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絶叫杯参戦作品

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私設賞『野郎どもがものすごい形相で互いの名を絶叫しながら殺し合う小説大賞』への参戦作品。
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#絶叫杯

【note私設賞】絶叫杯 結果発表

 やあ、生物たち。  ついにこのときがやってきた。約一ヶ月にわたる脳内蟲毒メント行為の結…

バール
2年前
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ラァス・オブ・ワースレイヤー!

1.オオカミはおののく ドクターが死んでいる。それも医者の不養生なんて話ではない。胸にナイ…

グエン
3年前
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狩猟公式の果実 -Cyborg №13-

【1】 20XX年、中京都近郊。焼け野原に有刺鉄線とコンクリートブロックの障害が張り巡らされ…

【絶叫杯】Hide and Seek, Hunter and Freak.【提出用】

 ハチドリ通りの裏のうらぶれたアパートの外の取り付けられた鉄階段を一人の男が上っていく。…

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ライト・ブリンガー 蒼光 前書き+目次

 某所で知り合ったバール氏が面白そうなことをしていたので参加しようしようと思っていたので…

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第一話 落語家大襲撃【THE ASAXAS CHAIN SAW MASSACRE】#絶叫杯

 偶然、上野でパンダが焼け死んだ。  偶然、隅田川がプランクトンの繁殖で血の色に染まった…

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【絶叫杯】儚く脆いその手を握る

 この世のすべては脆すぎる。それを初めて学んだのは昔、熱を出して、それが冷めたときだった。  その時のことはぼんやりと覚えている。熱に浮かされてぼやけた視界にお母さんの心配そうな顔が映っていた。お母さんのひんやりとした手が僕のおでこを撫でている。その手をそっと握った。とても儚い手ごたえになんだか心細くなって力をこめた。  力をこめてしまった。  手の中でお母さんが粉々に砕けるのを感じた。 「―――!」  悲鳴とともに飛び起きる。また、この夢だ。暗闇の中に目を開く。消え

弱きをたすけ、強きをくじく 1/6 #絶叫杯

◆前回までのあらすじ◆  邪法に手を染めていた村長は警ら隊長ラウに処刑されたが、その死に…

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棺桶と砲火 #01 #絶叫杯

「クソ忌々しい。毎度毎度飽きもせずに顔だしやがって」  俺は棺桶の中から、昇る太陽を睨み…

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覇者の痕 #絶叫杯

(三国志のパルプ小説です。6,800字あります) 序 その日、飛将軍呂布は曹操軍に降伏し、ほ…

安良
3年前
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我が友、その死について 序

 あーあ、だから言っただろが。うちの看板娘は怒らせるとすげえおっかねえぞ、って。言ったよ…

榊かえる
3年前
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人類救済学園 目次

第壱話 「嵐を呼ぶ少年」intro +ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ+ outro 第弐話 「校内暴力」ⅰ ⅱ ⅲ …

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【note私設賞】「野郎どもが互いの名を絶叫しながら殺し合う小説大賞」略して「絶叫杯…

 お前は。  彼女と共に在れた時代を、そんな風にして悔いるのか。  出会ったことが間違いで…

バール
3年前
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かつて天才だった俺たちへ (#絶叫杯 参加作品)

 ※ライオンマスクからのお知らせ※ この記事は課金記事となっていますが、本編は無料で全て読めます。 おたのしみください。  2020年、幕張メッセ。  『新世紀ホビーフェア』内、メインステージ。  二人の成人男性が、机を挟んで対峙している。  一人は痩せ型、背が高く美形と言ってよい造作。短く整えられた髪とヒゲに、見るからに高価な革のジャケットを着ている。しかし服装と正反対にたたずまいには余裕がなく、おおぶりな瞳は今、肉食獣めいてぎらつき、対面の男を見据えている。  もう一人

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