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映画コラム集

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映画コラム①『きみに読む物語』

映画コラム①『きみに読む物語』

記念すべき第1回の映画コラムは、全米でロングラン・ヒットを記録した「きみに読む物語」。

1人の人を愛し貫く幸せ
映画の内容はごくシンプル。1940年代のアメリカ南部の町で、良家の子女アリーと地元の貧しい青年ノアの間に生まれた純愛の物語。まさしくTHE王道恋愛映画。

ヒロインの"レイチェル・マクアダムス"の全力疾走が、おてんばなアリーの性格と非常にマッチしていて、ピュアで天真爛漫なんだけどちょっ

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映画コラム④ 『アバウトタイム』

映画コラム④ 『アバウトタイム』

映画コラム第4弾です。

私の好きな映画の1つ、アバウトタイムです。

アバウトタイムから伝わるメッセージ
この映画は、

「時間を巻き戻せたら違う道を選んでいた」

という、生きていれば誰しもの頭を幾度かはよぎるこんな思いをベースに、恋人、友人、そして家族というかけがえのない人たちへの愛を解く人生讃歌です。

なにげない平凡な一日が大切な一日に変わり、当たり前のように身近にいた人たちに感謝をして

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映画コラム③『レオン』

映画コラム③『レオン』

『レオン』は、私の好きな映画と聞かれたら、必ず答える一つの映画。

レオンは、1994年製作のフランス・アメリカ合作映画。舞台はアメリカだが、たしかにフランス感が漂っている。
リュック・ベッソン監督によるアクション映画というくくり。
日本での公開時のコピーは「凶暴な純愛」。(凶暴な純愛と決めた人、本当に素晴らしすぎると思っている。誰だろう。)

物語のサマリーは、
ジャン・レノ演じる孤独な殺し屋の

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映画コラム②『ショーシャンクの空に』

映画コラム②『ショーシャンクの空に』

映画コラム第二弾です。

(※私の映画コラムは、映画の批評というよりは、映画から自分と紐づけて、自分について語るという、自分コラムになってしまう。)

不朽の名作”と呼ばれる映画には、多くの人々に長きにわたり愛される理由がある。

スティーヴン・キング原作の小説を、脚本も手がけたフランク・ダラボン監督が映画化した『ショーシャンクの空に』(1994)も、そんな映画だと思います。

「希望」を失わない

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