やまぐちようこ

新潟県阿賀野市在住で普段は工場で勤務し、その傍らブログでライフログをメインに、好きな音…

やまぐちようこ

新潟県阿賀野市在住で普段は工場で勤務し、その傍らブログでライフログをメインに、好きな音楽に関する事も綴っている。

最近の記事

昔から自分の身に起こった出来事について、感じた事を短文で書く事をよくしていたけれど、今は結果としてそれがブログやnoteを書く事に繋がっているので、あまり変に緊張せずに出来るのだと思っています。

    • 文章で生計を立てると決めてはみたものの

      現実は会社勤め(厳密に言うと工場勤務)を続けながら、ブログをメインに文章を綴っている。久し振りにnoteで文章を綴っていると、何だか不思議な感覚だ。 noteから離れていた期間は、私自身の事でいっぱいいっぱいでブログに関しては習慣化されていた事もあり、定期的に文章を書けていた。それに加えて転職活動の方に意識を集中していて、すっかり放置していた次第だ。 だが、現在の職場の仕事の方も勝手がある程度慣れてきたので、ブログと並行して綴る事にしていく。 今年に入ってからTwitt

      • プロフィール 詳細

        やまぐちようこ(山口洋子) 1980年 新潟県生まれ 2011年~アメブロにて文章を書き始める。 2015年~アメブロと並行して、はてなブログで文章を書き始める。 2018年 アメブロを閉鎖し、はてなブログで日々の生活で感じた事や気付きをメインに綴る傍ら、好きな音楽の事も発信し始める。noteを登録し、文章を書き始める。 2020年 セラピスト活動を辞めて以降閉鎖していたTwitterを再開する。もともと使っていたはてなブログと並行して、Twitterにて好きなバン

        • 勝手にコラム~音楽編 その2~

          勝手にコラム 音楽編 その2 「Talking Machine」9mm Parabellum Bullet 9月9日にリリースされたトリビュートアルバム「CHAOSMOLOGY」にて、cinema staffがカヴァーしていたが、元々cinema staffはライヴやYouTubeでも度々この曲を披露していた。それだけにどんな楽曲に仕上がっているのかと、気になる程に期待度が高かった。 オリジナルを聴いた印象は、サウンドはノリが出ていて踊れる楽曲だが、歌詞を見てみると、ノリ

        昔から自分の身に起こった出来事について、感じた事を短文で書く事をよくしていたけれど、今は結果としてそれがブログやnoteを書く事に繋がっているので、あまり変に緊張せずに出来るのだと思っています。

          勝手にコラム~音楽編 その1~

          勝手にコラム 音楽編 その1 「Vampiregirl」 9mm Parabellum Bullet ‟厨二病全開で踊れるナンバー” 特にAメロの語り口調の箇所、この部分が特徴的である。 ‟まるでホラー映画のヒロインみたいに 君が近付けば そこに不運は舞い込んでくる 顔よりデカいティアドロップのサングラスは 涙だけじゃなく 治す気もない不眠症も隠してんだろ” この部分がかなり厨二病が満載な箇所である。 ‟闇に浮かぶ輝きがひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ それは2つの

          勝手にコラム~音楽編 その1~

          Talking Machine

          “曲からインスパイアーした文章シリーズ~その10~” 「Talking Machine」 朝、目が覚めた瞬間は悲しい気持ちになる。それは自分自身が何物にもなれずに、空虚な一日を過ごすと決まっているからである。 感情は沸いてくる物だと言う事をすっかり忘れて、無機質な部屋でベッドから起き上がってから、カーテンを開けて朝の光を浴びる。起き上がる瞬間の様子は、まるでパソコンが再起動するかと思うほどに静かなものだった。 眩しいばかりの朝日を浴びつつも「こんな、ありきたりな日常は

          ホワイトアウト

          曲からインスパイアーした文章シリーズ~その9~ 「ホワイトアウト」 もう君と出会う前には戻れない。昨日まで作り上げてきた思い出が、眩しく見えていたとしても。 とある雪の降る日に君と出会って、そこから何年一緒に過ごした事だろうか。君から別れを告げられたその日、空は雪雲で覆われているにもかかわらず、白い使者は降り立つ事無く溶けて行った。 それまでの僕らは “ずっと離れない” と誓った筈だった。そして今、彼女は新たな人生へと歩き出す。この先、僕が知る事のない未来へ向かって。

          ホワイトアウト

          新しい光

          “曲からインスパイアーした文章シリーズ~その8~” 「新しい光」 おれは相手から向けられた愛を、素直に受け入れる事が出来ないようでいつも屈折した表現しか返していなかった。どうしてもその関係性を壊す行動しか出来ない、その代わりに身体が痛み出す様になっていった。刃物で切られたかの如く傷が付き、そこから血が出てきている。 今まさに、目の前の女に向かってそれをしていたのだ。その様子はまるで息を吸うかの如く無意識に行っている。 「ああ、またしても人の心を踏みにじってしまった」

