扉への道

泉明 香鈴(せんめい かりん)と申します。香り善き、鈴音 を拠り所にリラックスを。「今…

扉への道

泉明 香鈴(せんめい かりん)と申します。香り善き、鈴音 を拠り所にリラックスを。「今」 を見つめ「ここ」に住まう。

最近の記事

幻想は思考の産物

この世が幻想であることを証明することはナンセンスかもしれませんが、証明できると言われれば可能です。 至極簡単な例を挙げると、見えないもの以外は思考の妄想にすぎず、それがまさに幻想です。 例えば、壁の向こうにAくんがいるとしましょう。そのAくんが何をしているかは、見るまでは分かりません。踊っているのか、座っているのか、立っているのか、歩いているのか、または歌っているのかもしれません。しかし、本当にAくんがいるのかすら確定していないのに、その存在を断言するのは少し無理があると

    • この世のシステムはひとつ

      宇宙、惑星、ブラックホール、銀河、量子力学など、私たちには想像や理解を超えた世界が広がっています。そんな世界を解明しようと努力している学者の皆さんが存在し、私も動画やネットでその知識を深めるために探求しています。 しかし、この外世界は壮大で驚くべき不思議な存在です。そのすべては幻想的であり、私たちの理解を超えるものです。これを踏まえても、私たちは実際に小さくて弱い存在であることを思い知らされます。 それでもなお、私たちは神に似せて創られ、自我を持って生まれてきたのでしょう

      • マントラは言霊、伝わる言葉で唱えましょう

        瞑想の中でマントラを唱えることや言霊の力について、私も信じていました。しかし、精神世界を体験するうちに、現実を創り出すのは思考であり、思い続けることの重要性を感じました。言葉や文章は、この世で生活している私たちにとって重要な伝達ツールですが、思っていることが必ずしも他人に伝わるかは疑問でした。 そこで、この世に存在しているのならば、もっと言葉に力を持たせようと決めました。気がついた時に唱えることを習慣づけました。 「私はお金持ちだ」 「私は幸せだ」 「私はみんなに感謝

        • ズレている

          過去の後悔や未来の不安、現在のストレス――頭の中では、これらの思考が目まぐるしく回り、私たちを包み込んでしまうことがあります。不安や恐れが膨れ上がり、私たちは幻想の中に囚われ、見えない鎖によって自由を奪われているのです。 しかし、実は思考を観察することでその仕組みが分かってきます。私たちは一度にひとつのことしか考えることができません。そして、目を開けると、その幻想に基づいた現実が広がっているのです。 だからこそ、「いまここ」に意識を向け、「今ここ」を思考し、行動することが

        幻想は思考の産物

          悩める"でもちゃん"と本当の自分との会話

          ▽私は、どうすれば良いのですか? *私はあなたです―――――――もう、答えは出ていると思いますよ。 ▽でも、それが本当に正しい道なのか、迷ってしまっているんです。 *迷うことは自然なことです。自分自身と向き合い、心の声に耳を傾けることが大切です。 ▽でも、どうすれば心の声を聞き取れるのでしょうか? *静かな場所で自分と向き合う時間を作りましょう。瞑想や深呼吸を通じて心を落ち着かせ、内なる声に集中してみてください。 ▽でも、それだけでは具体的な答えが出ない気がして.

          悩める"でもちゃん"と本当の自分との会話

          詰まりが取れるってこう言う事

          ひろしという名の会社員は、毎日同じような日常にうんざりしていました。彼の仕事はつまらなく、上司からは叱責を受け、同僚たちからは冷たい視線を浴びせられるばかりです。後輩たちからは軽蔑され、彼の存在は何の価値も持っていないと感じられました。 ある日、ひろしは自分の人生について深く考えるようになりました。このままではいけないと思いつつも、何をすれば良いのか分かりませんでした。彼は部屋に帰り、窓の外を眺めながら心の中でため息をつきました。 「ねぇ、君。このままじゃつまらないと思っ

          詰まりが取れるってこう言う事

          あいにいきます

          この世にはさまざまな形の愛が存在し、感情に応じて使い分けられていますが、本当の愛とは何でしょうか? なぜ私たちは愛し合い、そして愛が薄れて憎しみに変わることがあるのでしょうか? 今回のテーマは「愛」ですので、堅苦しさを避けつつも、「愛」について書いていきたいと思います。ご一緒にお付き合いください。 まず、この世の愛の形は多岐にわたります。好きになることから始まり、恋に落ちて愛に至るまで、その過程は心がキュンキュンと躍るものです。 片思い、初恋、下心丸出しの愛、相思相愛

          あいにいきます

          幸せ。

          人々の人生は、それぞれの宇宙であり、個々の存在として独自の経験や気づき、学びを通じて成り立っています。 他人が良いアドバイスをしても、それを実行し行動するのは自分自身です。他人の言葉は一つの方法であり、自己の決定と行動が重要です。私たちは自分自身が自分の宇宙を作り上げていることを忘れてはなりません。 宇宙の最後の答えと同様に、人々の解釈も異なるものです。私たちの個々の宇宙が解釈を通じて変化していくのは当然のことです。しかし、自分の宇宙を広げることは、私たちにとって善いこと

