慢性腎不全は治らない病気ではなくなった
腎臓は血液から老廃物を取り除く役割をしていますが、その機能が働かなくなり、血液に毒素が蓄積される病気が慢性腎不全です。ぐったりとして元気がなくなり、食欲も落ちます。
薄い尿を大量にするので、体は脱水し、水をたくさん飲むようになります。毎日のように点滴をして脱水を防ぎ、食事療法などで悪化させないようにすることが今までの治療でした。
しかし、幹細胞を投与すると、それまで多飲多尿だった犬でも、水を飲む量が減り、尿にも色がつき始めます。すぐに腎臓の検査数値が改善されるわけではない