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グラスピースのトレーラーワームの話

基本的にグラスピースにトレーラーワームは付けない。リリース当初からそう言ってきたにもかかわらず、昨秋は散々ワームを付けて釣りました。今回はその辺の話をしてみようと思います。

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使っていたのは主にこの四種類。上からGamblerのスタッド5" 、ZOOMのスーパーフルーク5" 、Gamblerのスーパースタッド5"、Bass Assassinのベイパーシャッド5"です。真ん中二つは同じでしょ?というくらい似てますが別商品です。この手のワームのオリジナルはスーパーフルークだと思いますが、アメリカには似たワームがわんさかありました。タックルウェアハウスのSoftJerkBaitsのカテゴリーを見るとちょっと笑っちゃうぐらいです。

で、この4種をトレーラーにして釣果に差があったかと言われると、答えはノーというのが正直なところ。どれでも満遍なく釣れました。ワームを付けると何が良いかを明確に言うのは難しいのですが、最大の違いは手元に感じるバイブレーション(ブルブル感)が鈍くなること。ここがチャターベイトと大きく異なるポイントです。ブレードのバイブレーションと、ワームのアクションが比較的分離しているチャターベイトと違い、グラスピースはブレードのバイブレーションがワームに対してダイレクトに伝わります。その結果、ワームのボリュームが増せば増すほどブレードのバイブレーションが緩くなっていくという仕組みです。言い換えると、ブレード単体で水を押す状態から、ワームを付けることで全体が水を押す感じになります。私的にはリップ付きのハードルアーに近くなるイメージです。

それが釣れる理由なのかと問われると、バスに聞いてみないと分かりませんが高速で巻く場合は確かによく釣れました。ちなみに先に挙げたワーム4種の中での私のオススメは、スーパーフルークとスーパースタッドです。スーパースタッドはノンソルトでバラツキが少ない印象なのですが、いかんせん日本で売ってません。少々バラツキがあるものの、入手性やカラーバリエーションの豊富さを考えるとスーパーフルークが手始めには良いと思います。

そもそも何故トレーラーワームの再検証をしようと思ったかというと、DeepStreamのKenDさんに、スーパーフルークをトレーラーにしたグラスピースでボコボコに釣られたからです。単純ですはい。後日、ワームを付けて釣れていた時に、トレーラー無しも気になって試してみたら、やっぱり釣れるには釣れました。なので果たして何が大事なのかは未だ確信が持てません。先週釣った初バスもトレーラー無しでしたし。いずれにしても、ルアーの水押し加減とボリューム感のバランスを、その瞬間のフィールドコンディションにマッチさせるのは大事ですよね。いつか答えにたどり着きたいという執念を燃料に、引き続き諸々研究していきます。

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