マガジンのカバー画像

広報部〜同じ月を見上げて〜

83
本を読んで、日記を書いて、思いを巡らせている。言葉にならない思いを抱きしめている。日記は10年以上。書くことが好きです。コメント嬉しいです。フォローお気軽にどうぞ。
運営しているクリエイター

#本好きな人と繋がりたい

【本とわたし】1月の読書記録

『運が良いとか悪いとか言う前に、運は天から降ってくるものではなく、自分自身が運ぶものであると認識する。』 偶然に見かけた記事の言葉に、目が留まった。 運は自分自身で運んでくるもの。私もそう思います、、と心の中でつぶやいた。もっと言うと『そう思えるようになりました』という方が正確な表現かもしれない。 運は、私自身のこの手に委ねられている。本質を見ようとするならば、それは自分自身の心=人格にあるということ。  一月も振り返ってみると、心豊かな一ヶ月だったと思う。それはけして

【本とわたし】 素直なことばで、本当のことだけを語りたい。

 先日東京に雪が降った翌日。その日もともと親子でデイキャンプに参加予定で、思いがけない空からのギフトに私たち親子も、参加した皆さんも大喜びでした。  見上げれば、冷たく澄み切った青空。鼻に入る空気の冷たさ。吐く息の白さ。目に映る一面の雪景色。太陽に照らされた森は、きらきらと輝いて眩しい。それはそれは美しかったです。  1月に入ってからnoteを綴ろうと思っても、何を思いを気持ちを書けばよいのか迷ってしまいずっと手が止まってしまいました。これまでも手が止まることは何度もありま

【本が読めなくなった】 11月の読書記録と記憶。

   本が読めなくなった。悲しいとき、苦しいとき、本が読めなくなる。だから今は、そっと積んでおくことにする。  自分の日記が精一杯で、誰かに宛てた文章も書けなくなった。心が萎える日々。崩れ落ちそうな自分の精神状態を正しく保つことで精一杯だった。毎日『自分がどう在るか』が常に問われ続けていたように思う。身体と心に与えるもの、目に見えるもの・目に見えないものも含めて、ひとつひとつに意識を向け与え続けた。眠れない日もあり、一睡もできずに翌朝を迎える日もあった。それでも朝が来ると、太

【本とわたし】 9月の読書記録

 10月に入りました。やっと朝晩涼しさを感じるようになり、過ごしやすい季節がやってきました。9月末はちょっとバタバタしていたので、10月のはじまりは疲労感を抱えていました。そういう自分自身の小さな『身体』とささいな『心の変化』にはわりと敏感になり大事にしていて。ふとした時に、疲労が蓄積されていて、なんかしんどい(涙)・・・なんてことにならないように。自分自身の変化に敏感になっています。    1日の夕方は、銭湯とサウナへ行ってリフレッシュしました。10分のサウナ瞑想×3回。汗

【本とわたし】 8月の読書記録

 9月に入りましたね。本当に月日の流れはあっという間。毎月月末に1ヶ月の振り返りをしているんだけど、「今月何があったかな〜」と、思い出そうとしても、意外と思い出せないのよね。  書いた日記をぺらぺらめくって、あぁこんな1ヶ月だったね・・・と思い返す。今月あった「最も嬉しかったこと」を書いていく。 8月は「家族でお墓参りできたこと」や、うちの父が望んでいる「みんな集まって会食したい」の夢を今年も叶えられたし満足。 じつは数年前に父に、「死ぬまでに何か叶えたいことある?」と

【本とわたし】 7月の読書記録

ブックダムのミッション(世の中に与える価値) 「本」を通してプラスのエネルギーを循環させ続ける ここで言う「本」というのは、自社に関わる本だけではありません。本には様々な可能性が秘められています。 だからこそ、私が選んで読んだ本のなかで、思ったこと・感じたこと・考えたことをお伝えして、本を手に取るきっかけを、読んでみようかなという気持ちを、これを読んでいるあなたへ与えることが出来たら嬉しく思います。 それでは、7月に読んだ本の記録です。 どうぞお付き合いください。 ▼つ

【広報日記】 食べる、読む、寝る

 今年はまた一段と暑さが厳しいですね。いかがお過ごしですか。  あまりの暑さと日差しが眩しいせいもあるでしょうが、とくに怒ってもいないのに、“しかめっ面”しながら歩いてしまいがち。こう暑いと、ついつい無意識に眉間に皺が入ってしまいますね。爽やか・涼しい表情を意識したい、そんなことを思う日々です。 ▼感・観・勘 その人は、3つの「かん」を大事にしなさい、と仰った。 漢字でどう書くのですか?と質問したら、書いてくださった。 ほお、なるほど。 3つの「かん」どれも大事ですね。

