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映画「地獄の花園」を観て

8月26日、「地獄の花園」という映画を観た。2021年日本映画で、原関 和亮 監督の作品だ。脚本はバカリズム。

キャストは、田中直子役の永野 芽郁、北条蘭役の広瀬 アリス、鬼丸麗奈役の小池 栄子などである。

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あらすじは、
平凡なOL・田中直子の職場は、裏では社内の派閥争いを賭けたヤンキーOLたちによる喧嘩が日々勃発していた。直子の職場である三富士株式会社では、佐竹紫織と神田悦子を下し、安藤一派の長である安藤朱里がトップを制していた。しかし直子はそんな事を気にせずに生活していた。
ある日、中途採用された元カリスマヤンキーのOL・北条蘭は圧倒的な喧嘩の強さから、たちまち会社のトップに立つ。これをきっかけに、全国のヤンキーOLたちが直子の会社に集っていく。ひょんなことから北条蘭と親しくなった直子も巻き込まれていく。
と、いったところから始まる内容。

で、観終わっての感想。

酒を飲みながら観るくらいがちょうどいい

最初に言っておく。
酒を飲みながらでないと、観れないよ。
まじめに観る映画ではない。お笑い映画を観る感覚でないと厳しい。

あり得ないストーリーの、バカバカしさに耐えられるか

ストーリーがあり得ないから、空想の世界の話として観賞しよう。
なんで、OLが喧嘩?派閥争い?会社を超えての殴り込み?
そんな事いちいち考えていたら、観れないよ。
だって、その乗り込んでくるOLの中に、遠藤憲一がいたりするから。
もう頭が混乱する、アルコールが回るのだ。

映画にする必要もないくらいの映画

だから、これを映画にしようとした時点で、「この内容で映画にできちゃうの?」という疑問がわく。
もちろん、ありえないぐらいの豪華なキャスト。
これに支えられているだけじゃない?でも、よく皆さん出演したなという感じで、逆に驚いてしまう。

推しの役者がいるなら、楽しいかも

例えば、永野芽衣ちゃんの大ファンだったりする方。
推しの役者がいれば、話は別である。
その役者が出た作品として、観るのはありかも。
こんな作品にも出るんだ…、という感覚で観るにはいいかも。

とにかく、ある意味、映画にしなくてもいいんじゃね?的な作品。
それが堂々とNetflixで、映画化されるところに「時代」を感じたりするのである。


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