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【本とわたし】 読書会を終えて思ったこと

 読書ってある角度から見ると、個人の体験というか、個人的な時間が流れてる。読んで何を感じるのかも自由であり、読者である私たちに委ねられているとさえ思っている。だからきっと、著者の意図しないことを読者が感じることがあるんだろうと思う。それは自然なこと。


 読んだ本のことを誰かに話すのは、ときに自分の心のなかを晒け出すようなこと。読書会を開催していて思うのは、その本をおすすめしたいわけではなく、読んで!と言いたいわけでもなく。まぁでもちょっとはオススメしたい気持ちもあるけれど。私はこの本読んで「こんなこと思いました」「こんなふうに感じました」「こんなこと考えました」っていうことを自分の言葉で話したい。そうやって言葉にすることでまた、自分の思っていることや考えることに、違う色を加えるように。


 読む→言葉を日記にメモする→SNSに投稿する、これはすべてひとりで出来ることなんだけれど。やっぱりそれに加えて「話すこと」誰かに読んだ感想を話すことって大事だなと思う。私の場合は、読んでる冊数多いのですべての本を話すことは難しいけれど。それでもこれ読んで、こんなこと思ったよ、感じたよ、と聞いてもらいたい。願わくば相手もそれを読んでくれたのなら、その本について一緒に語り合いたい。本で繋がるってやっぱり嬉しいことだから。

 

 普段主に女性としか読書会をしていなかったせいもあるけれど、男性がオススメする本、本の説明や言葉、へぇ〜そういう視点でみるのね、と。それが私にとって、とても新鮮だった。読書会で紹介されたみんなの推し本。推しにはそれなりの理由があって。それを聞くのが楽しかった。この声を届けられないのは残念だけど、おすすめポイントを短く伝えていきたい。(※一部書いてないところもあるけれど。ごめんなさい。)
気になる本は、ぜひ手に取って読んでもらえたら嬉しいな。些細なきっかけが、自分の読書体験を広げるきっかけになるから。



推しポイント:一人ひとり違って当たり前であり、一人ひとりに価値があることを自然界から学べる本。

こんな人にオススメ:他人と比べては悩んでしまう人におすすめ。


推しポイント:著者の観察力と感性に溢れた等身大の文章

こんな人にオススメ:「わたし無理しているなぁ”と感じている人に!

まだ未読の本。
手に取った理由:この表紙や仕様に、本の世界観が溢れていたから手に取りました。(ぜひ本屋さんで見てみてね!)

読みたい理由:「持続性がある事業の本質とは何か?」その一端に触れられると思ったから。


推しポイント:本質は合理性だけで成り立っているわけではないという考え方に触れることができる!

こんな人にオススメ:より良く生きていくためのヒントを得たい人に。


推しポイント:『変わっていく君と共に「生きて」くれる本に出会ったほしい』若松さんの人生を変えた本と言葉が綴られている。「本」「読む」「書く」「生きる」「ことば」すべて詰まっている。私的いちばん付箋をつけた本!

こんな人にオススメ:本や読書が“ちょっと”でも好きっていう人すべてに。あと、今の読書体験をちょっと広げてみたい人にもぜひ!


推しポイント:心がちょっと疲れている時、自分らしく振る舞えていない時、この本を手に取ってみて。大切なことを忘れちゃいけない。お守りみたいな本。わたしも何度も読み返している、大好きな本です。

こんな人にオススメ:どう生きたらよいか迷子になっている大人たちに!


以下の本もおすすめです!ぜひ読んでみてね。






ここからは、全く違う話。

最近、書きたいことがありすぎる。考えたら止まらない。けれど、追いついていない。日々はどんどん過ぎていく。

個人的なアカウントなら自由なんだろうけれど。いろいろ考え込んで、手が止まる。結局、すべてを消した。

心にチクチクとしたものが燻っている。たいてい、数日経って、ふとした瞬間に湧き上がってくる。

そんな時に思い出すのがこの言葉。

いかれた慕情/僕のマリ

「嘘はつきたくない。しかし本当のことを言いすぎてもだめなんだな、と常々思うけれど、でも言わずにはいられない。」


言葉をどこに出せばいいのか、誰に出せばいいのか、それとも、これは出さないほうがいいのか。なんだか、よく分からなくなる。

受け流せばいい、忘れればいいよ、と言われた。そうも一理ある。

自分の気持ちをどうしたいのか、ちゃんと向き合う。とにかくこういう時は「眠るのが一番!」と思う。眠ると次の日にはどうでも良くなっていることが、私はよくよくある。

おやすみなさい。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます!そして、いつもありがとうございます!


 

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