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使うルアーによって、釣れるバスのタイプは決まっている?


先週に引き続き、グラスピースの亜種で良いバスが釣れました。
バイトが少ない真冬に、違うタイミングで釣れているのでラッキーだけじゃないなという手応えを感じています。ルアーのボリューム感とアクションの質はマッチしているな、と。ただパターンとして芯を喰っているかと聞かれると、正直微妙です。
どれもサイズがそれなり(全部40センチ半ば)という点と、バイト自体が少なく魚影が薄い感じだからです。ガイドさんたちなどの釣果情報を見てみると、私が釣っている3メーター前後よりももう少し深い、4~6メーターラインのレンジで釣れている印象です。バスはまだ深い方に多いんでしょうね。

今週釣ったバスは、冒頭の写真の通りかなり大きめのバスを捕食していました。頭のサイズからして20センチ近くあったはず。実は昨年、グラスピースで釣ったバスが、バスを食べているケースはめちゃくちゃたくさんありました。エビ、ハス、フナ、モロコなど様々なベイトを食べてはいましたが、最も頻繁に見掛けたのはバスだったんです。
なので、バスを食べていること自体に驚きはありません。
ただこの時期にこのサイズのバスを食べてるんだ!という点が意外でした。
先週釣ったバスもかなり大きめの魚を食べていましたが(溶けていて判別できず)、それもバスだったのかもしれません。残りウィードを釣っているので、子バスの越冬場と並バスのポジションがリンクしているんじゃなかろうかと考えています。冬の漁港的なイメージと言いますか。で、タイミングによって捕食している、と。

写真 2020-11-26 10 08 47

これは2020年11月に釣ったバス。食べられているバスのサイズは大小さまざまです。

琵琶湖の冬と言うと、代表的なベイトとしてヒウオが挙げられますが、グラスピースの釣りではヒウオ喰いのバスと出会ったことがありません。最近ではクリアスカートを使ってヒウオに寄せた色で試していますが、それでも釣れてくるのはバス喰いのバスばかり。ちょっと話はズレますが、グラスピースで釣れたバスにストマックチェックをしても、胃袋からワームが出てきたことは一度もありません。ワームの釣りをする人に話を聞くと、ワームが出てくる場合もよく有ると聞くにも関わらず、です。

ワームで釣れているバスがグラスピースでは釣れていないとなると、バスには食性のタイプがあるんじゃないか、という気がしてきます。ハゼが好きなバス。エビが好きなバス。アユが好きなバス。バスが好きなバス。好みのエサの要素が多いルアーに、それぞれのバスがバイトしてしまうんじゃないでしょうか。そう考えると、例えば風が吹いてクランクベイトで釣れた場合、もともと巻物を好む(バス喰いのような)タイプが捕食モードに入っただけで、ワーム喰いのバスのスイッチが入って捕食している訳ではないのかもしれません。

ザックリし過ぎた話です。自然の事なので例外も数多あるでしょう。エリアや季節によっても好みは変化するでしょうし、そもそもベイトの種類が豊富でないと検証しづらいテーマでもあります。
ただグラスピースで釣れたバスを観察していると、ルアーの種類によって知らない内にバスのタイプを釣り分けている、という傾向はあるように思います。

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