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勉強の捉え方

【勉強】の捉え方➀

今朝NHKで、成績表を無くした公立小学校の特集をやっていました。

知人の子供の学区なので知ってはいましたが、児童生徒達がどう思っているのかというと
 
「周りからみられてバカにされたり、イジメの原因にもなるから要らない」

「自分の頭が良いか悪いかがわかるからあったほうが良い」

人の数だけ意見はあって良いので、保護者のみならず子供本人でも意見がわかれるのも学校としても想定内だと思いますが、それでも無くす方を選択して続けている。

日々先生方で議論はしているみたいだけど、結局は無くす事に意味があったのだと思います。

私の個人的な意見も、成績表は要ら(必要)ないです。

先生といっても、高い意識をもって子供達に関わっている方が何%いるのでしょう?
子供相手にイライラしたり、感情むき出しにしてしまう先生も多いです。

今は絶対評価制みたいですが、先生の個人的な主観が入っている事も否めないと思うし、
【相対評価を加味した絶対評価】とも言われているような付け方にも疑問しかありません。

例えば、1組と2組で高評価の人数が明らかに違う場合、担任の教え方の問題ではないかと保護者からクレームになるので、だいたいの人数を合わせる。みたいな、大人の事情も加味されているとか、、、  

敏感な子は成績表を見て、成績の良し悪しよりも、先生から好かれていないとか、やってきた事を見てもらえていなかった、とか。そちらに一喜一憂する。
自分を見てもらえていたとか、また頑張ろうと思えるものなら必要と思うけど。

また、よくある昭和のマンガのワンシーンみたいな、親が成績表を見てガッカリしたり余計な一言を言ってみたり。
子供からしたら、成績表のプレッシャー半端ないよね。
子供のうちに知らず知らずに他人から評価される事に慣らされ、評価の為に頑張る。そこに疑問も持たないまま大人になってしまうのもいかがなものかなと思ってしまいます。

息子たちが登校していた数年間、成績表持ち帰った本人が落ち込んでいた時がありましたが、私は日頃の息子たちの様子も見ていたし、学校での事も話してくれていたので、他人(教師)からの評価なんてどうでもよかったです。
が、思うことはたっくさんありました。

今朝見たインタビューされていた子供の「頭が良いか悪いかわかるから成績表は必要」という言葉も印象的で、この子は
悪い評価=頭が悪い=勉強がんばろう
と思えるのかもしれません。

ただ、頭が良いと何がよいのか?頭が悪いと何がよくないのか?
学校の勉強ができたら頭が良いの?
できないと頭が悪いの?
そういったところや、更にその先まで子供達と深掘りしていったら面白いなと感じました。
息子たちとはこんな議論?もよくしていて、学校に行っていたときと、不登校になってからの考え方の変化みたいなものも記録しておこうと思います。

学校の成績はテストの点数のみならずですから、そこも含めた他人からの評価=成績表の必要性はこれからもっと注目されていくのではないかなと思います。


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