映画「死刑にいたる病」 映画は2パターンある
映画「死刑にいたる病」を観てきました。
ひとり映画館が好きで毎月気になる映画を観に行きます。
ひとり○○は平気で物理的な友達が少ないのはもちろん前提なのですが、自分の中で会話しているのが好きなので、ショッピングや焼肉、カラオケなどほとんど単独行動です。
「この肉は塩のがいいな」とか「あ、あの服いい」とかもう一人の自分と会話しているので、全く寂しくはないです。
月1ひとり映画は普段人が少ない平日を狙っているのですが、今回は土曜日のレイトショーで行ったので、カップルばかりの中に一人だけ。しかもコロナ禍で前後左右空間を空けて座っているので、まるで私を避けみんなが座っていくようでした。
頼むから「あの人ひとりで来てるよ」って目で見つめないでくれ。
いや、自意識過剰だ。今着てるゴールデンカムイのTシャツを見ているだけだ。
ともう1人の私と話していました。
「死刑にいたる病」の内容↓↓
(予告レベルで紹介するのでネタバレではありません)
映画って(まぁ小説もですけど)2パターンあると思うんです。
設定にこだわり淡々と出来事を追う作品と、ひとりの感情を追う作品。
前者は「ワイルドスピード」「セブン」「ターミネータ」とか
後者は「ジョーカー」「アメリ」とか
配布図にすると両方兼ねている作品もたくさんありますが、私の好みはひとりの感情に加担しまくっている作品が好きです。
好きな映画は「ジョーカー」なのですが、内容としては主人公アーサーが殺人を起こした(かも)ってだけで大きな設定があるわけではない。
後者のパターンの映画の面白さは、主人公から見ている出来事は完全なる主観で、実際に相手が言っていない、やってない事でもそう勝手に捉えている。メタ認知が全くできていない。
そんな作品が大好きです。
設定に振り切るのなら「ハリーポッター」など映像に力を入れている作品が好きです。
その点でいうと、「死刑にいたる病」は設定や伏線はあったものの感情に迫り切れていないので私の好みではありませんでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?