          四苦八苦

          四苦八苦は、人間の心や意識のあり方に関連しています。それぞれの苦しみや困難は、私たちの心の状態や思考パターン、欲望や執着、そして人間関係などの要素によって引き起こされます。 四苦は、生まれること、老いること、病気や苦痛を経験すること、そして死別や自己の死についての苦しみを指します。これらは、人間の生命の流れや物質的な存在によって避けられないものです。 一方、八苦は、愛する人との別れや孤独感、欲求不満、怒りや嫉妬、困難な人間関係、物質的な欲望の追求による苦しみ、身体や心の苦

          になるもの

          私たちは現在、不安や心配、混乱が蔓延する世界に置かれています。外の世界は先行き不透明であり、光が見えないかのように感じられるかもしれません。しかし、私たちが忘れてはならないことがあります。「大丈夫です」と軽々しく言えないかもしれませんが、私は断言いたします。大丈夫です。 私たちが存在できる場所は「いまここ」、そして存在できる時は「今ここ」に限られています。過去や未来に心を奪われるのは、恐れや不安、恐怖心から生じる自我の作用です。しかしその自我も、あなたそのものなのです。自我

          になるもの

          瞑想の応用

          私たちはストレスや感情、そして、未だコロナの影響により、不安や恐れ、苛立ちという負の感情に包まれています。このような状況の中で、私たち自身について再び問いかける機会が訪れたと感じています。 しかし、今回は通常の方法とは異なるアプローチを取ってみましょう。 私たちは盲目的に囚われることなく、瞑想や睡眠を通じて内なる世界につながり、エネルギーを得ることができます。しかし、現実世界が不安定な状態であれば、そのエネルギーもすぐに消耗してしまいます。 不安や恐れ、苛立ちは私たちの

          瞑想の応用

          黒龍

          ある日、私は強い衝動を感じ、神社に行くことを決めました。何か特別なものに導かれているような感覚があり、私の心は龍神との邂逅を求めていました。地元にある稲葉神社は、金華山から流れる特別なエネルギーを受け取っていると言われており、私はその力を感じることができるのではないかと思い向うことに、、、 稲葉神社に足を踏み入れると、神社全体に黒龍の存在を感じました。まるで黒龍自身が私に会いたがっているかのようでした。私はその誘いに心を動かされ、鳥居をくぐりました。 これまで私はただ本堂

          私たちが高度な自我と思考を持っている理由

          私たちが高度な自我と思考を持っている理由について考えてみましょう。 まず、思考とは何でしょうか?自我とは何でしょうか? 私たちが誕生して最初に感じるのは、「他人とは別物である」という「苦」です。この「苦」に対応するために、私たちは思考という道具を与えられます。 しかし、私たちは思考をシンプルに使い、必要な時に活用するべきです。しかし、余計なことまで考え込んで自我を増やしてしまいがちです。それが「私だ」と言っている状態です。 このような状態は機能不全です。本来の私たちは

          有料
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          私たちが高度な自我と思考を持っている理由

          エンジェルナンバー

          皆さん、エンジェルナンバーについてご存知ですか? 私たちの周りには、数字が言霊のような意味と力を持って存在しています。時折、私たちは無意識のうちに特定の数字に目を留めることがあります。それは、エンジェルナンバーと呼ばれるものかもしれません。 エンジェルナンバーは、天使や宇宙の存在から私たちに送られるメッセージを伝えるための特別な数字の組み合わせです。これらの数字には、私たちが直面している状況や未来の展望を示す意味が込められていると考えられています。 例えば、日常生活の中

          エンジェルナンバー

          いまここ

          未来がどうなるかは分かりません。なぜなら、私たちはまだそれを教えられていないからです。 しかし、私たちは過去の経験を知っています。なぜなら、私たちはそれを実際に経験したからです。 未来に不安を感じたり、過去に後悔を抱いたりするかもしれません。 しかし、私たちが生きているのは「今」なのです。 今この瞬間、私たちは息をしています。生命を感じています。 生きることができるのは「今」だけなのです。 この瞬間を大切にしましょう。心を込めて生きましょう。 未来の不安や過去の

          自由。

          ほとんどの人は自分自身のことしか考えず、他人に対してはほとんど無関心です。それにもかかわらず、少しでも人間関係がからむと、自分の基準を押し付けようとするものです。 誰もがそうです。私も例外ではありません。 押し付ければ押し付けるほど、反発も大きくなることに気づく必要があります。そして、その点に気付くことで、自分が「ありのままでOK」と理解するのです。 また、私たちは全ての人に対して平等な機会が与えられていることをしっかりと理解しなければなりません。 その機会さえも放棄し