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水産後進国"日本"〜魚が消える日は近い〜

3時間釣りしてなにも釣れなかった・・・

どうも、釣り・山阿呆の大学生です🎣🏔

 四方を海に囲まれていて古くから水産物を食べることに親しまれてきた日本🇯🇵。

 しかし、その水産業は現在多くの批判を集めています。

 そして、このままでは日本から魚が激減し、スーパーの魚はどれも手の届きにくいものになってしまうかもしれません❗️

 持続可能な社会を目指している世の中で時代に逆行している漁業。

 今日は日本漁業の問題点について書こうと思います。

・海外の漁業〜TACとIQ方式〜
 海外では多くの漁業資源にTACというものが定められています。

 TACとは取っていい魚の量のことです。

 もしも、毎年根こそぎとっていたらいつか魚は消えますよね。

 TACではこれを防ぎ、魚をとっても次の年には回復する量を設定しています。

 そしてそのTACに従い、IQ方式というものが設定されます。

 IQ方式は漁業者ごとに取っていい魚の量を割り当てて、それ以上の漁獲は禁止することです。

 誰かが根こそぎとってしまうことを防ぎます。

・日本の漁業〜オリンピック方式〜
 先進国と言われる国々のほとんどがIQ方式の漁業を行なっています。

 しかし、日本ではほとんどの魚種がオリンピック方式という形で漁獲されています。

 オリンピック方式とは漁業者が制限なく魚をとることです。

 これはとればとるだけ売ることが可能なため"一時的"には大きな儲けになります。

 しかし、資源が枯渇してしまいいつか魚が消えます。

 資源の枯渇が見え始めているのが現在の日本の状態です。

 

TAC = 総漁獲可能量

IQ方式 = 漁業者ごとの漁獲可能量

オリンピック方式 = 早い者勝ちで取り放題

・現在の日本の状態
 日本にもTACが指定されている魚はいます。マグロやサバなど計7魚種が指定されています。

 ですがアメリカでは約500種、同じ島国のニュージーランドでは約100種が設定されています。

 ノルウェーやフィンランドでは壊滅的だったニシンやタラの漁獲量がTAC設定後に改善されています。

 日本では最近だとウナギやサンマの激減がニュースでよく取り上げられています。

 このままの漁業ではダメです。

 もしも、この記事に同意して頂ける漁業者の方がいたらコメント欲しいです。

 もちろん漁業者でない方のコメントもお待ちしています^ ^

 質問等ございましたら何でも聞いてください!!

 では、また次回もお楽しみに🤲

#漁業 #魚 #日本 #資源 #未来 #持続可能な社会 #TAC #IQ方式 #オリンピック方式 #海 #川 #自然 #自然保護 #熟成下書き

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