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愛媛新聞への投稿

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気になるニュースや、日常で感じたことなどを新聞に投稿してみました。
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2023年1月の記事一覧

しんばし 突然閉店寂しい

しんばし 突然閉店寂しい

2020.9.10 掲載
宇和島市 中村健一(49)

南予の地場大手スーパー「しんばし」が破綻し全店閉店した。
前身の雑貨店が100年近く前に創業した老舗で地域に密着したスーパーとして宇和島市を中心に5店舗を経営されていたが、大型スーパーやドラッグストアなどの競合の激化が影響したようだ。
高齢化が加速している地域だけに「しんばし」を長年利用してきた買い物客は多かっただろう。
私にとっても幼い頃か

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桃源郷マラソン 楽しみ多く

桃源郷マラソン 楽しみ多く

2021.4.5 掲載
宇和島市 中村健一(49)

松野町で満開の桜と桃の花見を楽しみながら走れる、まつの桃源郷マラソンは、県内外から定員を超えるエントリーがあるほどの人気の大会だ。
昨年は、新型コロナウィルス禍により残念ながら中止となったが、今年は密にならないよう自分のタイミングで走れるオンライン形式で開催されたので参加した。
スマホのアプリで10ヵ所の通過地点をロゲイニングしながらハーフマラ

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マラソン有終 力走支えたい

マラソン有終 力走支えたい

2023.1.22 掲載
宇和島市 中村健一(49)

12月29日付本覧で「愛媛マラソンへ揺れる思い」を拝読し、投稿された森本憲治さんの愛媛マラソンへの情熱があふれるほどに伝わってきた。私の父と同年代ということもあり、フルマラソンに挑戦するだけでも「ブラボー!」である。
故障などによる練習不足で不安と焦りがあるとはいえ、マラソン人生32年間の森本さんには28回もの愛媛マラソン出場の実績がある。納

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愛され続けた志村さん悼む

愛され続けた志村さん悼む

2020.4.3 掲載
宇和島市 中村健一(49)

新型コロナウイルスに感染していたタレントの志村けんさんが、病院で懸命の治療を受けながらも力尽き70歳で亡くなられた。
昭和、平成、令和と時代を超えて人々に愛され続けた志村けんさんの訃報が未だに信じられない。
「8時だョ!全員集合」を幼少時代に初めて見て大笑いした私は、自分の名前を「健一」ではなく、「けん」に変えてほしいと母親にお願いするほどの大

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進化と退化

進化と退化

2020.7.18 掲載
宇和島市 中村健一(49)

大河ドラマ「いだてん」の金栗四三さんに刺激され、地下足袋で走り始めて1年が経つ。
走り始めた頃は、足裏に数ヶ所の魚の目が痛み、足首や膝も長距離に耐えられず、5キロを走るのがやっとだった。
技術の進化により開発された最近のシューズの性能に頼っていた私の足は、スピードを磨きながらも退化している部分があることに気付かされた。
それからは故障しない足

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「みどりの窓口」半減は残念

「みどりの窓口」半減は残念

2021.7.19 掲載
宇和島市 中村健一(49)

JR四国が対面で切符を販売する「みどりの窓口」を半分に減らす検討を進めているというニュースにショックを受けた鉄道ファンである。
現在は32駅に設置されているが、うち16駅を本年度中に非対面型に転換する方針とのことで、愛媛の終着駅である宇和島駅までもが対象とされていた。
業務の効率化のためのコスト削減は仕方のないことではあるが、みどすりの窓口が

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笑顔と紅葉 今年も森の国へ

笑顔と紅葉 今年も森の国へ

2022.10.28 掲載
宇和島市 中村健一(49)

愛媛サイクリングの日を毎年楽しみにしている。
今年は11月13日に開催予定で、県内のいろんなコースが選べるのが魅力的ではあるが、ここ数年は新型コロナウィルスの感染拡大に伴い各地で中止が相次いでしまったことが残念だった。
しかし、そんなコロナ禍に負けずに毎年サイクリングイベントを開催してくれていたのが松野町だ。
去年までに、広見川から四万十川

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クレームは神の声

クレームは神の声

2019.7.3 掲載
宇和島市 中村健一(49)

座右の銘は「持久自足」
自らのフットワークを持久させ続けてきた新聞配達。
毎朝のバイク音が新聞配達の風物詩のように感じていただけると配達員にとっては嬉しいのだが、残念ながらバイク音がうるさいというクレームをいただいたこともあった。
私の趣味はマラソンである。
このクレームをいただいてからは、バイクを離れた所に置いて走って配達するスタイルに切り替

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オトデツナガレ

オトデツナガレ

2021.5.28 掲載
宇和島市 中村健一(49)

南海放送ラジオで放送されている、「オトデツナガレえひめ」が面白い。
わずか30秒間の物音を聴いているだけで愛媛の名所の風景が浮かんできて、季節や雰囲気まで感じることができる。
五十崎百畳凧、三津の渡し、ダイヤモンドクロス、西条うちぬきの水、北条の大しめ縄、ひぎりやき、などの様々な現場の物音が楽しめるシリーズとなっており、中でも私の心に最も響い

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「持久自足」でコツコツ努力

「持久自足」でコツコツ努力

2021.1.7 掲載
宇和島市 中村健一(49)

気が付けば年男。4回目の丑年を迎えた牡牛座の私は、闘牛の町である宇和島で牛鬼の魔除けに守られながら暮らしている。
牛は私にとって掛け替えのない存在なのかもしれない。
インターネットで丑年について色々と調べてみると、丑年の人は忍耐強い一面を持っており、日々コツコツと頑張るタイプなので芽が出るのはやや遅めではあるが、その努力が実を結んだ後は成功しや

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K先生

K先生

2021.3.24 掲載
宇和島市 中村健一(49)

35年前の春、私が卒業した小学校では、デザイン制作されたカラー印刷の卒業アルバムを作ってもらえなかった。
卒業生が少なかったので、発注に必要な最低ロット数が足りなかったのだろう。
ならば、「大きな学校に負けない卒業アルバムを自分たちで作ってみないか?」と、担任のK先生からの異例の提案があった。
この提案に私たち卒業生は、「これだ!」と、一致団

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【無欲なヒーロー】
びわ湖毎日マラソンで大記録を樹立した鈴木健吾選手に1億円の報奨金がないことに同情の声が相次いでいるが、本人はパリ五輪出場を目指して気持ちを切り替えている。
無欲なヒーローの人柄は「まじめえひめ」の誇りだ。
(なかけん)
2021.4.10 掲載

【リモートに憧れて】
誕生日を県外で暮らしている長女にも祝ってもらおうと、家族にリモート誕生会を提案してみたが脚下された。
楽しむイメージができないようだ。
そんな我が家はテレビ番組のリモートコントで大爆笑している。
(なかけん)
2020.7.20 掲載

【生活習慣病予備群】
外出自粛で運動不足となり体型に変化を感じはじめているのは私だけではないだろう。
このままではコロナ太りによる生活習慣病予備群が急増してしまうのでは?
とか言いながらも居酒屋のテイクアウトで晩酌を楽しんでいる。
(なかけん)
2020.5.16 掲載