ベースボールボーイ

理学療法士です。 スポーツトレーナー(NSCA)の勉強をしています。 野球の試合の感想…

ベースボールボーイ

理学療法士です。 スポーツトレーナー(NSCA)の勉強をしています。 野球の試合の感想、野球選手の動作・運動、データ分析について書きます。 よろしくお願いします。

最近の記事

長打を打てるようになるには

今日は、長打力について書いていきたいと思います。 『長打を打つ技術』は、複数あります。 それらをまとめますと、 ・バットを振る技術 ・体の力、体格が良い ・ボールの下を叩く(ボールにスピンをかけ、高く舞い上げる技術) ・配球を読む技術、山を張る技術 の4つになります。 バットを振る技術というのは、バットをしっかりと振る技術のことを言います。野球は、バットやグローブ、ボールなどの道具を使うスポーツですから、道具をしっかりと使いこなす必要があります。バットをしっか

    • 2月26日のオープン戦です。(中日ドラゴンズ対阪神タイガース)

      本日は、オープン戦の中日ドラゴンズ対阪神タイガースについて、書いていきます。 この試合にて、阪神のルーキー桐敷投手が登板しました。 変化球は、スライダー・チェンジアップともに曲がりが大きく、キレもあり1軍レベルの精度の高さを感じました。かつ、変化球だけでなく、ストレートは少し動いてバットの芯を外す感じと、グッとバットを差し込むようなキレを感じさせます。その上、ある程度の球威もあるため長打を許さず、バッターは非常に打ちづらいのではないかと思いました。コントロールは抜群という

      • 強肩外野手の条件

        鈴木誠也選手や糸井嘉男選手などは、プロ野球における、強肩外野手の代表格です。 今回は、ベースボールボーイなりに、彼らの共通点を考察してみました。 彼らに共通するのは、「投手もやっていた」ということ。 根尾昴選手もそうですが、もともとの肩の強さもさることながら、投球練習により、レーザービームというのは、生み出されるものなのではないでしょうか。 つまり、投球練習を行うことにより、外野手は、矢のような返球でランナーを刺せる、強肩外野手となれるのではないでしょうか。

        • 阪神タイガースの期待の若手(中継ぎ編)

          今回は、阪神タイガースの期待の若手(中継ぎ編)です。 ベースボールボーイが注目するのは、湯浅京己投手と浜地真澄投手です。 湯浅投手は昨シーズン中継ぎとして、ファームにて18試合登板し、防御率は2.66と素晴らしい成績を残しました。 さらに、注目してほしいのは、湯浅投手が、1点差などの重要な局面で登板したり、クローザーとして起用されていた、というところです。 このことから、上記の投手成績もさることながら、首脳陣の期待の高さと、その期待に応えることができる能力の高さが伺え

        長打を打てるようになるには

          阪神タイガースの期待の若手(先発編)

          今回は、私ベースボールボーイが期待している、阪神タイガースの若手の先発投手の牧丈一郎投手についてお話します。 阪神タイガースの育成選手である牧投手は、今シーズン、ウエスタンリーグにて17試合登板し3勝2敗の成績を上げました。 阪神タイガースの2軍で17試合の登板、というのは、西純也投手と、今年ウエスタンリーグの最多勝、防御率のタイトルに輝いた村上投手と同等の登板数です。 牧投手は、シーズン序盤ではリリーフでの登板でしたが、6月頃から先発での登板がみられました。 2軍とは

          阪神タイガースの期待の若手(先発編)

          来季の阪神タイガースの左翼手は誰になるのか予測する③

          豊田選手と、もう一人のレフトのスタメン候補は、井上広大選手です。 井上選手は、甘い変化球を打つのが得意なバッターで、得点圏などのチャンスで力を発揮するタイプの選手です。 甲子園の決勝で奥川投手(ヤクルト)から放ったホームランも、甘い変化球でした。 さらに、変化球だけではなく、ストレートもうまく打ち返します。 ただ、現在のところ、積極的にスイングするがあまり、カウントを早く追い込まれる場面もあり、あっさりと打ち取られてしまうことも稀にあります。 ソフトバンクホークスの

