社員A 個人ヘッジファンド編♯44: 「$100 Oil? What a Price Spike Could Mean for Markets and Geopolitics」　＜ー　もうNYTはここまで考えています

今回は「$100 Oil? What a Price Spike Could Mean for Markets and Geopolitics」について取り上げます。

The New York Times: 13　Sept,2023

「$100 Oil? What a Price Spike Could Mean for Markets and Geopolitics」:　なんと！

Analysts see Brent crude climbing to levels last seen in the first months of the Ukraine war after Saudi Arabia and Russia extended production cuts.

と言うことで、これはあり得ます。

なお、現在はWTIベースで昨夜（米:　12　Sept,2023）は88.80USDで、日本のレギュラーガソリン価格が大体190YEN行くか行かないか？

だったら、今後どうなるか予想ができると思います。

こないだ高速に乗ったところ、高速のレギュラーガソリン価格は200YENを超えていました。　ショック！

それはともかく、どう見ても下がりそうにありません。

それは、前回の記事（社員A 個人ヘッジファンド編♯43: 「その後の経過： 7 Sept,2023）」：↓）で触れていますが、今のところ下げる要素がありません。

実際、今回のNYTの記事も、前回の私の記事と似たような内容です。

それはともかく、どうして１バレル＝100＄にこだわるのか？

それは、100＄レベルに達すると、さすがに車社会の米国、一般人が本当に困ってくるからです。

どうも、非公式情報によると米国はシェールオイル（Shale oil）の油田を沢山持っているはずなのに前回原油価格が落ちた時に採算が合わず、閉鎖が相次ぎ、現在は稼働していないところが多いらしいです。

つまり、ないのと同じ。

結果、シェールオイルの増産は見込み薄。

と言うことは、米国物価高値維持　ー＞　米国金利高値止まり　ー＞　YEN安の可能性が「大」。

何時もながら、やはり今のUSDYENのShortは危険。

Global leaders may seek relief from sanctioned oil exporters. Iran’s oil exports have surged since Saudi Arabia began cutting its production this summer, and Bloomberg reported last week that Tehran and Washington have held back-channel talks to keep crude flowing to make up for supply reductions elsewhere. Venezuela, another exporter under sanctions, has reportedly turned to Beijing to help it revive production.

日本にっとて、原油価格より悪いニュースは、米国は敵国のはずの「ベネズエラや中国」に手を廻し原油を迂回してにいれようとしています。

ということは、一有事の際には米国は中国に出だし出来ないことを意味し、日本と台湾だけで中国に対峙しなくてはいけなくなります。

超重要なないようなのですが、日本の報道で見かけません。

日本のマスコミは反日的な事には、力を入れても、今回の様に直接日本国、日本国民に影響がありそうなことは報道しないのですね。

その代わり「社員A 個人ヘッジファンド編＆インターネット調査室」チャネルで報道をしていく所存です。

上記続きは、軍事チャネルに任せます。

本、記事は金融関連なので話を金融にもどします。

検索キー:　$100 Oil? What a Price Spike Could Mean for Markets and Geopolitics

私の持ち高、前回までのお話:　↓

で、内心１バレル＝86＄まではいくと思っていたので「ＷＴＩ原油価格連動型上場投信[東]1671でHOLDしていたのですが、上記のNYTの記事を読むと、少なくとももう少し原油価格は上がりそうなので、引き続きHOLDです。

問題は、買い増やしをするかどうか？

悩ましいです。