BassPuzzle

Bass fishing is a Puzzle of nature. バスフィッシン…

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Bass fishing is a Puzzle of nature. バスフィッシングは自然のパズル。

最近の記事

ノットキャップについて

ノットキャップというパーツも間もなく発売になります。 ラインの結び目に、ウィードやゴミが絡まるトラブルを減らすために作りました。 こんな感じでルアーに取り付けます。 もともとウィードのすり抜け性能が高いグラスピースですが、その能力をより伸ばすためのアイテムです。 特にこれからの季節、秋が深まってウィードの根が弱り抜けやすくなるタイミングが出番です。 目安はウィードの葉が落ちて、茎だけが残るようなシチュエーション。 逆に言うと、ウィードがもりもり元気に生えている時期は、あっ

    • グラスピース フレックス/GrassPiece FLEXの紹介

      グラスピースフレックスという新しいモデルが、ようやく出来上がりました。 オリジナルのグラスピースと何が違うかというと、名前の通りワイヤーとヘッドがフレックス構造(ジョイントされている)になっている点です。 要するにジグスピナーと似たような物です。 構造上の違いはこれだけなんですが、ヘッドとワイヤーが固定されているか否かで出来る仕事が違うと分かったので、兄弟モデルとして発売に至りました。 動画でも解説したので、よかったら見てやって下さい。 オリジナルとフレックスの機能面での違

      • 釣りに行けば全てが

        8月は一度しか釣りに行けませんでした。 釣りに行く頻度が下がると、私の場合は2~3週間空くと釣りに行きたい気持ちが顕著にしぼんでいきます。 山積みのやらねばならぬ事を前にすると、釣りに行ってる場合じゃない!ってなったりしませんか? 湖岸まで車で10分あれば到着するので、厳密には行けるはずなんですが。 腰が重い理由の一つは、釣れている雰囲気が薄い事です。 SNSを見ると釣果情報はてんこ盛りなのですが、実際に釣具屋さんや釣り仲間と話すと「いや~安定の厳しさですよ」というやり取り

        • パッケージレス販売について

          タイトルにある通り、グラスピースをパッケージに入れずに販売してみる事にしました。 と言っても、いきなり全てパッケージレスにするのも難しい話です。 今年は有難いことに、グラスピースのオリジナルカラーのご依頼を取扱店さんから頂きました。 オリカラぐらいの規模感ならトライしやすいかなと思い、取扱店さんに相談したところご協力頂けることになりました。 そもそも何故パッケージレスにしてみようと思ったかというと、その始まりはゴミ拾いです。 2016年に琵琶湖に引っ越してきてから、定期的に

        ノットキャップについて

          2021年の終わりに

          2021年もバスパズルにお付き合いを頂き有難うございました。 お蔭様でどうにか無事に年末を迎えられました。 ご挨拶も兼ねて現状報告をしたいと思います。 12月30日、今年を振り返ってみて思うのは「ぜんぜん作り足りない!」という悔恨なのか熱狂なのか、とにかく作りたい物が多すぎて、でも時間は足りなくて、良くも悪くも非常にもどかしい感じです。 今年は結局約60日釣りに行きました。 こう書くと多い気もしますが、月に5日計算なので週一プラスαで行ったぐらいです。 そのほぼ全てが琵琶湖

          2021年の終わりに

          グラスピース 3/4oz について

          グラスピースもだんだんバリエーションが増えてきました。 3/8oz、1/2oz、ミニブレード1/2ozがリリース済みのモデル。 今回、そこに新たに3/4ozが加わります。 ヘビーチャターってどうやって使うんだろう?というところからテストがスタートしたんですが、いざ試してみると色々発見がありました。 ざっくりとですが特徴をご紹介します! ◆特徴1【めっちゃ飛ぶ】 上が1/2oz、下が3/4です。 当然といえば当然ですが、1/2ozとは明らかにキャストフィールが違います。オカ

          グラスピース 3/4oz について

          ガイドを受けて考えた事

          琵琶湖でプロガイドをされている、宮廣祥大さんのガイドに行ってきました。 宮廣さんと言えばマグナムクランクの火付け役というイメージが強いですが、個人的にはノヴェル(冒頭画像のルアー)を作った人という印象も強いです。 と言うのも、ノヴェルがめちゃくちゃユニークなルアーだったからです。 パッと見こそジャークベイトに括られそうですが、巻き感、浮力、飛距離、アクションのバランス感は、他に似たルアーが思い浮かびません。 ルアー作りをしていると(良い意味で)変なルアーは、喉に刺さった小骨

          ガイドを受けて考えた事

          オリジナリティをこじらせる話

          先週、先々週とノーフィッシュが続いていたのですが、2週間ぶりに魚をキャッチできました。 嬉しいと同時にホッとさせてくれたバスでもありました。 仮に冬に釣れなくても、周りだって釣れていないので「まぁ難しいよね」と受け流せますが、季節が進むとそうもいきません。 ボコボコに釣っている人が居るので、本気で釣りをしてゼロが続くと辛いです(涙 ただ贅沢な話ですが、昨日のイッピキも私が望んでいた釣れ方だったかと言うと答えはノーです。 と言うのも、グラスピースで釣れる魚はこの時期まだまだ

