移動日当日朝から予報ハズレの雪 自分の自宅から空港までは車で約3時間、飛行機の離陸は昼頃 とはいえ慣れない飛行機なので早めに4時半に移動を開始した 緊張で前日寝られなかったせいか眠気が強く途中コンビニで仮眠した以外特に問題なく空港には8時半頃到着した なんやかんやご飯を食べようかと思っても緊張から食が進まず断念 脂汗をかきながら飛行機への搭乗待ちをする事にした そして飛行機はスプリングジャパンという格安航空、隣の大手のジェット機と比べるとかなり小さかった 一抹の不安を覚えな
なんて彩り鮮やかな2日間だったろう なんて色彩豊かな2日間だったろう なんて感情を揺さぶり動かされた2日間だったろう あぁいう世界があるのは知っていたし、いつも遠くからそっと眺めていた きっとそこに居られたらどんなに素晴らしいものだろうかと ほとんど諦めかけてもいた いや、実際は完全に諦めていた 発端は柊優花さんのライブの発表だった 思いっきりライブまでの期間を用意してくれて考える時間は十二分にあった 飛行機を調べて見ると思っていたほどしない、ホテルは高くて諦めかけたけど
「あのさ…君に伝えたい事があるんだ」 「3年前の今日、そうここで、私達は出会った訳だけど、今まで良く飽きもせず私と一緒に居てくれたと思うよ」 「いや、まさか3年も続くなんて思っていなかったというのが本音だった」 「どうせまた直ぐに飽きられる、どうせまたすぐ居なくなる、一人になる」 「みんな最初はね興味本位で近づいて来るんだ、そうしてこっちが近づいたり心を開くとね…みんな怯えて居なくなってしまう」 「まあ、そんな私の予想を君はことごとく裏切ってくれた訳だけどね」 「まさか出会
銀河に輝く一等星 僕らの瞳に届くのは六等星までの4300個だけ 夜空の全ての光を集めても届かない 5000個もの灯りが照らし出すのは銀河鉄道の行く先 5000個もの灯りが照らし出すのはあなたの輝く笑顔 5000個もの灯りが照らし出すのは輝くあなたがたっているそのステージ 満月の浮かぶ天の川のステージで、今日もあなたは歌う その灯りはあなたをキラキラと輝かせるために 歌うあなたをみんなが今日も照らし出す 夜空の灯りはあなたの為に あなたの歌は僕らの傍にまるで
二年の月日とはかくも長く、かくも短く感じるものかと思ってしまいますね あの時Twitter(現X)でネルさんを見つけた時の衝撃たるや忘れようと思っても忘れられるものではありません 初めてのリプの内容はさすがに忘れてしまいましたが()とても丁寧な内容だったのはなんとなく覚えてます 可愛らしいご尊顔に衣装も素敵で、何より自分の大好きなモチーフ 飛びつくようにフォローしたのは記憶に新しいです 見つけた瞬間の高揚感と、声がわからない事どんな方なのかわからない不安もなくは無かったです
キラキラとまばゆく光る世界の中で、一つ一つ拾い上げてきた小さな輝き どこまでも遠く続く線路の先には、また一つ綺麗な星つぶ それを優しく両の手ですくいあげて、大切に大切に銀河鉄道の中へそっと迎えいれてゆく 幾星霜の月日を越えて、銀河鉄道を星つぶでいっぱいにするため 銀河鉄道は走ってゆく 遥か彼方どこまでも遠い場所へ、銀河鉄道を思いででいっぱいにする為に 銀河鉄道はまた走ってゆく 今日は尻尾を振り上げた大サソリの背中、アンタレスの赤くて硬い甲羅の上 つるつると滑る足に気を付けな
うだるような暑い日が続いている 毎日毎日飽きもせず、お天道様はてっぺんまで一気に駆け上がり その持ち前の突き抜けるような明るさと温かさで地球をこれでもかと焼いていく (たまには手を抜いてくれても良いのに……) なんて事を考えながら、こんな炎天下の中僕はダラダラと隣町に向かって自転車を漕いでいた 今日は8月7日、隣町で七夕祭りが開催される 普段はお祭りとか行ったりしないんだけど…… 今日この日だけはそういう訳にもいかなかった ━━━━━おっそーーーい!!! 待ち合わせ場所の
