4歳から15歳
おはようございます、音楽家の河野一之です。
この前勉強していたときに知ったのが、とある心理カウンセラー曰く、僕たちは4歳から15歳の頃に親や周囲の大人たちから受けた影響を強く受けるそうです。
すごく具体的な例を出すと、この時期に「お金」に苦労したり、両親がお金が無いことに悩んでいたりネガティブな印象がつくと子供もお金を嫌いになったりし、将来的にわざわざ散財する様なことをしたり、そんな嫌いなお金は稼ぎたく無いとお金にまつわる事をしたくなくなる連鎖に堕ちるそうです。
そう考えると僕の場合は「お前はやればできる。」「嘘は絶対にダメ」「大器晩成型」という風に幼い頃から言われていた記憶がうっすらあります。
これが功を奏して粘り強く何かに取り組むことができる能力や肝心なところでは絶対に嘘はつかないという正直さも持ち合わせることができたのは両親のおかげです。
しかし、物事は表裏一体、ポジティブな側面があれば必ずネガティブな側面もでてきます。
僕は「やらないと」できない人間になり、「嘘をつくぐらいなら」言い方が悪かろうがストレートにものを言い、「いつか成功するだろう」と今の幸せに気づけない人間になりました。
頑張って気合いを入れないと何かを成し遂げられない、言い方がストレート過ぎて人に不快な思いをさせてしまう、今ある幸せに気づけず心に穴が空いた状態になる。これが20代半ばに陥った僕のネガティブな要因でした。
きついですよ、どんなに良いことがあっても心に穴が空いているもんだから嬉しいのは一瞬でまたすぐストイックモードに戻っていく。
本来であれば
・個性があるのだから”やらなくても”できることをしていれば良く
・”嘘だけはダメ”とせず、相手によって伝わりやすい様に伝えることが大事で
・”大器晩成型”と決め付けず今既に成し遂げていることを認識することが必要
こういうことが必要でした。
皆それぞれ今ここまで生きてきたということはこれまでの人生で親に限らず周囲にいた大人たちの影響を受けてきたはずです。
良い悪いは関係なく、そんな自分の特性と後付けされた何か習慣の様なものを認識すると面白いかもしれません。
おすすめです。
Thank you
Kazz
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