【本とわたし】 読書会を終えて思ったこと

 読書ってある角度から見ると、個人の体験というか、個人的な時間が流れてる。読んで何を感じるのかも自由であり、読者である私たちに委ねられているとさえ思っている。だからきっと、著者の意図しないことを読者が感じることがあるんだろうと思う。それは自然なこと。  読んだ本のことを誰かに話すのは、ときに自分の心のなかを晒け出すようなこと。読書会を開催していて思うのは、その本をおすすめしたいわけではなく、読んで!と言いたいわけでもなく。まぁでもちょっとはオススメしたい気持ちもあるけれど。

【本とわたし】 6月の読書記録 

 7月の入りましたね。夕方18時でも空が明るく、夏風が心地よく感じる季節。早めにお風呂に入って、ベランダに置いている椅子に座って、火照った身体を休める。風が気持ちよく、流れる雲を眺めながら、ぼーーっとするのが好きです。 6月も、いろんな感情や気づきがありました。 買ったアイスが美味しくてうれしかったこと 私の話をじっくり聞いてもらえたこと 怖くなったときに、ちゃんと「怖い」と言えたこと 亡くなった人を思いだし泣いた夜のこと 悲しみはひとりで味わうもの「孤独」と気づ

【本とわたし】 そのひとの日常を読みたい。

過去でもなく未来でもなく、 いま、ここに、生きること 今どんなことを感じていたり 今どんなことを考えたりしているのか いつも言葉にしていたい 自分の日記帳以外に noteもそんな場所のひとつ ▼そのひとの日常を読みたい誰かの日記を読むのが好き その人の日常を読みたい 自分とは違う日常の暮らし そのひとの言葉 そのひとの生き方 私とその人 人生が重ならなかったけど 会うことはなかったけれど noteだから会うことができたのかも そういう偶然の出会いも 楽しみたい

【本とわたし】 ただそれについて知り、考え、自分のことばで話したい。

 週末に読んだ「本屋、ひらく」は、本屋を開いている人たちのお話。良い話だけじゃなく、苦労や大変さも描かれていて、そういう裏話も含めてお店を知るからこそ、益々行ってみたい!という気持ちが強くなります。 ▼自分のことばで話したいBOOKS ライデンの店主:前田侑也さんの言葉に付箋をつけた。わたしも似たような思いを持っていて、この言葉は日記帳にも記した。 自分の言葉で話すことは、実に美しいことだと私も思う。 「本を読んで、言葉をつかみ取る」 それは、私の日常においてよく行わ

【本とわたし】 “アムリタ”を読み終えて。 人生の美しさと残酷さを見つめる。

 雨の週末。こんな日は読書がすすむ。 吉本ばななさんの「アムリタ」は、物語としてもよかったけれど、心に響くことばが多くて付箋がいっぱいになった。今日雨の音を聞きながら、付箋を付けたことばをノートに書き記した。自分が見たもの、感じたことを受け止めてゆく。さらに書くことで、それがほんとうの意味で「深く読む」ことに繋がる。 ▼戻れない あの日にはもう戻れない。けれど、あの日を思い出す。それは悲しい記憶。時は止まらない。前に進み続けている。季節が変わっていく。毎日目が覚めて、生活が

【本とわたし】 5月の読書記録②

5月の読書記録、後編です! ぜひお付き合いください。 ▼酒場學校の日々 & 世界はフムフムで満ちている 金井真紀▶︎酒場學校の日々 お酒のある場所にどちらかと言えば 縁のない私にとってはまさに、 知らない世界を知った!ような感覚。 どのエピソードにも金井さんの 優しい眼差しが入る 読んでいて温かな気持ちになる。 ▶︎世界はフムフムで満ちている まさに「フムフム」に満ちています! 色んな仕事がある 色んな人生を送っている人たちがいる。 そんな当たり前を知る・感じる。 雨

【本とわたし】5月の読書記録 ①

5月に読んだのは、詩集、小説、そしてエッセイ。10冊ほど読みました。 意識して何冊読もうとか決めずに、 流れに任せている。 本を読み続けている暮らしを していくうちに 分かったことなんだけど、 読書には個々の 「流れ」とか 「リズム」があって わたしは それを大切にしている。 とくに、寒暖差から 心身にも影響が出ていた5月。 それでもちゃんとわたしの「今」を 見つめられていたのも 「本」を読んでいたお陰だった。 ▼世界はうつくしいと 長田弘長田さんの詩集が好き