blacksan82

主にUXを勉強しています。 最近はUXから生命科学やアート思考など幅を広げて勉強してい…

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主にUXを勉強しています。 最近はUXから生命科学やアート思考など幅を広げて勉強しています。 趣味は絵。自分で描いたり、個展や美術館巡りなどしてます。 大学生の時、HCI(ヒューマン・コンピュータ・インタラクション)の研究を行っていました。 主にVR、メタバースなど。

最近の記事

技術系の記事について

今後、技術系の記事はZennで投稿していきます。 NestJSをかなり触っているので、良い記事が投稿できればなと。 note:UX・アジャイルの備忘録や本の感想 Zenn:プログラミングの備忘録 ↓こちらがZennの記事です。

    • 偏愛とアイデア

      偏愛とは ぱっと見あまり良い印象を受けないと思います。 しかし、近年「偏愛」というワードは良い意味で使われることが多くなりました。 「白いTシャツだけ揃えたショップなど、人は偏愛に惹きつけられる….。」 近年「ひとつ」のものに「偏愛」的にこだわったものが注目を浴びています。より一つのものにフォーカスし、濃い価値を生み出すことがメインになっています。 偏愛の例 1.白Tシャツだけを何枚も売る、千駄ヶ谷の店「#FFFFFF(シロティ)」 2.食パンだけを売る食パン専門店

      • 実践①アニメーションをやってみた

        はじめにいつもイラストは描いているのですが、アニメーションはやったことがないこと、近年音楽のMVでよくアニメーションが使われる機会が多いことからアニメーションが気になっていました。 上記に加えて、何かUXに利用できる/応用できるかなという期待を込めて実践しました。 使ったツール今回自分は「CLIP STUDIO PAINT(クリスタ)」というペイントソフトを使いました。クリスタにはイラストを描く以外にも、自分の絵を動かせるアニメーション機能があります。 自分はクリスタPRO

        • セロトニンについて簡単にまとめてみた

          セロトニンとは セロトニンは脳内で精神面に大きな影響を及ぼす神経伝達物質として有名です。よく「幸せホルモン」と呼ばれます。 分泌された状態では緊張感を抑えられる、気持ちがスッキリする、平常心が保てるなどの効果があります。必須アミノ酸のトリプトファンから体内で作られます。 セロトニンは次のようなときに分泌されます。 日光を浴びているとき リズム運動をしているとき(散歩・ダンス・咀嚼・呼吸など) 瞑想を実践しているとき 感情を表現しているとき トリプトファンの多い食

        技術系の記事について

          アイデア出しと科学

          マインドワンダリング ビジネスでは様々な場面でひらめきが求められることが多いです。 しかし、パソコンに向かって何時間唸っても何も進展しない、様々な切り口で発想をするもしっくりこない、締め切りの時間となりモヤモヤしたまま提出…。なんて経験は少なからずあるのではないでしょうか? 認知科学の領域では、ひらめきは次の4つの過程を経て実現するといわれています。 初期の試行錯誤:思いついた解決策で試行錯誤を繰り返す あたため:いったん止めて気晴らしや別の作業をして離れる ひらめき:

          アイデア出しと科学

          チーム作りとホルモン

          今回読んだ本はこちらです。 はじめに 心身一如という言葉があります。 心は身体から切り離されたものではなく、身体の変化が意識に表出したものです。大部分で心理学的なアプローチをとっている人材育成・組織開発において、生命科学は別の側面から新たなアプローチを示すことができます。 なぜチームメソッドに生命科学が必要なのか? 組織開発の案件で多いものの一つに、会社とメンバーのつながりを強化し、離職を防ぐ「エンゲージメント向上」があります。 メンバーの企業理念への共感が大事で

          チーム作りとホルモン

          情報整理②

          情報整理①で書いた「デザイン」という言葉の使われ方について、もっとわかりやすく書かれていたものがあったのでまとめます。 デザインという言葉の意味「傘」は「雨が上空から降ってくる」という問題に対して、「手で持てる軸の先に幕をつけて雨をさえぎる」という解決の糸口を見出したもの。「問題を発見し、解決の糸口を示す」能力のこと。普段「デザイン」と聞いて想像する「オシャレなグラフィック」等はデザインの範疇ではない。絵心、造形力、センス、クリエイティビティは一切関係ない。 →「デザイン」

          情報整理②

          情報の整理①

          アート思考の本を読んでいて、アート思考って?デザインとアートの違いって?と混乱してしまったので情報の整理としてまとめました。 ロジカル思考、デザイン思考、アート思考・・・ロジカル思考(ロジカルシンキング) ロジカルシンキングとは物事を結論と根拠に分け、その論理的なつながりを捉えながら物事を理解する思考法です。 引用:人材育成・研修・マネジメント用語集 デザイン思考 人々のニーズを観察した上で課題を定義し、アイデアを出し、そのアイデアを元にプロトタイプを作成し、実際に顧客や

          情報の整理①

          絵を描くという手段と伝え方

          アイデアの視覚化 UXなどでアイデアを形にする時、手っ取り早く理解してもらうためには絵を描いて視覚化するのが便利です。 特にアイデアなど抽象度が高いものは自分の頭の中だけで想像することや、紙に言語化してもわかりづらい場合があります。ましてや相手に伝えるとなるとなお難しくなります。 アイデアを視覚化することは、なんとなく一瞬で伝えたいこと、やりたいことを理解しやすくなります。見た目や動作を詳細に詰めることができます。絵という別視点からアイデアを見ることができるので場面や状況も

          絵を描くという手段と伝え方

          アイデア出しについて考える

          はじめに まず、少々自分の説明を... 自分は大学時代にHCI(ヒューマン・コンピュータ・インタラクション)分野の研究をしていました。 情報系の分野の中でも自分自身でも何をしているのか説明できなかったり、他分野の人から何やってるの?と言われがちな気がします。 すごく簡単に説明するとユーザーとコンピュータの相互作用で何か生み出だせるのか?みたいな感じだと思います。(曖昧な分野なので明確にこれだと言えないですね...) 実際、細かくどんな技術領域の研究してるの?と思いますが、

          アイデア出しについて考える

          価値マップを実践して

          価値マップを実践して気が付いたところなどまとめます。 UXを行う中でとても大切なことは潜在的なニーズを引き出すことです。 価値マップはユーザー調査で得られた定性的な情報から、ユーザーが求めている本質的ニーズや体験価値を導き出す手法のことです。 自分はユーザーインタビューから得た情報をKA法でユーザーの心の声と価値を分析しました。 KA法とは コンテキストインタビューや観察法などの定性調査から得られたデータを分 析、モデリングし、ユーザーが求めている本質的な価値を導出する

          価値マップを実践して

          読書記録①

          「はじめてのUXリサーチ ユーザーとともに価値のあるサービスを作り続けるために」今回読んだ本です。しばらくお付き合いください。 はじめに自分が実践したUXリサーチは「ユーザーインタビュー」のみです。 その中でも半構造化インタビューと言われるものです。 半構造化インタビュー ユーザーインタビューを行う前に、目的に合わせた大まかな質問を用意しておき、ユーザーの回答に応じて質問内容を変えつつ、深掘りするインタビューのことです。 回答によってユーザーから聞きたい内容を掘り下げられ

          読書記録①