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「四畳半タイムマシーンブルース」を読む
私の大好きな森見登美彦の新刊「四畳半タイムマシーンブルース」が相変わらずいい。久々に森見作品を読んだが、やっぱりいい。湘南新宿線の端から端まで乗りながら、買ったばかりの単行本を携え、終始ほくそえむ。こんな夏も悪くはない。
前文、森見さんっぽい文体で書いてみようと試みたが無理でした。あのワードチョイスや文体、言葉遣い、見事なまでに僕には浸透してくる。ジョージオーウェルの「1984」の中に、「言葉を
唐突に「逃げ恥」と「けもなれ」を見た話
一人暮らしを始めてからはや数か月が経つが、買わないと思っていたテレビを買った。部屋が静かすぎてむなしくなって買ってしまった。テレビがあればあるで生活感が出て悪くないとも思う。
初めて点けたとき、「逃げ恥」の再放送をやっていた。リアルタイムで全く乗り切れていなかったが、「ガッキーかわええええ」というどうにも安直な衝動に駆られて、1話から見直すことにした。今の時代、思い立てば無料かちょっと課金すると
「サピエンス全史」を読む
随分と話題になったユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」。最近読み終えたので感想書いていこうかなと思います。
いろいろ本読んだり映画観たり音楽聴いたりしてるんですけど、インプットしっぱなしっていうのはもったいないなと最近思うんです。
何か自分なりに言語化しとかないと意味ないかなと。
そのツールとしてこのnoteはピッタリかなと思います。なので今回は初めての「本」について書いていきます。
か
映画「スキャンダル」を観る
一部、緊急事態宣言が解除されるなど、新しい局面へと日々変化している世の中ですが、私は相変わらず平日は在宅ワーク、土日はお家でのんびりと暮らす日々が続いています。友達会ったり、居酒屋に行ったり、ライブに行ったりできないのは寂しいですが、それ以外は以前と同じ、いやむしろ以前よりいいかもしれないです。自分の時間がかなりとれるし、無駄な移動時間もない、上辺の人間関係は薄まっていますし。元々、一人でもいけち
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