広大な宇宙の片隅、沢山の眩い光を湛えた(たたえた)天の川 その巨大で美しい光の川に引き裂かれたベガとアルタイル 15光年もの距離にわかたれた二人が、年に一度だけ顔を合わせる 年に一度····約1500年もの間そんな少し寂しい逢瀬を重ねてきた2人が 会えなかった寂しさを埋めていくかのように、抜けてしまった時間を取り戻すかのように そんな2人をキラキラした瞳で見つめる女性が一人 彼女は空調のしっかり効いた銀河鉄道でゆったりとシートに座り、カフェオレを片手に優雅に地球に向かってい
前略 この度はライさんのお誕生日にあたり、今の率直な思いをnoteにしたためました。 御一読頂けましたら幸いです。 まずはライさん!!お誕生日おめでとうございます!!!(*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ デビューから約半年と少し、一生懸命走り抜けたライさんが素晴らしく輝いてみえますね!ヾ(*´∀`*)ノ デビューした頃と今のライさんを見比べるとだいぶ砕けてきて 楽しそうに配信をされているのを見て、こちらもとても楽しい気持ちになってます! 自分は歌が好きなので歌枠を凄く楽しみ
いつもの時間 自宅から少し離れたところにある公園に僕は居た 日課である夜の散歩 この時間田舎の山中にある公園になど人の気配もなく 日がな一日働き詰めで疲れた精神を休めるには絶好の場所であった 滑り台前に設置されたいつものベンチに座り 一人仕事の反省会をはじめる きっと他人からするなら別に失敗とも言えないような、取るに足らない出来事を一つずつ思い出し なぜ自分はあんな行動をとったのかとか、何故あんな言葉を吐いてしまったのかとか 下らない事を考えていた ため息を付き空を仰ぐ、
あれから半年の月日が過ぎた 138億年の間、銀河を鉄道で旅してきた私からするなら瞬き程の時間のはずなのに なんてたくさんの感情を揺り動かされた半年だったろう 初配信、いきなりやらかしてしまったけれど みんなは優しく受け入れてくれて そんなみんなに銀河鉄道の車窓からいつも眺めていた、可愛らしい優しい灯り達と同じ名前をつけた 星つぶ いつでも傍にいて欲しい、そんな願いも込めて この半年間で色々なことに挑戦してきた バトルロイヤルゲームをした時はゲームに熱中し過ぎて「投げキ
「賑やかさってなんだと思う?」 葉山が急に切り出してきたのは、うだるような暑い夏のある日だった 「どういう意味?」 暑さにイラつきながら答える この暑さの中エアコンも付いていないボロアパートに住む学生には、こいつの遠回りな言い回しまで暑苦しく感じる 葉山「賑やかさだよ"にぎやかさ"」 俺 「何が言いたい訳?」 葉山「賑やかさの正体についての考察だよ」 俺 「·····付き合わなきゃダメ?」 葉山「当たり前だろう?」 こいつは····· 葉山「僕はね、賑やかさっ
小学校1年生の頃、自分の学校では夏休みの初日にサマーキャンプなるものがありました。 PTAの親御さん方と先生方も居て学校の体育館で一夜を明かします。 マットを引き、寝袋にくるまって全校生徒(田舎の学校なので当時40人程?)が寝る様は まるで避難所のようにも見えたかも知れない簡素なものでした。 それでも子供ながらには友達とお泊まりは楽しいもので・・・ 班ごとにカレーを作って食べたり、鬼ごっこや隠れん坊をしたりと中々楽しんでました。 時間が経つのは早いものです。 暗くなって、み