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(J56) 社内情報共有で強い営業組織を作る方法-1 by 佐原業平 より抜粋加筆しました。

⑴ 社内情報共有が大切な理由①:ノウハウを共有できる

情報共有をしないと、
ノウハウがその人だけのものとなってしまい、ノウハウを組織的に活かすことができなくなります。


社内情報共有によって、互いの業務に関係するノウハウを共有することができます。

上記により以下が可能です。
①業務の効率化
②ミスが減る


特に営業マンにとって、ノウハウは貴重な資産です。

難しいと思える商談でも、
類似案件の成功事例を事前に共有できていれば、会話の糸口を見つけることができるかもしれません。


例えば、◯◯業界の見込み客との商談が初めてであっても、上司や同僚から同じ業界で以下の情報を共有してもらうだけでも、見込み客とのコミュニケーションや提案は変わってきます。

①顧客がどのような課題を解決したくて導入してもらえたのか
②どのように自社商品・サービスが活用ができるのか


個人だけで情報を独占するのではなく、
チームで活用することで組織全体が成長することできます。


⑵ 社内情報共有が大切な理由②:疑問点をすぐに解決できる

社内で情報共有ができる体制ができていれば、
各社員が疑問に思ったことをすぐに解決することができます。


営業マンの場合、
お客様より質問されることがあるかと思います。

特に経験の浅い新人営業マンの場合、
知識が不十分であったり、実際に運用したことがないことから質問に答えらないこともあるかもしれません。


過去にお客様から質問されたことや他社の成功事例などが、蓄積・整理されていると、
新人の営業マンも含めて、その情報を元にお客様に自信を持って対応することができます。


⑶ 社内情報共有が大切な理由③:コミュニケーションが円滑になる

もし情報共有を行わなければ、
社内のコミュニケーションはどうなるでしょう。

情報不足による話の食い違いによるトラブルが頻発し、
ぎすぎすとした雰囲気となってしまうかもしれません。

そうなれば、
社内の環境は悪化の一途をたどってしまいます。


社内情報の共有を行うことで、
自然とコミュニケーションが生まれ、組織全体のモチベーションも向上します。
また、業務の相互理解のきっかけともなります。


営業現場では、上司は部下から情報共有を受けることにより、以下ができます。
①気になるところは指摘する
②自ら考えて行動していれば、営業手法や姿勢を褒める
③社内の人間関係が良好なものとなる


中国人の方は、認めてもらいたい意識が非常に強いです。

しかし、日本人上司は、中国人部下の方が報告しても、
ただうなづくだけで、何のアドバイスもしない場合が多いと聞きます。

だから、報連相をする気持ちがあっても、
合理的な考え方をする中国人の方は、報連相が無駄な行為と感じてしまう結果になります。


日本人上司がアドバイスしていけば、少しずつ変わっていきます。

私は上海在住11年目。 2020年2月、在中国日系企業を対象とする、 「⺟国語で現場情報を引き出す、社内コミュニケーションツール」 を無料リリースしました。 コラボしたい方、ぜひお待ちしております。 bigluck777r7@yahoo.co.jp