慢性腎不全は治らない病気ではなくなった

腎臓は血液から老廃物を取り除く役割をしていますが、その機能が働かなくなり、血液に毒素が蓄積される病気が慢性腎不全です。ぐったりとして元気がなくなり、食欲も落ちます。

薄い尿を大量にするので、体は脱水し、水をたくさん飲むようになります。毎日のように点滴をして脱水を防ぎ、食事療法などで悪化させないようにすることが今までの治療でした。

しかし、幹細胞を投与すると、それまで多飲多尿だった犬でも、水を飲む量が減り、尿にも色がつき始めます。すぐに腎臓の検査数値が改善されるわけではないので、飼い主としては焦る気持ちもあるようなのですが、3回幹細胞を投与したあたりから、顔つきが変わってきますし、食欲や元気が出てくるという症例も経験しています。


西洋医学では検査数値で正常値に向かっていなければ「改善している」とはいえない、という考え方をします。しかし、数字は後からついてくるものです。一番大切なことは患者の体が楽になり、QOL(quality of life : 生活の質)が上がること。

検査数値にばかり気をとられると、結局は「降圧剤」「血液の抗凝固剤」「脱水の補正」といった対症療法の薬に頼らなくてはいけなくなってしまいます。

腎不全は猫にも多い病気です。もちろん、猫でも幹細胞投与の治療は有効です。実際に腎不全から元気になった症例もあります。他家幹細胞ですから、麻酔は不要なのです。


岸上義弘 著書 『獣医の手術は間違いだらけ -犬の「自然治癒力」を生かす治療-』より



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