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自分のキャリアに向き合うために、キャリアコンサルタントを活用してほしい

キャリアコンサルタントとして未来のお客様と向き合うために、思っているイメージがあります。

悩みの扱い方

私自身、これまでの人生の中で、先のキャリアに迷い立ち止まった時に、いつも一人で考えてきました。誰かに相談することをしてこなかったんです。

もしかしたら母が一番の相談相手であったかもしれませんが、もし母が生きていたとしても相談していたかは正直わかりません。。なにせ結構決めつけタイプだったので。。「それだったら○○だからこっちでしょ!なんでそっちなの?」ってな感じで。。

人に相談しない代わりに、その時々の状況にあう手帳の使い方を通して、手帳に相談相手になってもらっていたのです。大切な相棒手帳に。
大方結論が出たころに夫に話したり、友人に話したり、その結果賛同してもらえたり背中を押してもらえたりしますが、相談の過程では、誰かに相談したことはありませんでした。

でも世の中誰もがそうであるとは限りません。
相談相手がいれば相談したほうがいいときだってあると思います。

キャリアコンサルタントの存在

私自身、キャリアコンサルタントになって一番よかったのは、人生やキャリアという普段の生活では真剣に話さない話を、真剣に話せる存在がいるということを知ったことです。

なかなか普段の雑談の会話からだと、自分の人生論やキャリアとか、あまりに真面目な話すぎて、どんなタイミングで、いつ話してもいいのか迷うテーマだと思います。

キャリアコンサルタントは、そんな迷うテーマであっても真剣に扱ってもらえる存在だということです。

ただ、キャリアコンサルタントは相談すると答えを教えてくれる存在ではなく、人が自分自身に向き合うことに伴走してくれる、寄り添う存在であるということです。

その人の悩み、課題の答えは、常にその人の中にあるものだから。
その答えを引き出すために、いつまでも寄り添います。

そしてその過程において、自分の内なる声を外に出すという場面はつきものなので、話しやすさや、居心地のよさなど、自分らしく話せる時間を過ごせるかどうかは、キャリアコンサルタントとの相性もあるのかなと思います。

そういった普段話しずらいテーマであっても、話せる存在がいるということを知ってほしいと思うとともに、自分に合ったキャリアコンサルタントを見つけてほしいと思うのです。

未来のお客様との向き合い方
だいぶ遠回りしてしまいましたが、冒頭に書いた思っているイメージに戻りますが、キャリアコンサルタントも1回の相談で終わるのではなく、継続的に特定の人に寄り添える存在になれるといいのではと思っています。

世の中には、美容室やお医者さん、場合によってはお食事処やカフェなど、『行きつけ』と言われる自分に合った存在があると思います。
美容室であれば定期的に通って、気に入った担当者にお願いして髪型をお任せします。
病院もそう。行かざるを得ない状況になった時に、かかりつけ医のもとに通い、病気の対処をお任せします。

では、自分のキャリアを積み上げていく道中で、先の道に迷ったとき、どうするのでしょうか。

まずはこれからの事を自分で自問自答していくことでしょう。
でも誰かに聴いてもらいたいと思ったときに、友達や親に相談できる方もいると思いますが、人によっては友達に相談するのも気が引ける、親に話すのもなんか違う、と思われる方も中にはいらっしゃるのでしょう。
そういった場面に出会ったときに、『行きつけ』のキャリアコンサルタントがいたらどうでしょうか。

すべての人が必要かというとそうでもないのだろうとも思います。
しかし海外では、行きつけのカウンセリング先を持っていることは、よくあることなんだそうです。

数回通っている中で、自分のことを把握してもらい、自分の癖を客観視してもらえる存在と話をしながら、自分のキャリアと向き合ってみる時間を毎年作ってみる。人生というキャリアの棚卸しの場面を設けることがあってもよいように思います。

よく企業の中には、評価面談とは別に、社員のキャリアをサポートするための面談を定期実施するセルフキャリアドックという機能をお持ちの会社もありますが、一個人に対して実施していることは、まだ稀な状況です。

でもこれからの時代、キャリアが多様化してくる時代においては、自分のキャリアを自分で決めていくことを迫られる時代になってくる、すでになってきている状況かと思います。

だからこそ、定期的に立ち止まり、自分と向き合うための時間をとり、自分を客観視し、これからの道をどのように進むことが幸せにつながるのかを考えていく時間が必要になってくるのではないかと思います。

この十数年、女性の生き方も多様化し、ひと昔前のように結婚したら会社を辞めて専業主婦になるという生き方が主流だった時代から様変わりしています。
結婚しても働き続ける選択肢もあるし、辞める選択もできる、そしてその後子供ができてもさらに働き続けるのかどうするのか。また働き方も企業勤めを続けるのか個人事業主となって働いてみるのか、アルバイトとして働いてみるのかなど、本当に多様化してきました。

自分らしく生きる生き方を見つけるというのは、自由であればあるだけ、悩ましい時代になってきたのだと思います。だからこそ普段から自分らしい考え方、捉え方を身に付け、自分らしい選択が取れるようになれるとよいのではと思います。

そのお手伝いとして、定期的に寄り添うキャリアコンサルタントがあってもいいのでは、自分と向き合うための壁打ちになるキャリアコンサルタントがあってもいいのではと思っています。

こんな思いで、キャリアコンサルタントとしての活動も実施していきたいと思っています。

今日もありがとうございました。



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今の自分を少しだけ変えてみたい方に。




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