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対人関係の言い訳

最近、初めましてから始まって仲良くなるための時間を過ごす機会が多い。 文章というのは中心にある核を最短距離で伝えるのではなくて、その周りの事象を説明することでぼ…

すけ
2週間前
8

海へ

晴れた日の夕方、友人とドライブに行った。 なんとなく海に行こうと言ったが、目的地なんかどこでもよくて、どこにも着かなくたって別によかった。 ただじっくり会話をする…

すけ
2か月前
2

眠る前

眠りにつく前、無い頭でふと、何が自分にとっての幸せかを考えることがある。 人にはあまり言いたくない少し恥ずかしいマインド。 漠然とした想像は枕に乗った頭をすり抜け…

すけ
2か月前

遮断するイヤホン

つけ麺屋の行列に1人で並んでいた。 その日に調べてノリで来てみたが、ここまで人気店だと思っておらず、長時間立ちで待機する心の準備はできていなかった。 前に並ぶ30代…

すけ
2か月前
1

形成される私

高校生だった私に母が勧めてきた映画があった。 就職活動中の大学生数名のそれぞれの人間模様や葛藤を描いていた。 主題歌と綺麗な女優が出演しているかくらいの理由でしか…

すけ
3か月前

見上げる、他愛もない会話

私なんか必要としない会話は進んでいく。 エスカレーターに乗る人を、階段で走って追いかけてるような感覚。 たまに気を使って振られる話題にもユーモアを持って返すことが…

すけ
3か月前

コーヒー以前以後

20年来の友人3人と呑みにいき、懐かしい話ばかりをしていた。 私だけが乗る必要のあった終電の時間も分かっていたけど、追いかけるつもりもなく、幼馴染ならではの昔の話に…

すけ
3か月前

宇宙オーケストラ楽団の襲来

子供の頃の想像力は無限大だった。 プールに溜まってる水が一瞬でゼリーになる魔法とか、空から見たらこっちが空だとか、自分たちは誰かの頭皮の上で生きるただの毛じらみ…

すけ
4か月前
1

どこかへ向かう婆さん

仕事柄、運転をしている時間が長いのだが、田んぼ畦道をシルバーカーを押しながら歩いているお婆さんをよく見かける。 おそらく都会にはない田舎を象徴する光景の一つだ。 …

すけ
4か月前

走る朝、早起きにて

今日から朝のランニングを始めることにした。 週に3〜4回はジムに通い、ランニングマシンで運動を続けているが、時速10kmで無機質に流れるコンベアの上から落ちないように…

すけ
4か月前
3

悩みを吹き飛ばすツービート

落ち込む出来事があった日の帰り道は決まってツービートの曲を聴く。ツービートとはメロコアやパンクで多用されるドラムの高速ビートを指す用語であり、ビートきよしとビー…

すけ
4か月前
1

年齢で見る

今年で24歳になる私は、人をまず年齢で見る嫌な癖がついていた。 仕事で優秀な能力を持つ人に出会ったとき、 「この人はすごいけど、自分より○個も年上だからだ。焦る必…

すけ
4か月前
1

救急車

住んでるマンションの近くには消防署と警察署があるから、毎日のようにサイレンが聴こえる。 引っ越すまでは知らなかったけど、知らないところで事件事故は頻繁に起きてい…

すけ
5か月前

100円貯金

私は買い物はできる限りに札で払い、お釣りによって発生した小銭を全て貯金していた。 もともとは袋入りのチップスが入っていたアメリカサイズの筒状の箱に向けて財布を逆…

すけ
5か月前
1

高速バスに揺られて

今日は東京六本木にてBase Ball Bearのライブがあるため、高速バスで長時間揺られている。 到着まで5時間以上かかることが分かっていたので 予めNetflixにアニメを20本以上…

すけ
6か月前
2

何もない休日

本当に何もない休日だった。 できれば毎日描き続けたいと思っていたこのnoteも早くも停滞気味にある。 あまりに暇だったため、平日用の食事を予め作って冷凍することにした…

