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初恋という狂気の日々

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自分が体験した 初恋の思い出です 笑い話のつもりで皆さん読んでいただければ幸いです
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#ギャップ萌え

初恋という狂気の日々 第三十八章〜三十九章

第三十八章 困惑の連続修学旅行も終わり、普段の学校生活となって 数日が経った。最後に修学旅行の行動班に残された仕事として、修学旅行の新聞作成がある。私達は役割分担をして その作成に取り掛かった。

役割構成としては、三十章で書いた時と同じで
・決める人 温厚さん 美人さん 私(テラバド) 
・従う人 男A 男B 男C 
といった感じである

授業時間を使って制作をしていたが 真剣に取り組んでいる為

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初恋という狂気の日々 第十七章

初恋という狂気の日々 第十七章

※前章より初恋の人を絢辻詞ないしは絢辻さん、詞等と表記する場合アリ 詳細は前章参照

第十七章 崇拝そして行動

前章で書いた通り
合唱コンクールが近づき、毎日練習が行われていた

彼女はリーダシップを発揮し、適切なアドバイスをしつつ 彼女自身は伴奏者としての役目を果たす。

しかも クラス委員の仕事も兼ねているので、彼女は毎日 放課後どこかしらで会議に参加したり 先生と話し合っていた。
けれども

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初恋という狂気の日々 第十六章

初恋という狂気の日々 第十六章

第十六章 絢辻詞秋になると 合唱コンクールといった文化系の行事が開催される 
彼女はピアノが弾けるので、実行委員は別で存在するにも関わらず、この行事でも管理人的ポジションに自然となった 
彼女は練習の度に毅然とした振る舞いでクラスに指示と助言をする 私には専門外なので、傍観することしかできない 

そうして 多忙で役割が過多過ぎた日々は彼女を疲労させた 私は前章で書いたように、話を聞いて彼女に共感

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初恋という狂気の日々 第十五章

初恋という狂気の日々 第十五章

第十五章 仮面優等生夏休みが終わり 新学期となった
彼女は本音を吐露した 「クラス委員やったからこそ言うけど苦痛でしかないわ 正直もうやりたくない だけど周りにもう一回って期待されるのも苦痛でしかない」 

その話を聞いた私ともう一人の女子が 期待されることに苦痛を感じてる本人に許可を得て旨を周りに知らせようかと提案したが、そこまでしなくても……という反応で終わった

そうしてクラス委員決めの時間

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初恋という狂気の日々 第十二章

初恋という狂気の日々 第十二章

第十二章 ギャップ萌え5月下旬頃だろうか 小6の時に遊んだ面子でまた集まった

そこで各々のクラスの印象だったり、自分達のポジションについて話題になった

そこで 彼女が優等生ポジションを確立したことが話題となった時に 面子の一人(友人Aとする)が発言した

友人A「お前と同じ部活にいて俺と同じのクラスの温厚さんってスゲーよな 優しいし富裕層の家庭だから教養深い よく仲悪さん ラジオさんと話してる

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