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ホラー映画

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ホラー映画の比率が高いので、別途マガジンを設けました! 怖いのが苦手な人はおひけえなすって!
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#映画感想文

『クワイエット・プレイス2』若者たちよ

『クワイエット・プレイス2』若者たちよ

私が、世界を救う

映画『クワイエット・プレイス破られた沈黙』をAmazon Prime Videoで鑑賞。

最新作の予習のために観た本作ですが、かなり感動しました。

このシリーズって、人間ドラマが強いんです。

『1』では家族の絆を。

『2』では若者たちへのエールを。

『DAYS1』では人生への讃歌を。

キリアン・マーフィーが出ているところや、痺れるラストに注目です。

こちらで詳しく

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『地獄へつづく部屋』怖いかどうかは置いといて

『地獄へつづく部屋』怖いかどうかは置いといて

黒沢清のホラー映画ベスト50にも選ばれている『地獄へつづく部屋』を再鑑賞。

この映画のすごいところは、残念ながらお家鑑賞では分からないかもしれません。

その理由を解説します。

『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』斬新な設定の隠れた名作

『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』斬新な設定の隠れた名作

映画『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』をゾンプラで鑑賞。

酷い邦題故に勘違いされそうですが、クオリティはかなり高いです。

特殊メイクもゴアも。

何より、他のゾンビ映画にはない独特で斬新な設定で、非常に面白いんです。

じゃあどうしてこんな舐めたタイトルが付けられたのか?

その理由と斬新な設定の数々をお伝えします👇

『シャイニング』のラストについて

『シャイニング』のラストについて

スタンリー・キューブリックによるホラー作品『シャイニング』

写真のアップを写すラストの解釈は人によって様々なのではないでしょうか。

・ジャック輪廻転生説

・亡霊の一員になった説

・ただのそっくりさん説

この3つについてブログで解説しました。

あのラストショット、あなたはどのようにとらえていますか?

『NN4444』作品に込められた不条理について解説

『NN4444』作品に込められた不条理について解説

ホラーショートフィルム作品集『NN4444』をシネマートで鑑賞しました。

世界へ挑む4人の新鋭監督が4つの不条理を描いています。

全ての作品が20分程度と短く、あまり多くを語る作品ではありませんので、自分なりに考察したことをまとめました。

せっかく4作品も一気に観ることができたので、私的ランキングも👇

『悪魔がはらわたでいけにえで私』オマージュと音楽と裏テーマを解説!

『悪魔がはらわたでいけにえで私』オマージュと音楽と裏テーマを解説!

映画『悪魔がはらわたでいけにえで私』の舞台挨拶付き上映会をシネマートで鑑賞しました。

過去の名作ホラー作品のオマージュと、ホラー界の巨匠へのリスペクトを交えたホラーエンターテインメントです!

オマージュも音楽も素晴らしい!

サイトにて、見どころやオマージュ、音楽の解説、舞台挨拶で知った情報を🆙しました!

『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』ヒットの理由を解説!

『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』ヒットの理由を解説!

映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』をTOHOシネマズで鑑賞しました。

廃墟と化したピザレストランの夜間警備員として働くマイクに忍び寄るのは、不気味なマスコットたちの影…という、何ともB級臭漂うあらすじなのですが、近所のTOHOシネマズでは、休日はいつも満員に近い人気っぷりなのです。もう、『MEGAN』に迫る盛況っぷり。

人気の秘密を解説していきたいと思います🆙

『チャイルド・プレイ』手間ひまかかった侮れない恐怖!

『チャイルド・プレイ』手間ひまかかった侮れない恐怖!

映画『チャイルド・プレイ』(1988)をゾンプラで鑑賞。

『チャイルド・プレイ』は、映画作品としてかなり優れています。

ホラーテイストのストーリーはもちろんなんですが、何より注目したいのがチャッキー人形の動きです。

1988年なので、CGはまだ今ほど発達していません。(この翌々年にようやく、『ジュラシックパーク』でレベルの高いCGが登場し、世界中が驚いたような時代です)

しかし、チャッキー

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『吸血鬼』これは夢か現実か…

『吸血鬼』これは夢か現実か…

映画『吸血鬼』(1931)をシネリーブルで鑑賞しました。

デンマークの映画監督カール・テオドア・ドライヤー(1889~1968)による白黒作品。

2024年1月現在、シネリーブルにて開催されている特集上映「カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2」の作品の一つです。

カール・テオドア・ドライヤーは、世界中の映画ファンに愛される監督で、映画の作り手にも、多大なる影響を与えてきまし

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『エイリアン:コヴェナント』創造主になりたいロボット

『エイリアン:コヴェナント』創造主になりたいロボット

我が名は、オジマンディアス

映画『エイリアン:コヴェナント』を鑑賞しました。

リドリー・スコットが監督を務めた作品で、『プロメテウス』の続編にあたります。

『プロメテウス』も『エイリアン:コヴェナント』も、個人的にはかなり好きな作品です。

しかし、いわゆるモンスター映画としてのエイリアンシリーズを求める人にとっては、少し方向性が違って退屈に感じられるかもしれません。

『プロメテウス』同様

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『悪魔のシスター』華麗なるデ・パルマの初期作

『悪魔のシスター』華麗なるデ・パルマの初期作

映画『悪魔のシスター』のリバイバル上映をシネマートで鑑賞しました。

『スーパーマン』のヒロイン役で知られるマーゴット・キダーが結合双生児の姉妹を巧みに演じ分け、ダニエルに執着する男エミールを『ファントム・オブ・パラダイス』の怪優ウィリアム・フィンレイが演じています。

そして音楽は、『めまい』『サイコ』『鳥』など、ヒッチ・コック作品を多数手がけた名作曲家バーナード・ハーマン。

音楽のみならず、

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『みなに幸あれ』ネタバレ解説。祖母や村の正体に迫る!

『みなに幸あれ』ネタバレ解説。祖母や村の正体に迫る!

あなた今、幸せ?

映画『みなに幸あれ』をシネリーブルで鑑賞しました。

様々な映画やドラマで活躍中の古川琴音さんが主演を務めるホラー作品です。

地球上の不幸の数と幸せの数は同じで、プラマイ0になるようにできているという都市伝説から、着想を得た本作。

「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」という因習をテーマに、恐ろしいドラマが繰り広げられます。

まず、気になる怖さですが、なかなか怖

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『エイリアン4』は実は名作です

『エイリアン4』は実は名作です

どうして僕は生まれてきたの…?

映画『エイリアン4』をAmazon Prime Videoで鑑賞しました。

本作は『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネが監督を務めています。

『エイリアン3』が興行的に失敗したので、本作も軽んじられがちです。

しかし、私はかなり面白いと思います。特に終盤が秀逸。

見どころをサイトに🆙しました👇

『エイリアン3』を彼は認めない

『エイリアン3』を彼は認めない

映画『エイリアン3』をアマプラにて鑑賞。

本作は、『セブン』『ドラゴンタトゥーの女』『ファイトクラブ』のデヴィッド・フィンチャー監督の長編デビュー作です。

現在でも、非常にファンが多く、人気のあるデヴィッド・フィンチャー。

しかも大ヒットシリーズの続編。それならば、かなり面白いのでは…?と思ってしまいますが、『エイリアン3』は興行的にも内容的にも大コケしています。

その理由や、作品の見どこ

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