見出し画像

幻想は思考の産物

この世が幻想であることを証明することはナンセンスかもしれませんが、証明できると言われれば可能です。


至極簡単な例を挙げると、見えないもの以外は思考の妄想にすぎず、それがまさに幻想です。


例えば、壁の向こうにAくんがいるとしましょう。そのAくんが何をしているかは、見るまでは分かりません。踊っているのか、座っているのか、立っているのか、歩いているのか、または歌っているのかもしれません。しかし、本当にAくんがいるのかすら確定していないのに、その存在を断言するのは少し無理があると思いませんか?


全ては思考が作り上げている幻想にすぎないのです。私たちは自分が体験している「今ここ」でしか認識することができません。そのため、人それぞれにこの世界は異なるのです。


異なる世界が干渉し合っているため、他人の世界をコントロールできてしまうこともあります。これは、重なり合っているから生じる症状です。干渉の度合いが濃ければ、コントロール力も強くなり、他者と一体化してしまうこともあります。これが俗に言う「洗脳」ですので、とても、注意し警戒しなければいけません。


幻想だからこそ、可能性に満ち溢れたこの世界を大いに楽しむことが重要であり、大いなる存在に触れることができるのです。


私は、皆様が常に「いま」に在ることを心から願っています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?