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母さん、学校つくるってよ。

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学校をつくろう! このシンプルな言葉が出てくるまでのたくさんの出来事や葛藤をつづります。
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#ASD

息子の背中を見送った日/学校をつくろう!に至るまで⑦

2020年6月。分散登校期間が終わり、登校し始めた息子。

通い始めて数日で、息子は朝、1人では家を出れなくなりました。

「あそこの横断歩道までついてきて」
「正門までついてきて」

と、ついてきてほしい場所がどんどん学校に近くなりました。

そして最終的には「昇降口まで送って」となりました。

登校時間より少し遅れて、昇降口まで見送ると、先生が迎えてくれました。

しょんぼりしながら学校に行っ

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登校しはじめました。宿題の漢字練習のエピソード/学校をつくろう!に至るまで⑥

登校しはじめました。宿題の漢字練習のエピソード/学校をつくろう!に至るまで⑥

分散登校期間に学校側と面談し、これまでの経緯や息子の特徴をお話しし、本登校には登校しようと決めました。

登校6月半ば。いよいよ登校し始めました。

今思い返すと、結局2週間も通っただろうか?というところでした。

学校に行ってしまえば、

「まあまあ、だいじょうぶだった〜」とか「まあねー」とか

「学校カウンセラーの先生がいるお部屋で過ごしたよ」とか

「今日はもうすごく嫌だった」とか、、

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学校との面談/学校をつくろう!に至るまで⑤

学校との面談/学校をつくろう!に至るまで⑤

分散登校はおよそ2週間。6月の半ばには毎日の登校がはじまります。

その前に、一度しっかり面談をしたいと申し出ました。

伝えたいことを事前に整理とにかく伝えたいことは、学校の常識とか年齢、学年、こうあるべき、という視点を外して、目の前の息子の”今”に寄り添った対応をお願いします ということ。

そして、

・息子の現状(2年生の後半からの学校での様子や家での様子)

・こちらが想像できない感覚を

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