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【企画を通す魔法の呪文】ななへそなす【2020/06/10】

はじめまして。

プロジェクト・ボーダーレスワールドの佐々木廉です。

広告業において、面白い企画の提案は必須ですよね。

最近出会った本に企画を通す魔法の呪文「ななへそなす」が記されていたので、皆さんにも伝授しようと思います。

まず、はじめに記号だけで紹介しますのでこれだけでも覚えてください。

「!?」→「?」→「!」「!」「!」→「!!」

では解説に移ります。


1.な「なになに!?」

これは企画の「つかみ」です。

具体例をあげると「羽根のない扇風機」です。

扇風機なのに羽根がないの?なになに?ってなりますよね。それでいて、初耳でも絵が浮かびやすい。

既存のものの組み合わせであることが初耳でも絵が浮かぶ絶対条件です。

ここで大切なのは「空白」です。

聞いた人に想像の余地があることが大事です。


2.な「なぜ?」

企画の目的と意義です。

なになに!?の後、人はすぐに謎解きを始めています。人は長時間の空白に耐えられないのです。

そこでなんで必要なのか解説していきます。

羽根によるケガの防止、掃除が簡単、細くて収納しやすい、などにーずがあることがわかります。

この「なんのために」が最も重要です。なんとなく面白そうだから、というような企画は目的という土台がないからもろいのです。


3.へ、そ、な「へえ!」「そう!」「なるほど!」

企画の核心に迫ります。

企画内容の説明ですね、向けられる疑問を想定し、それらを納得へと導きます。

羽根のない扇風機でいえば、

「羽根がなくても気流を生み出す仕組み」

「電気代が1/10」

「モーターがないため軽い」

などです。しかも、3つがベスト。多くても少なくても駄目なのです。


4.す「スッキリ!!」

納得してもらえたら、あとは念押しするだけ。

だからこそ、「羽根のない扇風機」なんです、と。

余計なことは言わずに念押すだけです。


5.まとめます

お分かりいただけたように、大切なのは「わかりやすさ」です。

シンプルであればあるほどわかりやすいのです。

そして、短いほど強力に言いたいことが伝わります。

大学の論文など、短いことが悪いかのように教育され、だらだら長く書く癖がついてしまっている方が多いと思いますが、それじゃ伝わらない。

要点をはっきり伝え、後の余白を相手自身に想像させることが企画を通す魔法です。

相手自身が想像して答えを出す、それは相手からすれば「自分が思いついた自分のアイデア」になりますよね。

どこか心に「ななへそなす」をとめておいてください。

いつかこれを読んだあなたの助けになる日が来ることを願います。


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