          荒地

          “曲からインスパイアーした文章シリーズ~その7~” 「荒地」 男は独り荒地に立っていた。その地に吹き付ける風は、孤独を感じさせる程に苦かった。その味を感じながら先へと歩を進めると、男の行く手を阻むかの様に茨が絡み付いていた。 頭上へとかかる茨を指で引き剝がしながら、前へと進んでいく。日が沈んでいる街へと向かって歩いて行く。 今まで住んでいた街から、この荒涼とした地に足を踏み入れた理由は、幼馴染と交わした約束を果たす為である。それは数え切れない程あった。 同じパーティー

          Zero Gravity

          “曲からインスパイアーした文章シリーズ~その6~” 「Zero Gravity」 薄暗い闇の中で “命” すなわち、生きている事をただ感じる。頭の中にメロディーが流れているのか、身体は自然とリズムに合わせて、踊り出そうとしていた。 自分の鼓動を感じつつ。そして僕のいる場所から少し離れた所には、同じ年頃の少女がいた。僕の顔見知りである。 その空間は無重力の状態で、ぼくの心までもふわりと浮かんでいた。なぜかその場の雰囲気に馴染み、いつしか心さえも躍り出していた。不安定さに

          ”曲からインスパイアーした文章シリーズ~その5~” 「湖」 無二の友人と共に湖の畔に佇む。 周囲の人間から偽物呼ばわりをされて、意気消沈していた頃に声を掛けられてその流れで訪れた。見えない恐怖に支配されてた俺に対しても、いつもと変わらずに接してくれている。 彼は常にフラットな状態で周囲と接する人間だ。今は自分の事も信じ切れずに、鬱々としていた俺の事を気にしている様子だった。彼は俺に対して「何だか思いつめているみたいだけど、何かあったのか?」と問われた。  俺は “周囲

          Ice Cream

          “曲からインスパイアーした文章シリーズ ~その4~” 「Ice Cream」 君は容姿や性格、立ち居振る舞いに至って完璧である。そのあまりの非の打ちどころの無さに感心する程だ。だがそれ故に僕には、それが非常に腹立たしく感じるのだ。正直なところ許せないのだ。 彼らの周りには薔薇の花が咲き誇り、その香りが立ちこめていた。 青年は目の前の女性に向けてこう言い放った。 「君はあまりにも完璧過ぎる、だけど僕にはそれが面白くないんだよなぁ…」 青年は不敵な笑みを浮かべながら彼女

          エレヴェーターに乗って

          “曲からインスパイアーした文章シリーズ~その3~” 「エレヴェーターに乗って」 時は203X年。 都会の超高層ビルの中にあるオフィスに向かう男は、神妙な面持ちとは裏腹に颯爽とした足取りで歩を進めた。 人生を一続きの階段と考えた途端、あまりの途方もない距離に目が眩みそうになる。いつの頃からか、ふとした瞬間に階段の近くまで行く時に、いつもその上を見上げると溜息をついている自分がいた。 そして呼吸をするかの如く “面倒くさいな…” と感じていた。 この日社長として就任した男

          エレヴェーターに乗って

          光の雨が降る夜に

          “曲からインスパイアーした文章シリーズ~その2~” 「光の雨が降る夜に」   その雨はまるで都会の街並みで輝くイルミネーションの様だった、時刻は日付が変わる数時間程前。 眩いばかりに輝く驟雨が絶え間無く打ち付けていた。周囲の様子を見回していた男は「何て事だ…」 と呟いた。 男の眼前には、金色に輝く雨粒がひっきりなしに地を叩き付けていた。いつから降り出したのかは、もはや思い出せない程である。 “雨なのに金色の光を放つ” その光景は怪しく且つ非常に異様な光景だ。 運良く高

          光の雨が降る夜に

          Everyone is fighting on this stage of Lonely

          “曲からインスパイアーした文章シリーズ~その1~” 「Everyone is fighting on this stage of Lonely」 ここは四方を頑丈な壁に囲まれていた。そして男の前方には途轍もなく強大な敵が憚っていた。 今いる場所から周辺の壁の距離を測るかの様に、周囲を見回しながら脱出する方法を思索していた。  「ヤバいな…膝が笑ってるぜ」 男は目の前の怪物に対して戦慄のあまりそう呟いた。 そして恐怖から自分の脚が震えていた事に気付く。 だがここで怯ん

          Everyone is fighting on this stage of Lonely

          アラフォーにして再び漫画を読む

          実に約10年振りに漫画を読む様になり、半年程が経過した。 しかも今年に入ってからは青年向けの漫画を、四冊一度に購入した。いわゆる大人買いだ。 自動車のレースを題材にしたストーリーである。 やはり一番の見所はバトルシーンだ。 書評はこちらのリンクから 今回は上の書評の記事で、書き切れなかった部分を綴る事としよう。 こちらの記事で紹介している作品は、国産車に留まらず海外の有名なスポーツカーが多く登場している。 ポルシェ(カレラ、ケイマン)、ランボルギーニ(ウラカ

          アラフォーにして再び漫画を読む