犬猫の口内炎に朗報

従来、口内炎の治療法は歯石除去と抗生剤しかありませんでした。しかし、抗生剤の働きは菌を殺すことです。

投与している期間はなんとか効きますが、投与をやめるとまた再発します。再び投与を始めても、別の菌種が台頭して、別の抗生剤を投与しなければなりません。

そのいたちごっこを何回も行っているうちに、とんでもなく強い菌が台頭してくることがあるのです。

また、抗生剤が全身に回ると、腸内フローラを殺したり腸内環境を荒らしたり、免疫力を落とすという結果も招きます。自然に沿った治療とは言いがたいものだったのです。

そこへ朗報が舞い込んできました。動物の口内炎に幹細胞が効くという論文が米国から発表されたのです。幹細胞は炎症を抑え、免疫力を高め、荒れた歯肉を再構築するというのです。

ただし、こびり付いた歯石がある場合は、一度麻酔をかけて除去を行ってから幹細胞の投与を考えるほうが適切だと思われます。


岸上義弘 著書 『獣医の手術は間違いだらけ -犬の「自然治癒力」を生かす治療-』より



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