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女子スキージャンプ選手紹介オーストリー編
オーストリアについてアルプス山脈周辺に位置しアルペン、フリースタイル、ノルディック、スノーボードなどFIS管轄競技の全てにおいて無類の強さを誇る国である。
女子ジャンプも例外ではなく、女子ジャンプの国際大会が始まってから今に至るまでイラシュコシュトルツがトップ選手として君臨。他の選手のレベルも高く現在の女子ジャンプ界においてスロベニアに唯一対抗できる国である。
ドイツ同様、公的機関に所属しなが
女子スキージャンプ選手紹介ノルウェー編
ノルウェーについてノルディック”と言う言葉は“北欧の”と言う意味である。当ブログで扱っているスキージャンプ競技もノルウェーのテレマーク地方が発祥であり、ノルディックスキーの“本場”がノルウェーである。
ノルディックスキー世界選手権、アルペンスキー世界選手権の累計獲得メダル数はそれぞれ398、50と説明不要かつ正真正銘のスキー強豪国である。
女子チームHCは2011年から現在に至るまでクリスティ
女子スキージャンプ選手紹介番外編
女子スキージャンプのパイオニア アネッテ・サーゲン(Anette Sagen)女子ジャンプ界のパイオニア、アネッテ・サーゲンは女子コンチネンタルカップが始まった04/05シーズンから08/09シーズンまで総合優勝の座を守り続け、女子ジャンプが世界選手権初採用となった2009年のリベレツ大会では銅メダルを獲得した。
ノルウェー南部ヌールラン郡生まれのサーゲンは1986年生まれで11歳からジャンプ
女子スキージャンプ選手紹介ドイツ編
ドイツについてもう説明する必要のない程のウィンタースポーツ強豪国なので詳しい説明は省く。
スキージャンプに関してもWW2以前から強かった。近年であるとスヴェン・ハンナバルト、マルティン・シュミット、セベリン・フロイント、リヒャルト・フライターク、アンドレアス・ウェリンガーなどが有名で、それぞれ甘いマスクの持ち主であるため世界中のファンの魅了した。故、我が国でもドイツファンは非常に多い。因みに筆者
女子スキージャンプ選手紹介ポーランド編
ポーランドについて皆様ご存知の通り、世界で1番スキージャンプ競技に関心がある国といえばポーランドである。
1970年札幌オリンピックLHでボイチェフ・フォルトゥナが優勝していこう90年代中盤までスキージャンプでの目立った活躍はなかったがアダム・マリシュの出現により国民的な競技となりカミル・ストッフがその人気を持続させた。ここ15年においてのポーランドの国民的英雄はアダム・マリシュ、カミル・ストッ
女子スキージャンプ選手紹介フィンランド編
フィンランドについてフィンランドと聞けば、サンタクロース、ジャン・シベリウスなどを連想する方が多いかもしれないがF1の強豪国であると同時に古くからのスキー名門国である。アルペンスキーでは2000年代のSLで猛威を振るったカッレ・パランダー、ノルディックスキーではマッティ・ニッカネン、ヤニ・ソイニネン、ヤンネ・アホネン、リスト・ユシライネン、ハンヌ・マンニネン、ビルピ・サラスヴォなど錚々たる面々を誇
もっとみる2月7日の歓喜 北京五輪スキージャンプ混合団体
注意
この記事に北京オリンピック混合団体戦について扱っている箇所がございます。
カルガリージャンプ台の封鎖カナダに対しウインタースポーツの強豪国と言う印象を持たれる方は多いであろう。実際フリースタイルスキー、スケート、リージュなどでは近年も素晴らしい結果を残している。
ただスキージャンプに関しては残念ながら“強豪国”と呼べるだけの結果を残しているとは言い難い。2022年2月6日まで五輪、世界
女子スキージャンプ選手紹介イタリア編
イタリアについて北部がアルプス山脈に位置するイタリアは昔からアルペンスキーが盛んである。近年ではマンフレッド・メルグ、ソフィア・ゴッジャ、クルトーニ姉妹などが有名だがノルディック競技でもクロスカントリーはディスタンス系が強く複合でもアレッサンドロ・ピッティンが大舞台で結果を残している。スキージャンプに関しては90年代に活躍したロベルト・チェコンが有名で彼の息子フランチェスコ・チェコンも選手である。
もっとみる女子スキージャンプ選手紹介フランス編
フランスについてフランス南部はアルプス山脈に接しておりスキー競技が盛ん。アルペンスキーの実力は見ての通り、どの年代においてもW杯を支配する選手層を誇る。北京五輪では若きSLスペシャリストであるクレメント・ノエル、大ベテランであるジョアン・クラレイの活躍が光った。ノルディック複合も2010年代は現在飛行機パイロットをしているジェイソン・ラミーシャプイをはじめマキシム・ラエルト、フランソワ・ブローなど
もっとみる女子スキージャンプ選手紹介ルーマニア編
ルーマニアについて東欧に位置するルーマニアだが言語はラテン系...地理Bで出てくるルーマニアに関しての記載はこれくらいだろう。ただ近年この国のスキージャンプにかける情熱には非常にインスパイアを受ける。ルシュノフの女子W杯開催はもはやお馴染みの光景になりつつあり2016年には世界ノルディックジュニアを開催、2020年、2021年には男子のW杯を開催している。地元自治体がスキージャンプ競技の開催に積極
もっとみる女子スキージャンプ選手紹介ロシア編
ロシアについてソ連時代からクロスカントリースキーでは無類の強さを誇っていた国である。スキージャンプにおいては1968年グルノーブル五輪LHでブラディミール・ベロソフが金メダルを獲得。54年経った2022年、北京五輪の混合団体では銀メダルを獲得した。女子ジャンプではポーランドに代わり所謂BIG6を形成し続けている。サンクトペテルブルクの拠点は老朽化が進んでいたがイゴール・ビノグラドフという2020年
もっとみる女子スキージャンプ選手紹介チェコ編
チェコについてチェコスロヴァキア時代から数えると、1968年のグルノーブル五輪でイジー・ラシュカが獲得した金メダルを始め合計7つの五輪メダルを持っているチェコ。男子の方ではヤクブ・ヤンダのOVR、4HTの総合優勝、ヤン・マトゥラの覚醒シーズン、2010年代は安定して結果を残していたロマン・コウデルカ、先日引退を発表したが2017年世界ジュニアでのポラシェクの優勝などどの時代でも結果を残せる選手がい
もっとみる女子スキージャンプ選手紹介カナダ編
カナダについて土地柄ウィンタースポーツ強豪国のカナダ。ジャンプ女子でも2015年ごろまでは表彰台経験のあるテイラー・ヘンリックや総合19位という結果を残したことがある田中温子などが引っ張っていた。2015年アルペンスキー世界選手権の混合団体では番狂わせの銀メダル、2017年のアルペンスキー世界選手権スーパーGではエリック・ゲイとオズボーン・パラディスがそれぞれ金メダル、銅メダルを獲得も近年はモーグ
もっとみる女子スキージャンプ選手紹介スウェーデン編
スウェーデンについてアルペン、クロスカントリーは非常に強く、スキージャンプでもWW2以前は無類の強さを誇り、80年代はV字ジャンプの生みの親ボークレブなど強い選手を輩出したスウェーデン。ただスキージャンプに関してはここ30年は衰退気味で選手が減っていたが2020年にSOC(スウェーデンオリンピック委員会)が2026年、2030年の冬季五輪に向けスキージャンプ競技への資金援助、若手発掘プログラムの実
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