すけ
6か月前

対人関係の言い訳

最近、初めましてから始まって仲良くなるための時間を過ごす機会が多い。
文章というのは中心にある核を最短距離で伝えるのではなくて、その周りの事象を説明することでぼんやり見えるシルエットを読み手がどう感じるかを楽しむものだ。
だから回りくどい言い方をしてしまったが、要は友達が増えたということだ。

学生が終われば友達の数なんて変わらないと思っていたが、これまでの繋がりがまた新しい出会いへと導いてくれた

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海へ

晴れた日の夕方、友人とドライブに行った。
なんとなく海に行こうと言ったが、目的地なんかどこでもよくて、どこにも着かなくたって別によかった。
ただじっくり会話をする時間と理由が欲しいだけだった。

一面に田んぼが広がる道を走ると、なににも遮られていない太陽が風景の主役になっていた。
日差しが強くて眼を開けていられない。
雨が多い地域だから晴れてるだけで良い日になる。

目的地だった海に着いて車を降り

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眠る前

眠りにつく前、無い頭でふと、何が自分にとっての幸せかを考えることがある。
人にはあまり言いたくない少し恥ずかしいマインド。
漠然とした想像は枕に乗った頭をすり抜けて宙に浮き、照明の近くをフワフワと漂ったあと霧散して消える。
それを見届けているときはもう夢の中にいるのかもしれない。

「心が広い」「優しい」なんて言われることがあるが、そうじゃない。
人に嫌なことを言われた時に言い返す度胸がなく、反射

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遮断するイヤホン

つけ麺屋の行列に1人で並んでいた。
その日に調べてノリで来てみたが、ここまで人気店だと思っておらず、長時間立ちで待機する心の準備はできていなかった。
前に並ぶ30代前半くらいの夫婦は延々と仕事の愚痴を言い合っている。
キンキンと高い声で新入社員を悪く言う奥さんの声を聴いていると気分が悪くなってきたため、
イヤホンで耳を塞いだ。
この列に並ぶ10数名、そして店内にいる店員含めた数10名の中で1人も知

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形成される私

高校生だった私に母が勧めてきた映画があった。
就職活動中の大学生数名のそれぞれの人間模様や葛藤を描いていた。
主題歌と綺麗な女優が出演しているかくらいの理由でしか映画を観ない私だが、今作はそのどちらにも当てはまっていたので言われるがままにDVDではあったが鑑賞した。
正直、なにが面白いのか分からなかった。
将来のことなんて何一つ考えてなかった私に共感できるところがなかった。
それほどの距離感を感じ

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見上げる、他愛もない会話

私なんか必要としない会話は進んでいく。
エスカレーターに乗る人を、階段で走って追いかけてるような感覚。
たまに気を使って振られる話題にもユーモアを持って返すことができず、
もしかしてこの場に私がいない方がむしろスムーズなんじゃないかと思っしまう。
それを勘づかれてしまわないよう、わざと気丈に振る舞う自分を客観的に見て情けなくなっていた。
同じ時間を共有しようとする私のエゴはいつまで通用するだろう。

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コーヒー以前以後

20年来の友人3人と呑みにいき、懐かしい話ばかりをしていた。
私だけが乗る必要のあった終電の時間も分かっていたけど、追いかけるつもりもなく、幼馴染ならではの昔の話に夢中になっていた。
内容がなくても懐かしさだけで笑顔になれる。
話しているときだけはいつだって20年前に戻れた。

2軒目のバーで会計時にもらった、女の子の可愛らしい手書きで私の名前まで書かれた高額な請求の伝票は、大人の世界への切符のよ

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宇宙オーケストラ楽団の襲来

子供の頃の想像力は無限大だった。
プールに溜まってる水が一瞬でゼリーになる魔法とか、空から見たらこっちが空だとか、自分たちは誰かの頭皮の上で生きるただの毛じらみなんじゃないかとか。
一番怖かったのは、「地球温暖化」を「地球音楽家」と聞き間違えており、環境汚染を続けると罰として宇宙オーケストラ楽団を名乗る宇宙人達が楽器を武器に地球を破壊にしに来ることだった。
バイオリンの音波で建物を破壊し、チェロは

