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映画「名もなき復讐」を観て

8月13日「名もなき復讐」という映画を観た。原題は「어떤살인」。2016年の韓国映画で、アン・ヨンフン監督の作品だ。

キャストは、ジウン役のシン・ヒョンビンなどである。

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あらすじは、

射撃の代表候補選手だったジウンは、交通事故に遭い両親を亡くしてしまう。彼女自身も事故の後遺症で言語障害となり、射撃の道も断たれ工場で働くようになる。無気力な毎日を送る中、帰宅途中に突然3人の暴漢に襲われる。廃屋の中に連れ込まれ、押さえつけられ、殴られ、何度も犯される。男たちが去った後、絶望に打ちひしがれながら警察に辿り着くが、応対した刑事は彼女を邪険に扱う。憔悴しきり何とか帰宅するが、そこに再び暴漢の1人が現れ、彼女に襲い掛かって来る。残り少ない力を振り絞り必死に抵抗する中、彼女は誤って男を殺してしまうが…。

と、いった内容。

で、観終わっての感想。

幸せから地獄へ

幸せだったジウンが、友人のバイクが絡む交通事故で障害者になる。
そして、さらに夜歩いているとき、性的暴行に遭う。
さらに、警察の対応のいいかげんさから、自宅に帰るとその時にいた犯人が待ち受けている。その犯人を殺してしまう。
そんな、幸せから地獄に向かうストーリーがこの映画である。

スッキリはしないストーリー

はっきり言えば、スッキリしないストーリーである。
ジウンの人生を考えると、救われない気持ちになる。
この映画からいったい何を学べるのだろう?
可哀想な人生を歩んできた人間の復讐劇。個人的には全くスッキリしない。

警察内部の悪

警察内部に”良い人間ばかり”でないのは分かる。
ただ、ひどい。
この人間は死んであたり前と思うが、結局、ジウンが殺すかたちとなる。
彼女が殺してしまうことで、彼がどんな人間であれ、彼女が殺人犯になってしまう。あまりにも、悲惨すぎる。
このストーリー、なんだ?って思う。ここまでやるか?

韓国映画に多い暴漢がテーマ

気のせいしれないが、韓国映画に女性に対する暴漢の映画が多い気がする。
気のせいかもしれない。
でも、このテーマの映画を作ること自体、多いのかもしれない。
ボクは個人的に暴漢、特に女性に対する暴漢は許せない。

映画を観ていても、不快感しか残らない。
この映画から、学ぶことといえば、女性は(子どもも含め)本当に注意した方がいいということ。日本国内の治安も、最近は相当悪くなっている。
とにかく、注意してほしい。それだけである。

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