          オリジナリティをこじらせる話

          春のシャローで巻く時に気をつけている事

          3月1日にシャロー勝負の釣りをしてきました。 結果、グラスピースの3/8ozで2匹、1/2ozで1匹と良い釣りができたので、これから4月にかけてシャローバンクを巻いて釣る時に、私が意識している事を書いてみたいと思います。 春先に岸際を巻く場合、私は軽めの3/8ozをメインに使っています。特にアシやガマが生えているナチュラルバンクは、そもそも水深が1メートル未満と浅いケースがほとんどです。なので、着水音を抑えたいというのが理由の一つ。春先はスピードを抑えてスローに巻く場合も多

          春のシャローで巻く時に気をつけている事

          500年前の釣り本

          「釣魚論」という、つり人社から出ている本を読みました。 ジュリアナ・バーナーズというイギリス人(しかも女性らしい)によって書かれたそうで、初版は1496年との事。イギリス最古の釣り本と呼ばれているそうです。かの有名なアイザック・ウォルトンによる「釣魚大全」の初版が1653年だそうなので、それよりはるかに昔に書かれています。ちなみに日本最古の釣り本は「何羨録」で、江戸時代(1723年)に書かれたと言われています。 いやー、面白かった。 釣りはメンタルにもフィジカルにも最高だ!

          500年前の釣り本

          リングビアウォーレイって何?

          数年前から「リングビアウォーレイ」というワードをよく聞くようになりました。琵琶湖で釣りをしている人には耳馴染みがあると思います。通称「ごはんですよ」とか「貞子」なんて呼ばれたりもするボトムに生える海苔のようなウィードの事です。 遅ればせながら、リングビアウォーレイってどんなウィードなんだろうと気になって調べてみました。しかし私が知りたい情報はさっぱり検索に引っ掛かりません。出てくるのはリングビアウォーレイが大事という釣り方の記事ばかりで、ウィード自体にどんな特徴があるのかと

          リングビアウォーレイって何?

          使うルアーによって、釣れるバスのタイプは決まっている?

          先週に引き続き、グラスピースの亜種で良いバスが釣れました。 バイトが少ない真冬に、違うタイミングで釣れているのでラッキーだけじゃないなという手応えを感じています。ルアーのボリューム感とアクションの質はマッチしているな、と。ただパターンとして芯を喰っているかと聞かれると、正直微妙です。 どれもサイズがそれなり(全部40センチ半ば)という点と、バイト自体が少なく魚影が薄い感じだからです。ガイドさんたちなどの釣果情報を見てみると、私が釣っている3メーター前後よりももう少し深い、4~

          使うルアーによって、釣れるバスのタイプは決まっている?

          グラスピースのトレーラーワームの話

          基本的にグラスピースにトレーラーワームは付けない。リリース当初からそう言ってきたにもかかわらず、昨秋は散々ワームを付けて釣りました。今回はその辺の話をしてみようと思います。 使っていたのは主にこの四種類。上からGamblerのスタッド5" 、ZOOMのスーパーフルーク5" 、Gamblerのスーパースタッド5"、Bass Assassinのベイパーシャッド5"です。真ん中二つは同じでしょ?というくらい似てますが別商品です。この手のワームのオリジナルはスーパーフルークだと思い

          グラスピースのトレーラーワームの話

          2Mラインで高速巻き

          1月23日(土)に今年初の琵琶湖へ行ってきました。朝から丸一日雨の予報だったので、覚悟はしていたもののずぶ濡れに。総雨量27㎜。バスとの邂逅も果たせず、ただただ修行な釣行となりました。 この日は1か月振りの釣行だったので、広く早くを心掛けました。ウィードの残り具合をチェックしていくと、マークしていたエビモはことごとく消失していました。私の釣りだと、縦ウィードがあった方が喰わせやすいイメージがあるのでやや意気消沈。ただ水深3m前後のレンジでカナダもやらセンニンモやらが広範囲に

          2Mラインで高速巻き

          ヘッド形状≒リップ形状

          ボートのエンジンが年末に不調を訴えて要メンテナンスとなってしまいました。その影響でまだ初釣りができていません。と言うか釣り納めにも出られなかったので、まだ2020年が納まった感さえないという。でもようやく整備完了したとの連絡があったので、今週は湖上に出られそうです。 グラスピースのヘッド形状を色々と試しています。何を狙っているかというと、耐細枝系カバー性能の向上です。写真一番上の現行グラスピースのバランスは、耐ウィード性能に重点を置きつつ、色々なカバーに使えるオールマイティ

          ヘッド形状≒リップ形状

          2021年の初めに

          今年はどんな釣りをしようかな、と正月気分が抜けない緩んだ頭で考えてます。 私のバス釣りは99%がルアーを作るための釣りなので、その年に作るルアーによって釣りのスタイルが決まります。去年に引き続きグラスピースの亜種を煮詰めていく、というのがベース路線でこれは既決事項。これに加えて、4Mくらいまでのミドルレンジを狙えるグラスピース、I字系のジンピースあたりを投げ込む感じにしようかなと思っています。 ウィード以外のカバーに対してフラットヘッドってどうなんだろう、という疑問が湧い

          2021年の初めに