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どこかへ向かう婆さん

仕事柄、運転をしている時間が長いのだが、田んぼ畦道をシルバーカーを押しながら歩いているお婆さんをよく見かける。
おそらく都会にはない田舎を象徴する光景の一つだ。

彼女達はいったいどこから来てどこへ向かっているのだろう。
勝手な偏見でシルバーカーには市場で選ばれた大根が積まれていると思っているが、実際はどうなんだろう。
腰を曲げながらも少しずつ一生懸命に歩く姿は、地の果てまで進んで行く気なんじゃな

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走る朝、早起きにて

今日から朝のランニングを始めることにした。
週に3〜4回はジムに通い、ランニングマシンで運動を続けているが、時速10kmで無機質に流れるコンベアの上から落ちないように抵抗を続ける作業は退屈でつまらない。
外ならば景色は変わり続けるし、なにより早起きして活動していると得している気分になれるのが良かった。
快晴の中、汗と共に余計な思考は流れ落ち、純粋な状態で様々なことを考える。
この後の仕事のこと、彼

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悩みを吹き飛ばすツービート

落ち込む出来事があった日の帰り道は決まってツービートの曲を聴く。ツービートとはメロコアやパンクで多用されるドラムの高速ビートを指す用語であり、ビートきよしとビートたけしによる漫才コンビとは無関係。

知らない間に出ていた鼻くそをぶら下げながら女の子と喋ってしまった日、買ったばかりのTシャツにラーメンの汁を飛ばしてしまった日、似たような情けない気持ちになった経験は誰にでもあるだろう。

そんな日は

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年齢で見る

今年で24歳になる私は、人をまず年齢で見る嫌な癖がついていた。

仕事で優秀な能力を持つ人に出会ったとき、
「この人はすごいけど、自分より○個も年上だからだ。焦る必要はない。」
などと情けない着地点を見つけてしまっている。

しかし、海の向こうで活躍するスポーツ選手、流行りの恋愛ソングを歌うバンドなど、テレビをつければ自分より若い才能で溢れていた。人生を賭けた挑戦や続けてきた努力もない私は、彼等に

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救急車

住んでるマンションの近くには消防署と警察署があるから、毎日のようにサイレンが聴こえる。
引っ越すまでは知らなかったけど、知らないところで事件事故は頻繁に起きているらしい。
近い距離の出来事なのにそういった現場に居合わせた経験のない私はまだ他人事でいる。
実害以外で学べるものは少ないと思う。

100円貯金

私は買い物はできる限りに札で払い、お釣りによって発生した小銭を全て貯金していた。
もともとは袋入りのチップスが入っていたアメリカサイズの筒状の箱に向けて財布を逆さにして小銭を乱雑に積み上げていくのが日課だ。
その気軽さゆえに続いたいたところもあったが、正直1円〜10円玉を1人の力で集めても、夢を見れるような金額にはならない。
だから、100円玉のみを入れる貯金箱を購入した。どうやら満タンになれば3

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高速バスに揺られて

今日は東京六本木にてBase Ball Bearのライブがあるため、高速バスで長時間揺られている。
到着まで5時間以上かかることが分かっていたので
予めNetflixにアニメを20本以上ダウンロードしておいたがBluetoothイヤホンの充電が切れたと同時に意味を持たなくなってしまった。
こういった長距離移動でイヤホンを封じられた私は無力だ。
数少ない趣味の音楽・アニメ鑑賞は音無しでは楽しめないし

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何もない休日

本当に何もない休日だった。
できれば毎日描き続けたいと思っていたこのnoteも早くも停滞気味にある。
あまりに暇だったため、平日用の食事を予め作って冷凍することにした。
昼用の卵そぼろ弁当と夜用のチャーハンをそれぞれ5食ずつ作った。
チャーハンを作り出した段階では卵を切らしてることに気づき、仕方なくマヨネーズで代用してみた。
マヨネーズは魔法だ。
入れておけばとりあえず平均点以上の味に底上げしてく

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