記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

映画「天間荘の三姉妹 スカイハイ」を観て

2月3日「天間荘の三姉妹 スカイハイ」という映画を観た。
2022年の日本映画で、北村 龍平 監督の作品だ。

キャストは、小川たまえ役ののん天間かなえ役の門脇 麦天間のぞみ役の大島 優子天間恵子役の寺島 しのぶなどである。

*****************************
あらすじは、

天界と地上の間にある街・三ツ瀬で、老舗旅館「天間荘」を切り盛りする若女将の天間のぞみ。妹のかなえはイルカのトレーナーで、母親で大女将の恵子は逃げた夫をいまだに恨んでいる。ある日、謎の女性イズコが小川たまえという少女を連れて天間荘を訪れる。たまえはのぞみとかなえの腹違いの妹で、現世では天涯孤独の身だったが、交通事故で臨死状態に陥ったのだという。イズコはたまえに、現世へ戻って生きるか天界へ旅立つか魂の決断ができるまで天間荘で過ごすよう話す。

と、いった内容。
で、観終わっての感想。

それなりに、おもしろかった

あり得ない設定ではあるが、映画としてはそれなりに面白かった。
いわゆる、あの世と現世との間に存在する「三ツ瀬」。
そこの住民は、実は死んでいるのに、気づかないでいる。
死の直前と同じ、日常の生活を続けている。
それにしても、いきなり胸にナイフはないだろ!と思うシーンもあれば、怪しい運転手が実父だったというシーンもある。
はっきり言えば、真剣に見るような映画ではない。
気楽に、楽しめればいい。そんな映画だった。

津波の話は、日本人の心の中では苦しくなる

映画の中で、津波のシーンが出てくる。
津波に関しては、日本人として、見ていてとても苦しくなる。
やはり2011年を思い出してしまうのである。
なので、後半まで観ると、ちょっと胸が苦しくなるような場面もある。

のんは相変わらず(いい意味で)あまちゃん色

主役のたまえ役は、女優の”のん”(旧名:能年玲奈)である。
あまり彼女が出てくる映画を観たことはないが、あのNHKのドラマ「あまちゃん」の時の役柄の性格そのままじゃないか!と思ってしまった。
まあ、いい意味で、相変わらずあの頃の演技をしている。
他の役出来るのかな?と心配になったりするのである。

話の内容より、伊豆のスポットが気になった

正直な話、あらためて言えば、あまり真剣に見るような映画ではないとボクは感じた。
気になってしょうがなかったのは、撮影スポットが伊豆の、知っている場所ばかりだったこと。それが気になって、映画にあまり集中できなかった。
ほとんど、伊豆の観光スポットだよこれ。

そんなわけで、まぁ真剣に観るというよりも、ゆったりとヒューマン的な映画を観たい方に、お勧めなのかもしれない。

この記事が参加している募集

#映画感想文

68,281件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?