異端の厄介者


障害に気が付いてから自己分析で自分を振り返り

factorを片っ端から洗い出して発症時期を明確にしたわけだけど

そこまでの期間が1カ月半ぐらいだったと思う。

終わった瞬間の率直な感想は

「うわー。えげつねぇ。ムリじゃんこれ?」  だった。

見事な重症患者。

一番えげつねぇのは  「遺伝子的な可能性」

これに一番強烈なムリゲー要素を感じた。

昔から父方の祖母は強烈な人間として知られており

父を含めた兄弟全員の共通認識として

「母は独裁者」というものがあった。

また、祖父はこの祖母によって虐げられ精神を病んでいたのだと思う

生前に一人旅に出ることが多く、家庭内での居場所がない状態だった。

また自分はこの祖父祖母と同じ敷地で育ったため

幼少期はしょっちゅう祖父に呼び出され外出していた。

あれは今思うと居場所のなさや淋しさの表れだったんだと思う。

昔の人間は「何事も我慢すればいい」という発想なので

おそらく精神科にかかるという選択肢がなかったんだと思う。

また、自分もなぜ祖父に提言できなかったのかと悔やまれるところである。

この障害に気が付いて改めて

「これが普通」と思う事の怖さを知る。

また、母の精神疾患にはいくつか原因があるけど

この祖母がひとつ明確な原因となっていることが分かっており

詳細は控えるけど、実の息子である父と法廷で争ってもいる。

誰が聞いてもおかしな内容なので開いた口が塞がらない。

これに気が付いたのは「家庭環境要因」をエグっている段階。

自分の場合同じ敷地内で暮らしていたので分かりやすかったけど

まさか遺伝的可能性があるとは想像もしてなかった。

徹底的に自己分析した甲斐はあったけど

いやー、マジかよそこかよ、って思ったねー。ほんと。

明確に原因だと決定づけることは今の段階ではできないし

あくまでも可能性だけど、濃厚ではあると思う。

そうなると、

元々根深いPTSD要因に加えて相当厄介な要素がひとつ追加されることになる。

遺伝子って・・・どーしろっていうの?ってカンジ。

ただ、自分は「大人になったら治療出来ない」は嘘だと思っているので

自分がそうであるなら仕方がない。

そこは受け止めて地道にやるしかないなと思っている。

そのために自己対策をして

実態を掴むために必要知識を学んでいる。

まー、自分の場合は

七面倒な性格、理論派、口達者、目に見えないことを信じてないので

余計に厄介者ではあると思う。

この障害になってからのことを改めて振り返り

正直なところ

常に異端的な扱いを受けてきたので疎外されることに慣れているんだと思う。

また、人間扱いされないこともあったので余計に慣れている。

今風にいうとマイノリティの極みのようなカンジ。

だから抵抗なく自由に色々やるんだと思う。

それはこの障害特有の部分と単に自分が変わり者だということの

合わせ技でそうなっている。

なかなかの熟成度なので多分一生異端なんだとも思っている。

思想的な右翼左翼的なものは一切持っていない。

先の記事にあるように自分は無条件な差別をしない人間なので

基本的に誰とでも接することは出来る。

それに右翼左翼思想じたいが無意味とすら思っている。

単に「その人間がどういう価値観・思考を持っているのか」ということにしか

興味がない。

そんなの一言で右翼だの左翼だの言えるわけないじゃん。ってカンジで。

多分、こういう価値観自体が異端なんだとは思う。

だけどそれが自分の個性でもあるとは思っている。



いやー、しかし厄介者すぎて自分で笑えてくるときがある。

「どーしたらそんなに七面倒になるのか?」と。

・面倒くさいことであればあるほど解決能力が高い
・煩わしい糸口の見えないディスカッションは得意中の得意
・厄介なクレーム処理は朝飯前
・驚異のカルト宗教勧誘撃退率
・絶対に洗脳されないはもはや名人芸
・良くも悪くも周囲を巻き込む力は未知数
・悪役をやらせたら圧倒的存在感を放つ

ってもう「これ人間じゃなくてなんかのキャラでしょ?」って思っちゃう。

異端の厄介者。

これが自分の人生の居場所なんだと、今はそう思っている。



拙い文章お読みいただきありがとうございました。





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