【個人事業塾】 お金をいただくのが申し訳なく思ってしまう時は、ただ「お客さんが喜ぶこと」を求めてしまっている。
「起業して自分で稼げるようになりたい」
「自分の事業を伸ばしていきたい」
「自分の看板で生き抜いていきたい」
そんな個人事業主の方、スモールビジネスの経営者の方、起業願望がある方へ。
こんにちは😊
HSPオンラインコミュニティ「ひみつ基地」オーナーの、ばっしーです。
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さて今回は、ばっしーの「個人事業塾」と題したビジネスコラムをお届けします。
（「個人事業塾」過去記事は、下記のマガジンから）
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さて、これをご覧のあなたは…
お客さんに提供するサービス・商品に価格をつける時、つい「遠慮気味」な価格をつけてしまっていませんか？
「あまり高い値段にすると申し訳ないし…」
「自分のスキルを考えたら、これぐらいが妥当だし…」
そうやって、「本当はこれぐらいはいただきたいと思っている価格」よりも、ついつい低い価格をつけてしまう…
こんな状況に心当たりはないでしょうか？
ぼく自身は、もの凄〜くあります😅
なんか気が引けちゃうんですよね…
でも、やっぱりこれは根本的に間違っていると思うんです。
こういう発想になってしまう人の中には…
ただただ、「お客さんに喜んでもらうこと」を大事に思っている人もいると思います。
目の前のこの人に、ただただ喜んでほしい…
自分が提供できるなにかで喜んでもらえるなら、儲からなくてもいいや…
お金の負担をしいてしまうのも申し訳ないし…
とにかく喜んでもらえることが、自分の喜びになるんだから…
自分の商売はこれを大事にしていくんだ…
そして、全然儲からないのに忙しくなって、続けるのが難しくなっていく…
こんな流れに心当たりがないでしょうか？
ぼく自身は、もの凄〜くあります😅（あれ、なんかデジャブが…）
ここで考えてみてほしいんです。
「お客さんが喜ぶ」ことを突き詰めると、どこに行き着くと思いますか？
あなたのサービス・商品を「格安」、いや、もはや「無料」で提供したら一番喜んでもらえませんか？
「お金の負担をしいてしまうのが申し訳ない」という思いをあなたが抱えている場合…
一番いいのは無料（に近い形）で提供すること、という結論に行き着いてしまいます。
（ちなみに、ぼくは意図的に「コンテンツ無料」をやることがよくありますが、これはまた違う意味の告知活動の一つだったりします…）
…と言っても、もちろんこれは極端な考えですし、無料でサービスなんてやってしまうことで、むしろ相手が申し訳なく感じてしまうパターンも往々にしてあります。
ただ、このようにして…
お客さんが喜ぶことを追求していくと、どうしても「お金の負担をしいてしまうのが申し訳ない」という気持ちにいってしまいやすいと思うんです。
「でもお客さんに喜んでもらえるのが、商売の本質じゃないか」
「お客さんの笑顔が見れて、自分も笑顔になれる。儲からないけど、それでいいじゃないか」
と思うかもしれません…
でも、考えてみてほしいんです…
お客さんにとって一番いい結果って、何なんでしょうか？
ぼくは思うんです…
お客さんが「一番価値を感じる結果」こそが、一番いい結果であると。
じゃあ、お客さんはどんな時に「一番価値を感じる」のでしょうか？
たとえば…
ここに同じ本が、2冊あるとします。
一冊をAさんは、無料で手に入れました。
もう一冊をBさんは、10万円で買いました。
AさんとBさん、どちらのほうがこの本を大切に読むと思いますか？
「そんなの、読みたい本だったらどちらも大切に読むでしょ」
と思うかもしれません…
では、質問を変えてみます…
AさんとBさん、どちらのほうが「元を取ろう」という気持ちが働きますか？
Aさんは、何も支払っていないので、そもそも元も何もありません。
なので、読まずに捨てたとしても痛くも痒くもありません。
一方で、Bさんは10万円支払っていますから…
読まずに捨てるなんて、とんでもないことです。
「払ったからには、その分の元をとらなきゃ」という気持ちが、無意識的に働きます。
ここで考えてみてほしいんです…
AさんとBさん、どちらのほうが本人の「本気」を引き出せると思いますか？
つまり言い換えると…
どちらのほうが、この本に価値を見出すと思いますか？
スポーツジムのライ◯ップって、きっとご存知ですよね。
あれの料金表を見ると、なかなかの金額が書かれています…
数十万単位です…
一方で、市営のスポーツジムなんかに通えば、一回わずか数百円で済みます。
これ、どちらのほうがその人の「本気」を引き出せると思いますか？
言い換えると…
どちらのほうが、価値を見出すと思いますか？
ぼくらは、お金が大好きです😂
いくらでも手元に溜め込もうとします。
だからこそ…
支払った分の痛みと同等、いやそれ以上の価値あるものを受け取ったと思わないと納得できないんです。
ここに…
お客さんの「一番価値を感じる結果」があったりするんですね。
サービスを提供する側からすると…
相手の心を想像し、最大限に価値を感じる形に設計するのが、真のプロであると思うわけです。
さて、話を戻します。
「お金の負担をしいてしまうのは申し訳ない」ですか？
お客さんがサービスに「本気で価値を感じ取れるようになる」設計は、そこに存在していますか？
お客さんに「安く済んだ、ラッキー♫」と感じられているうちは…
真の価値が提供できていないと思うわけです。
お客さんが喜ぶことをするのが、悪いことだというわけではありません。
しかし、ぼくらがいちビジネスマンとして、商売として成り立たせていくのであれば…
お客さんが価値を感じるための価格設定をし、双方がWIN-WINになる形をつくれるのがプロではないでしょうか。
でも、そうはいっても、どの程度に設計して、それをどう売っていけばいいのかわからない…
という方は、ぼくと一緒に考えることもできます。
一緒に頭の中を整理し、状況を整頓し…
「いま、どこから手をつけていくべきか」を一緒に探してみませんか？
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ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
HSPオンラインコミュニティ「ひみつ基地」を運営しています、オフィス秋晴れ代表のばっしーと申します。
繊細・敏感なHSPの方や、内向的なタイプの方の働き方・生き方をデザインするお話をお届けしています。
普段は、経営コンサルティングや、起業・働き方コーチング、全国講演会活動などを実施しながら、今年４年目を迎えたHSPオンラインコミュニティ「ひみつ基地」を運営中です。
「フリーな心で豊かに生きる」そんな状態を実現できる人が一人でも増えていくように今日も活動しています。
「ほっ…」とできて「なるほど」と思える、そんなHSPさんたちの居場所づくりにチャレンジしていますので、ご興味あれば覗いてみてくださいね😊
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