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なぜ整体師なのに心の勉強しているのか?

今は、整体師として仕事をしているのですが、いつからか覚えていないのですが、心理カウンセラーになってみたいと思っている時期もありました。

それは、幼少時代の頃、人間関係が上手くいかなく、自分自身に自信がなかったからだと思います。だから心理学を勉強して少しでも人との接し方が上手になったり、コミュニケーションが能力が上がればなと考えていたのです。

それに加えて、整体師として日々悩みのある方に向き合っていますと、体の痛み、不調のある方に対して施術で良くなる人良くならない人と分かれるのです。

これなんでかな?とずっと研究していました。

最初は自分のテクニックが未熟だからだと思って色々な施術法を学んで実践していました。それでもなかなか良くならない人がいるのです。

姿勢や体の使い方やが悪いのかな?と考え生活の指導も取り入れてみました。

でもなかなか良くならない。(中には良くなる人もいます)

食事指導や運動指導も取り入れてみました。

でもなかなか良くならない。(中には良くなる人もいます)

これを突き詰めて行くと、

ある時、心の問題なのでは?とわかってくるのです。

人間は、ロボットではなく感情を持った生き物なのです。

体だけでなく目の前の方の、心の動きを診てくと、良くならない原因がわかってきました。

それは、一つの現象に対して、ネガティブに捉えるクセがあること。

物事に良いも悪いもありません。ただその方がどう捉えるかなのですが、すべてのことに否定的に捉えてしまうと、どんなに体に良いことをしていても、一向に良くならないのです。

怒り・悲しみ・後ろ向きな考えといったネガティブな考えは、嫌な気分にさせる化学物質を出します。

すると、手が冷たくなり、汗をかき、
心臓の鼓動が速くなり、呼吸が早く浅くなり、筋肉が緊張するのです。

ネガティブな考えは脳や体を効率的に働かせてくれないのです。

反対に、幸せ・希望・前向きな考えといったポジティブな考えは
気分をよくする化学物質を出します。

すると、手が温かく感じられ、汗をかかず、
心臓の鼓動が遅くなり、呼吸がゆっくり深くなり、
筋肉がリラックスするのです。

つまり、どんな考えで生活しているかが大きな鍵になるのです。

だから整体師は、心のこともしっかり勉強しなければいけないのだとわかったのです。

今一番意識しているのは、相手は今どんな気持ちでいるか?を想像して、相手になりきるつもりでイメージをするようにしています。

つまり、相手の感情にミラーリングすることが出来れば、色々なことが見えてきます。

この能力をどんどん磨いていけば、施術の効果ももっと上がるのではないかと考えています。

どんな言葉掛けをすれば、安心して、ポジティブな気持ちになれるかを追求しています。

だからもっと心の勉強をしていこうと思うのです。



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