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(D10) 2027年アメリカ人の半分以上がフリーランスに? 世界的にフリーランスシフトが加速する理由 (2019.5.29) by 細谷元 より抜粋加筆しました。

⑴ AIやロボットなどテクノロジーの進化と普及の速度が高まり、経済社会が大きく変化しつつあるなか、
働き方にも変化が求められるようになっています。

フリーランス人口の増加はその影響の現れといえるでしょう。


ランサーズが2018年4月に発表した調査によると、
日本のフリーランス人口は以下に伝えます。
2015年の913万人から2018年には1,119万人に増加。
4年間に22%以上増加。

これによりフリーランスの経済規模は、
20兆円に達したと推計しています。


フリーランス向けプラットフォームUpWorkによると、米国のフリーランス経済規模は、
2018年に前年比30%増加し、1兆4,000億ドルに達したといいます。

また、米国のフリーランス人口は以下に伝えています。
2014年の5,300万人から現在5,670万人に増加。

フリーランスの増加は世界的なトレンドとなっており、
今後も増加していく見込みです。


⑵ フリーランス先進国・米国、フルタイム・フリーランスが増加

米国のフリーランス人口5670万人には、
フルタイムとパートタイムのフリーランスが含まれています。

米国の労働人口は約1億6000万人。
このうち約35%が何らか形でフリーランス業務に携わっていることになります。


UpWorkによると、フリーランス全体におけるフルタイムの割合は以下。
2018年は28%
2014年の17%から11ポイント増加。

約1,587万人がフルタイム・フリーランサーとして働いている計算になります。

一方、パートタイム・フリーランサーの割合は以下。
2014年の59%から2018年には50%に低下。
全体的にフルタイムにシフトしていることが示唆されています。


企業における雇用がなくなり、仕方なくフリーランサーになっているのかといえばそうでもありません。

「自らの意思」でフリーランスに転向したという割合は以下。
2014年の53%から2018年には61%に増加。

企業における雇用はあるものの、
働く場所・時間の柔軟性を優先し、フリーランスを選ぶ人が増えているのだといいます。

このペースでフリーランス人口が増加していくと、
2027年には米国労働人口の半分以上がフリーランス業務に携わるという試算もあリます。


フリーランスが増える理由には、
ITを活用したフリーランス業務支援ツールが多く用意されている仕事環境があります。


以前は、基幹システムなどを構築しようとしたら、
数百万から数千万元もかかり、期間も2,3年ほどかかりました。

今はアプリ化により、数万から数十万元で数ヶ月で必要なツールが作れるようになりました。


メール全盛の時代から、LINEやWeChatへ、
今後はビジネスChatの時代になりそうです。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp