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写真で振り返る台湾旅行記《4日目・前編》

3日目後編からの続き

台南が名残惜しくて、朝食に出かける

今日は台南最終日で、午前中に高雄に移動する。
6人の家族旅行なので今回はホテルで朝食をとるように設定していたが、台南の街がやっぱり名残惜しくてコッソリ朝ご飯を食べに母と出かける。

朝の台南

台南では「牛肉湯」という食べ物が有名らしい。その人気店に向かってみた。

朝の台南の市場街。私たちが訪問した時は、すでに混雑のピークが終わり、店も終業に向かっていた。

もう終業間近で売れてしまい、カスのような肉しか残っていないといわれたが、せっかく来たのでそれを注文。チャーハンも併せて注文した。入店して、少し今後の腹具合を心配する店だったことは一応書いておく。本当に大丈夫だろうかとヒヤヒヤしながら牛肉湯を待つ。

牛肉湯
チャーハン

朝からボリュームの多い食事に見えるが、何度も書いてきたように台南の料理は味が薄めなのでこれくらいも平気に食べられる。ものすごく牛肉が柔らかくて驚いた。これ以上の柔らかい肉を私は食べたことがない。ものすごく感激した。肉は添えられてきたタレにつけて食べる。ショウガも効いている甘辛いタレが病みつきになる。

チャーハンも米がパラパラであり、ここにも牛肉が入っていたが、甘辛い味付けが施されていた。これも柔らかくて絶品だった。ここの肉が最高においしくて、私は余計に台南から離れたくなかった。
ああ、最終日にこんな美味しいものを発見できるなんて。うれしさもあるが、もっと早くから朝ごはんの時もコッソリ出かけていればよかったと大いに後悔した。

ホテルの朝食は控えめにしておいた。

ホテルの隣にタピオカドリンクスタンドがあったのでチェックアウトのついでに寄ってみた。当時は日本国内でタピオカブーム最盛期だった。

ミルクティー


大好きな街との別れ、新たな街への旅立ち


台南駅へ向かい、高雄へ行く列車に乗る。

台南駅
行先表示板
ホーム

やや老朽化しているが建物はしっかりしている造りで趣がある。台南はレトロな建物の街。立派な建物が街中のアチコチにあった。

指定席を購入し列車を待つ。

先発列車。私たちはこれの一ランク下の列車で移動。

ホームドアも何もないホーム。ゆるゆるとした感じが漂っていた
ホームにて

また違う列車がやってきた。これに乗るのではない。

反対側のホームにも列車が到着。

乗る列車がやってきた。肝心な列車の写真を撮り損ね、微妙写真しかないのが残念。

普通列車
車内の様子

指定席を発見するが、先客がいた。どういうことか分からなかったが、切符を見せると退散していった。後に調べて分かったが、台湾では空いている指定席には座って良いことになっているらしい。日本ではものすごく指定席が厳格化されてしまっている。指定席は神の領域のようになっていて堅苦しい。台湾の指定席に対する柔軟な考え方は日本にも取り入れるほうが良いと思う。鉄道存続のためにも少しは斬新に見えるアイデアも必要だ。

のどかな畑が広がる。

ため池

高雄に近づいてきた。

薄曇り

高雄という、未知の街を散策する

高雄駅に到着した。今回、高雄・台南のガイドブックを購入していたが、まあページが薄いことと言ったらない。事前情報もあまりないままこの街にやって来た。
(世の中、台北を持ち上げすぎて高雄・台南を軽視しているようだ。私個人の考えだが、ものすごく良い街は台北よりも高雄・台南であるということを強く述べておきたい。)

台北駅
気持ち悪い天井の模様

高雄には地下鉄が通っているので移動には便利だ。
まず最初に今夜から泊まるホテルに荷物だけ置かせてもらうことにした。

ホテル近くの公的施設

今回の高雄のホテルは私が選んだのだが、正直自信があった。トリップアドバイザーで確認したら、ものすごい豪華なリゾートホテル。評価もかなり高い。チープな宿にばかり泊まることで有名な我々には全く似つかわしいホテルだ。珍しい高級ホテルで期待が高まっていた。

ホテルの内装

フロントはかなり豪華であった。これはものすごいホテルに来てしまったかもしれない・・・と思った。チェックインをする夕方が楽しみである。

荷物を置いて身が軽くなった。時刻はお昼に差し掛かろうとしていた。昼飯を食べに出かける。
(つづく)




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