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変わって欲しい人がいる時に、あなたができる唯一の事

こんにちは、にんにんです。
あなたには、身近に変わって欲しい人がいますか?

わたしは仕事で、たくさんの人の悩みを聞く機会が
多いのですが、話を聞いていると
身近な人(パートナーや親、職場の人など)への
不満が多く聞かれます。

  • 彼が育児を手伝ってくれないんです…

  • 親が支配的で、やることなすこと口を出してきます…

  • 上司が高圧的で怖いんです…

などなど。

心理学者のアルフレッド・アドラーも、
「この世の全ての悩みは対人関係の悩みだ」と言って
いるように、この社会で生きる限り、対人関係の悩みは
切り離せません。

対人関係の悩みを抱えた時に、まず考えるのは
「相手をどう変えるか」
「どうしたら変わってくれるか」
だと思います。

このお悩みにどう向き合えばいいか、
お話ししていきますね♪


どうやって他人を変えれば良いか

結論から言いますが、他人を変えることはできません。

残念ながら、
あなたが相手にカウンセリングを受けてもらおうが、
駆け引きをしようが、
他の人から相手を責めてもらおうが、
相手を変えることはできません。

なぜかというと、
他人の性質を変える、というのはあなたの問題では
ないからです。

自分がどう考えてどう行動するかは、いつでも
自分次第ですよね。

そう考えると、相手がどうするかも相手次第なので、
わたし達は関わることはできません。

(え、じゃあ…ゲームオーバー?)
(相手との関係を断ち切るしかない?)

と、焦ってしまいそうなところですが、大丈夫!
解決策はあります。(^-^)v

相手を変えたくなる理由

まず、相手に変わって欲しいのはなぜでしょうか?
考えてみましょう。

(シンキングタイム)
〜♪



(シンキングタイム終了)

ズバリ、相手に変わって欲しい理由は、
「相手が変わればあなたにとって得があるから」
だと思います。

◉彼に家事をして欲しい
→自分ばかりが家事負担が大きい状況から、お互いで分担して楽にしていきたい

◉親に自分の意見を肯定して欲しい
→上から押さえつけるのではなく、自分のことを優しく認めて欲しい

◉上司が優しく話を聞いてくれるようになってほしい
→怖い思いをせず、気持ちよく仕事がしたい

このように、相手を変えたいと言う願望は、
自分にとって良い状況を作り出すことが目的ですね。

ですが、先ほどもお伝えしたように
相手を変えることはできません。

さらに、相手を変えようとすると、相手はそれを
察知し、よりあなたにとって良くない方向に悪化する
可能性があります。

想像してみてほしいのですが、あなたが
親やパートナーから
「(あなたの意思を無視して)〇〇してみて!」
「あなたのここが嫌だから、直して!」と
言われたらどうでしょう?

(いやこっちをコントロールしようとするな!)と
反発心が湧いて、より相手に対する嫌な感情が
増えるかと思います。

あなたがもし相手を変えようとしたら、相手も全く
同じ反応をすることになり、お互いにとって
いいことがないんですね。

と、言うわけで、
相手を変えられなければ、後は自分が変わるしか
ありません。

というか、自分しか変えられないんです!

具体的な方法をお伝えしますので、騙されたと
思って一度実践してみてください♪

相手を変えたい時にできること

⭐︎相手のいいところをみつける

シンプルな方法ですが、相手の嫌な部分ではなく
いい部分に焦点を当てる方法です。

人間は、自分が焦点を当てるところが大きく
見えるものです。

「ここが嫌だ」「また〇〇された、ムカつく」など
嫌な部分に焦点を当てれば当てるほど
相手の嫌な部分が際立ち、次々と嫌なことが起こります。

さらに、嫌な部分ばかり注目していると、
相手からまだ何もされていない時でも
「また〇〇されるかも」と言うように、嫌な状況を
予期してしまうこともあると思います。

その心配や不安が、引き寄せたくない現実を
引き寄せてしまう。という悪循環になります。

断ち切るためには、相手のいいところに焦点を
当てるしかありません。

どんな人間でも、いいところは必ずあります。

本当にしょーもないことでも良いので、
どんな良いところがあるか、捻り出してください。
例:たまにお菓子をくれる、よく見ると目が可愛い等

その捻り出した部分に焦点を当て、「まあこの人は
こう言ういい部分もあるしな〜」と思うように
してみましょう。

それをやるうちに、人間の脳は不思議なもので
今まで嫌でたまらなかったところが少しずつ
気にならなくなってきます。

それに伴い、相手のことを考える時間も減り、
なぜか相手から嫌なことをされる回数も減ります。

このワークをやっていると、
相手を自分の望むように変えたがっていた頃よりも
よっぽど相手と接しやすくなっているはずです。

最後に

いかがでしたか?

実際わたしも、パートナーや親、職場の先輩に対して
「〇〇してくれたらいいのに」「こうなってくれたら
わたしは幸せになれるのに」とモヤモヤしていた
時期もありました。

その時期は、何だかいつも疲れていて不機嫌でした。
ただ、この考え方を試してからは、相手のことを
いい意味で諦められた気がします。

そもそも自分がどうにもできない事を考えている
時間は無駄だし、それならこちらの考え方を変える方が
よっぽど効率的だと感じました。

不思議なことですが、相手を変えようとせず自分に
注目するようになると、相手の嫌なところって
本当に見えなくなるんですね。

それ以上に、「〇〇もしてくれた」というように
してくれたことや良いことに注目でき、
気持ちよく日々を過ごせるようになりました。

「相手から〇〇されるから自分は不幸だ」という
思考回路は、いつまで経っても被害者思考で受け身で、自分自身が力のない存在になってしまいます。

そうではなくて、

  • 相手をどう捉えるか

  • 相手にどう接するか

という〈自分が変えられるもの〉に焦点を当てること。すると、あなたが大切にすることは、

  • 自分がどう感じるか

  • 自分がどうしていきたいか

  • 自分がどう言う自分でありたいか

というシンプルなものになります。

人生って、本当に自分次第です。
あなたがどうしたいか、どう在りたいか
という問題しかありません。

そこに気づけると、無駄なモヤモヤを抱えて
相手と離れている間もぐるぐる考えたり、
苦しくなる時間が本当に減るんです。

最初は誰でも難しいです。
何で自分が我慢しないといけないんだ!と思ったり
イライラで体が震えることもあるかもしれません。

でも、コツを掴めば本当に人生をシンプルに
生きることができるし、自分自身に力が宿るのを
感じるはずです。

ちなみに、自分の視点が変わることで相手の
言動の受け止め方が変わり、接し方が変わります。
その流れで、今まで何しても変わらなかったはずの
相手が変わっていくことも多々ありますよ。

相手を変えようとするよりよっぽど得られるものが
多いので、最初は実験のような気持ちで
試してみてはいかがでしょうか。

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今日はここまで!ではでは👋

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