【本とわたし】 7月の読書記録
ブックダムのミッション(世の中に与える価値)
「本」を通してプラスのエネルギーを循環させ続ける
ここで言う「本」というのは、自社に関わる本だけではありません。本には様々な可能性が秘められています。
だからこそ、私が選んで読んだ本のなかで、思ったこと・感じたこと・考えたことをお伝えして、本を手に取るきっかけを、読んでみようかなという気持ちを、これを読んでいるあなたへ与えることが出来たら嬉しく思います。
それでは、7月に読んだ本の記録です。
どうぞお付き合いください。
▼つくることばいきることば 永井一正
永井一正さんをご存知でしょうか。ご存知でない!とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・きっと、永井さんのデザインされたロゴ、ポスターデザインなどを見たことがあると思います。しかも毎日目にしているなんて人もいるかもしれません。永井さんは、日本を代表するグラフィックデザイナーです。
永井さんの“銅版画作品”と“生きた言葉”を集めた本。その作品はじっくりと見入ってしまうほど・・・ほんとうに美しいです。
添えられている、命の言葉もとても良くて。おすすめです。
▼それでも食べて生きてゆく東京の台所 大平一枝
22人の喪失と再生の物語。
大きな喪失を経て、再び自分の足で歩き出した人の言葉は、胸の深いところに届いてゆく。
このとき、まだ読了していなかったけど、想い溢れて一気に書き綴った記事。多くの人に目に留めていただき、また読んでいただきました。ありがとうございました。
大平さんの観察眼を通して見つめる、それぞれの物語。それは読み手へ“ひとつの希望”を与えてくれる。ピンと来た方はぜひ!
▼きれいな色とことば おーなり由子
7月、とある悲しいニュースに心苦しくなっていて、他にもいろんなことが小さく積もっていった・・・。心が疲れているときに、そこから距離をおきたくて、無性に本を読みたくなる。
今はこの本でしょ!というタイミングでhontoアプリの「再入荷のお知らせ」届く。おーなり由子さんの言葉が沁みたし、イラストもほんとうに素敵!
たがやす・・・
たがやす・・・
本を読むのも、泣いているのも、
耕すためだったのかも。
▼星の王子さま サン=テグジュペリ
そう、繋がっているって、私もそう思う。
大変有名は本だけれど、
まだ読んだことないって人いたら、ぜひ。
▼キッチン 吉本ばなな
私なりの死生観を掴み取りたい。だからこそ、物語の受け止め方が、昔とは大きく変わっている。ずっとずっと深く入ってくる。ばななさんが表現する言葉が、文章があまりにも素敵でうっとりする。
▼地上に星座をつくる 石川直樹
旅を続けるのは、自分の身体で世界を知りたいから。いまそこにだけ輝く一瞬を追い求め、歩いて、撮って、繋げた7年間の軌跡。
写真家であり冒険家である石川直樹さんのエッセイ。
毎晩わたしも石川さんと旅に出た。その景色を頭のなかで想像した。
その世界に浸った。そのときだけは、仕事も家庭のことも忘れている。
私は星空を見るのが好きだから、素晴らしい夜空を見上げてる石川さんを想像して、私も目と心を輝かせた。
今日もありがとうございました!
夏らしく暑い日々ですね。
8月も読書を楽しみましょう!