映画「夏へのトンネル、さよならの出口」を観て
2月24日、「夏へのトンネル、さよならの出口」という映画を観た。2022年の日本のアニメの映画で、、田口 智久監督の作品だ。
登場キャラクターは、塔野カオル、花城あんずなどである。
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あらすじは、
と、いった内容。
で、観終わっての感想。
小説はもっと深かったのかも?と想像できる映画
まず思ったのは、このアニメ映画は原作が小説だということから、原作を書かれた小説家の意図に合った作品なのかというところである。
小説は読んでいない。小説は、必ず伝えたいメッセージが込められているはずである。
ただ、映画を観ている限り、何を伝えたいのかがボクにはわからなかった。
そして、深さを感じない。
映像は嫌いではないので、ちょっと残念な気がした。
トンネルの中の風景は、幻想的で綺麗だった
映画の映像の中で、トンネル内の風景は、とても現像的で綺麗だった。
これは、映画館のスクリーンで観たら、吸い込まれるような感覚になるかもしれない。こ子に関しては、映画でないと出せない味だと思う。
カオルの生きてきた背景は見えるが、あんずは見えない
カオルが今に至った背景は、映画の中で十分に理解できた。
ただ、あんずに関しては、わからない点が多い。あんずが、東京から来て、なんであんなに広い部屋に住んでいるのか、親の存在が映像には出てこない。
このあたりが、何だかのめり込めない理由かもしれない。きっとカットされたのだと思うが、重要な背景だと思うのだ。
感動的な気持ちにはならない
映画を観て感動的な気持ちにはならなかった。なぜか。
カオルの求めるものと、あんずが求めるもののギャツプがありすぎるから。
あんずが求めるのは自分の夢である。
そんなものは、トンネルを使う必要の無いものだと感じる。
だから感動しない。
自分で、挫折しながらつかむものであり、トンネルの力を借りて掴むこと自体がボクには何も引っかからなかったのだ。
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