」で書いていってください。

そこで 他人が見ている現在の自分像に関しては、10人ほどの親しい友達に聞いてみました。それぞれの人に以下の質問を投げかけて、3つほどあげてもらいました。

「奥野正次郎に対して、何を想起する?」



性格的なものであったり、私が仕事で手掛けていることであったり、私が普段口にすることであったり、分類は特にこだわらず自由発想でおしえてもらいました。

この結果を得て、いくつかの面白いことが発見できました。これはみなさんも、同様にプロセスをおこなっていただくことで、発見できるものははかりしれません。発見したものを新しい自分像につなげていくヒントにするんです。

心理学者のユングは4つのアーキタイプを見つけました。人には思考、感情と、外向性、内向性の性質のいずれかに偏っているというものです。それを後続の人が16タイプにまで発展させたものがいま市場の性格テストで主流のものです。これをはじめとしたあらゆる性格テストは、「現状の自分の本質」の断片はみつけられたとしても、テスト結果からは自分がこうありたい、他人はこう見えている、という情報は得られないはずです。
多くのひとは自分がわかりません。わかった気でいるのと実際わかっているのにも隔たりがあります。そのため以下の視点を取り入れてみる価値はありそうです。

他人目線での自分



可能でしたら最低でも10人ほどのデータは集められるといいと思います。距離感もバラバラの人からとるといいです。つまり、いつもそばにいるひと、ほとんど会わない人、親族、クライアント、サンプルは関係性が偏しすぎない方が客観的データとしてより有用かと思います。

このつづきは次回に書いていきます。
回答サンプルをとったあと、どのような言葉におきかえていき、実際のセルフブランディングに必要な具体的プランに落とし込んでいくのか。


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