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映画「ユージュアル・サスペクツ」を観て

3月30日、「ユージュアル・サスペクツ」という映画を観た。
原題は「The Usual Suspects」。1995年のアメリカ映画で、ブライアン・シンガー監督の作品だ。

キャストは、キートン役のガブリエル・バーン、マクマナススティーヴン・ボールドウィンキント役のケヴィン・スペイシー、コバヤシ役のピーター・グリーンなどである。

あらすじは、

5人の前科者による犯罪計画の顛末を巧妙なストーリー展開で描いたクライムサスペンス。カリフォルニアの埠頭で麻薬密輸船が爆破されて27人が死亡し、現金9100万ドルが消えた。関税特別捜査官クイヤンは、ただ1人無傷で生き残った男キントを尋問する。6週間前、銃器強奪事件でニューヨークの警察に連行された5人の“常連容疑者”は釈放後に結託し、悪徳警官を襲撃して宝石を奪う。それを売りさばくためカリフォルニアへ向かった5人は、売人から新たなヤマを持ちかけられるが……。

といった内容。

で、観終わっての感想。

最後の最後に、どんでん返し

この映画の醍醐味は、最後の最後に来るシーン。
この大どんでん返しに、「え~!!!」っとなった。
そう来るか、という感じである。
カイザー・ソゼの正体。
でも、薄々(もしかしたら・・・)感はあった。
それでも、やっぱり驚く展開である。

前半は、少し眠くなる展開

この映画の後半はいいのだが、前半が少し間延びして、眠くなる展開だった。最後の最後まで観ればいいのだが、前半に関しては(あれっ?)という感じ。まぁ、1995年の映画だから仕方がないのかもしれない。

やはり、映画が古臭く感じる

そう、この映画は1995年の作品。つまり、およそ30年前の作品である。当然、映像の質や技術を考えれば、仕方がないが、やはり古臭さを感じてしまう。それだけ最近の映画は、クオリティが高いということかもしれない。それでも船の爆破シーンなどは、当時としては相当手が込んでいたのかもしれない。

それにしても、コバヤシじゃないだろ

この映画の中で出てくる「コバヤシ」。
全然「コバヤシ」ではなかった。日本人の鑑賞者からすると、あれれっ?また間違えた日本の描き方?というレベルではない。
完全に日本人の血が入らない「コバヤシ」だった。
1990年代といえば、日本の勢いはすごく、映画でも日本人が絡むことが多かったような気がする。もしかしたら、それだけ日本人が世界にいる中、「コバヤシ」だけが、ひとり歩きまわってしまったのかもしれない。
キャストを見てそう思わざるを得なかった。


脚本はおもしろかった。
しかし、1995年の映画で、映像が追い付いて行ってない感は否めない作品だった。

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