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お金の事件に、ぼくはゾッとした。

知人の会社で、横領事件があったと聞きました。

責任のある立場の人間が複数人で、売上の数字をごまかして数百万円単位の横領をしていたそう。

もちろん、解雇。

この話を聞いて、ぼくはゾッとした。

「なぜ、横領なんてできたんだろう」と。

自分がもしも横領した立場だったら、もうその瞬間から気が気じゃなくなるだろう。

「いつバレるんだろう…」
「やめとけばよかった…」

ずっと後悔の念が頭をよぎるだろうなと。

(だからこそ、逆にそれをやることができるメンタリティに少し関心するところもあるけれど…)


で、今日の本題はここからなのですが…

もしかしたら、その人たちはお金に困っていたのかもしれないし、シンプルに目が眩んだだけかもしれない。

ただ、これは言いたい。

しっかりお金の勉強ができていたら、お金の教養を持つことができていたら、そんなことはしなかったのではないのだろうかと。

たとえば、「経理」の仕事をしたことがある人ならわかるかもしれないが、会社で扱うお金は「勘定科目」というものに当てはめて、処理をしていきます。

「目の前のお金は、どの勘定で処理されるものか?」

無意識にこんな視点で見るようになっていく感じです。

そこで、目の前に100万円があったとしても…

それは「現金/売上」という勘定で処理されるものであり、その現金はまた銀行に預けにいくと「預金/現金」で処理される。

なんというか、あくまで処理されるべき対象であり、記号のような数字であり、モノみたいな感じがするんです。

もちろん、プライベートで100万円を渡されたら、「うわ〜!何に使おうかな!?」なんてワクワクするものだけど…

仕事ではあくまで記号のような数字であり、経営者でもない、いちスタッフからしたら…

ただただ、事務的に処理する対象物でしかない。

良くも悪くも、100万円だろうが、1億円だろうが、「無の感情」で処理できてしまう。

ぼくの体験談から言えば…

金額の大きさに、何の心も動かないものなんです。


また、お金はそもそも社会を「血液」のように巡っていくもの。

その血液を流すために、世の中にはいろんなルールができ上がっていて…

そのルールを無視して、その流れの一部をごまかそうとしても、後からしっぺ返し気がくるものです。

それは上記に挙げた「罪悪感」のようなメンタルの話かもしれないし、あとからどこか辻褄が合わない事実が出てくることかもしれない。

世の中を「流れ」ではなく「目の前」の出来事だけで見ている人は、残念ながらうまくいかない。

お金も、人間関係も、社会の仕組みそのものも、人と人がお互いに干渉しあいながら機能していくものだから。

流れで見ないと、必ず歪みが生じまうものなんですよね。

この事件を聞いてぼくは、そんな流れが「見えてなかった」んだろうなと思いました。


お金のことも、世の中のことも、もっと勉強しておけばこんなことにはならなかったかもしれないのに…

あらためて、大人になっても学び続けることの大事さを思い知ったような気がします。

横領なんて、本当にダメ。

自分のために、絶対にダメ。

人のふり見て、我がふり直していきたいものです。




ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

HSPオンラインコミュニティ「ひみつ基地」を運営しています、オフィス秋晴れ代表のばっしーと申します。

「HSP・内向型でメンタルダウンと転職を繰り返す会社員が、起業して働き方をデザインしたら、ストレスフリーで心豊かな毎日になった」

この体験をもとに、起業支援・コーチング・セミナーなどやってます。



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