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映画「ハッピーフライト」を観て

5月19日「ハッピーフライト」という映画を観た。
2008年の日本映画で、矢口 史靖 監督の作品だ。

キャストは、鈴木 和博役の田辺 誠一原田 典嘉 役の時任 三郎斎藤 悦子役の綾瀬 はるか、山崎 麗子役の寺島 しのぶなどである。

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あらすじは、

機長昇格訓練中の副操縦士、鈴木和博は、羽田発ホノルル行き1980便(ANA・ボーイング747-400)でOJT最終日となる乗務の準備をしていた。この路線訓練の試験に合格すれば、機長に昇格できるというものであるが、当初予定されていた優しい教官ではなく、厳しいことで知られる指導教官、原田典嘉と乗務をすることになってしまう。この日は1980便の離陸後に台風13号が関東地方へ来るが、ホノルルまでは概ね悪天に見舞われない予報となっていた。また、機体の右上のピトーヒーターに不調が見られたが、右下のピトー管は予備で通常は使用できないため、左2本を利用して航行することとなる。
新人CAの斎藤悦子は、1980便で初めて国際線フライトに乗務することとなったが、ショーアップ(搭乗開始前のブリーフィング。国内線なら1時間前、国際線は1時間半前集合が義務)に遅刻し、鬼チーフパーサーとして知られる山崎麗子に叱られてしまう。更に、機内での作業が始まってからも周囲に追いつけず、同乗のCAからも疎まれていた。グランドスタッフとして勤務する木村菜採は、退職を申し出ているにもかかわらず上司に拒否され続け、後輩の吉田美樹の教育にも手を焼いていた。彼女はこの日も1980便のオーバーブッキングを上手く調整するが、座席変更を受け入れてもらう代わりに、機内持ち込み不可能な大きさの荷物でも持ち込めるようにするという取引をしてしまい、乗客に罵声を浴びせられた中堅CAの田中真里とトラブルになる。一方、空港ではOCCやドックで社会科見学の小学生を受け入れていたが、OCC責任者の高橋昌治らはその対応に手を焼いていた。
その頃、滑走路に鳥が集っているのを見た管制官はバードパトロールに駆除を要請するが、雑誌記者と偽って接触してきた愛鳥連盟の人間により妨害され、駆除に使用する銃が空砲であることを説明している間に離陸中の1980便は鳥の群れへ突入してしまう。この光景は、城南島海浜公園にいた航空マニアも目撃し、その写真をインターネットに上げていた。その写真を見た航空マニアの若者は菜採に1980便に異常がないかを聞くが、菜採は荷物を取り違えた男性客の対処へ駆り出される。彼女は転倒しながらも出発したリムジンバスを追いかけ、荷物を取り戻すことに成功する。荷物を戻してもらった男性はその勇姿に感激し、菜採に「上のレストランで会いましょう」と名刺を渡す。
悦子はCAに憧れる修学旅行の女子高生から羨望の眼差しを受けるが、雑誌と間違えて絵本を持ってきたり飲み物を間違えるなどのトラブルを連発した挙げ句、乗り物酔いした客に吐瀉物をエプロンにぶちまけられてしまい、麗子からキャビンに出なくてもよいと命じられてしまう。しかし、機内食のデザートが提供できなくなると、麗子は悦子の料理の腕を見込み、機内に残っていた食材で代替のレシピを考えさせる。この計らいは見事成功し、悦子も自信を取り戻す。
ここまで順調に運行してきたが、コックピットでは対気速度計が突如作動しなくなり、鈴木と原田は1980便の羽田帰還を決断する。原田は機内対応中、美樹が機内に入れたサイズオーバーの荷物が落ちそうになったのを受け止め、手首を痛めていたため、帰還の操縦は全て鈴木に任されるが、OCCのディスパッチャーからは房総半島を通過してからでないと高度を下げられないことを示すフライトプランが提示される。一方、残業が決まった菜採は、男性にもらった名刺をシュレッダーにかけたのだった。
OCCは雷で停電し、高橋の指導の下、コンピューターを使わずに1980便の着陸計画を立てる羽目になる。同時に、航空マニアに話を聞いた菜採からの情報提供で、離陸直後の1980便の左ピトー管に鳥が張り付き、上空でその鳥と共にピトー管が外れていたことが判明する。風速や風向が周期的に変わり続け、唯一使用できる右上のピトー管が氷解するまでは速度も分からないという状況の中、鈴木は雲の状況から南向き(16L)での着陸を決断するが、高橋はこれまでの動向から北向き(34R)での着陸を指示する。鈴木は木更津上空まで来ていたがこれを受け入れ、強烈な横風と雨の中、無理矢理進入経路に乗せて着陸を行う。進入は横風上に機首を向けながら接地しつつ、オーバーランせず無事に停止。地上では整備士たちがこれを見守り、機内でも拍手喝采となった。
戻ってきた客の対応が始まる中、菜採はこっそりレストランへ赴く。一方、鈴木は原田に一連の帰還も試験の採点対象に入っていたことを知らされ、慌てふためくが、エンディングでは機長として乗務に当たっている。

出典:Wikipedia

と、いった内容。
で、観終わっての感想。

たまには、こんな平和な映画もいい

この映画、かなり前に鑑賞したのだが、なんか平和で笑える映画が無いかと考えて、もう一回観ることにした。
2回目の鑑賞だが、今回も穏やかで笑って観ることができた。
たまには、このような映画を観るのもいいかもね。
そんなことを感じる映画だった。

飛行機が多くのプロにより運行されていることをあらためて確認する

ボクはよく飛行機で旅に出かける。なので、飛行機の運行がこんなにたくさんの人の力でされていることに、あらためて感心した。当たり前のことであるが、この人たちの一人でもいい加減な行動をしただけで、安全を担保できなくなる。本当に、プロフェッショナルだと思った。
そして、乗客のわがままを直接的に聞く役割の担当者は、さらに大変だと思った。わがままな客にならないよう、自身も注意したい。

16年前の映画で、キャストの今との違いも面白い

当たり前の話であるが、16年前の映画だけにみな若い。そして初々しい。またベテラン俳優もこんな時期があったのか・・・と、役者の世界の大変さまで感じてしまった。
たまに、こういう昔の映画を観ると、この役者さん、こんなチョイ役だったんだと驚かされることがある。そういう点でも昔の映画は面白かったりする。

そこそこ笑えて、ハッピーな映画、最近ないなぁ・・・

今回の映画のように、最近はそこそこ笑えて、ハッピーな映画が少なくなっているような気がします。そんな映画を作っても、誰も観ない時代になったのかもしれません。それだけに、こういう映画が普通に注目された時代も良かったな・・・なんて思ったりもします。
でも、そんな映画ばかりでも飽きちゃうんですけどね。(笑)
たまに観るのはいいかも。なんて思っています。


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