          来季の阪神タイガースの左翼手は誰になるのか予測する③

          来季の阪神タイガースの左翼手は誰になるのか予測する②

          来季の阪神タイガースの外野の布陣は、レフト・豊田選手or井上選手、センター・近本選手、ライト・佐藤選手が良いのではないか、という提案をさせて頂きました。 次は、豊田選手についてお話します。 豊田選手はバッティングに関して、インコース・アウトコースともに打ち返す技術がある選手です。 また、ストレートに対して振り負けるようなこともありません。さらに、変化球もスパッと振り抜きます。 コースや球種に対する苦手はないため、すぐに活躍できるような打者です。 そのため、1軍のスタメン

          来季の阪神タイガースの左翼手は誰になるのか予測する②

          来季の阪神タイガースの左翼手は誰になるのか予想する①

          今シーズンの阪神タイガースの外野の布陣は、センター・近本選手、ライト・佐藤選手というところは固定されていることが多かったです。 レフトはというと、サンズ選手や、ロハス選手が務めることが多かったように思います。 しかし、サンズ選手は退団され、佐藤選手は内野手登録されておりますので、私ベースボールボーイが、来季の阪神タイガースの外野の布陣を考えてみました。 熟慮させていただいた結果から申しますと、レフト・豊田選手or井上選手、センター近本選手、ライト・佐藤選手となりました。

          来季の阪神タイガースの左翼手は誰になるのか予想する①

          捕ってから投げるまでが一番早いのは、坂本勇人(巨人)?

          坂本選手は、守備範囲の広いショートであり、バッティングの成績も申し分ないですよね。 坂本選手の守備に関しては、京田選手(京田)のように矢のような送球ではないのに、しっかりとアウトにしている印象があります。 坂本選手の守備における素晴らしい所は二つ。 一つ目は、ある程度、山を張って守備に取り組んでいるところ。 俗に言うポジショニングというものですが、相手チームの打者によってセカンド寄りなのか、サード寄りなのか、守備位置の深さ等、細かくポジショニングを変えているように感じま

          捕ってから投げるまでが一番早いのは、坂本勇人(巨人)?

          藤浪投手(阪神タイガース)のストレートのシュート回転を治す!②

          藤浪投手のストレートの威力と、先発投手としての並外れたスタミナを考慮すれば、(1)「コースの四角をつくような正確なコントロールはあえて求めず、高校時やプロ1年目のようなストライク“ゾーン”に安定的に投げ込むコントロールに戻す」ことが藤浪投手のピッチングにとって望ましい、と考えます。 ストライクゾーンにストレートを収めることさえできると、藤浪投手の威力のあるストレートはそう簡単には打てません。相手打者がストレートを打てず、ファウルや空振りとなることが多いです。その結果、ストラ

          藤浪投手(阪神タイガース)のストレートのシュート回転を治す!②

          藤浪投手(阪神タイガース)のストレートのシュート回転を治す!①

          藤浪投手のストレートは制御しきれずにシュート回転し、右バッターに当たってしまうことが多くみられます。 藤浪投手のボールの場合、「高めに抜ける」のではなく、『シュート回転』します。 藤浪投手の投球フォームをみると、①セットポジションの状態から、②左足を上げた後、③テイクバックを大きめにとるために、右手を大きく後ろに反らすと同時に、右手に合わせて上体は斜めに、右バッターの方へ向くように動きます。そして、④引き上げた足を、若干インステップ気味に踏み込んで、⑤ボールをリリースしま

          藤浪投手(阪神タイガース)のストレートのシュート回転を治す!①

          見逃し三振の多い捕手

          見逃し三振の多い捕手は、リード面において優れた捕手であると思います。 ※要所での空振り三振も非常に重要です。 空振り三振ということは、「バッターがスイングをしている」という事実がありますので、バットにボールが当たる危険性があります。 そうすると、ホームランやヒットの可能性があることにプラスで、ゴロやフライであっても、エラーにより出塁する可能性がでてきます。 なので、『出塁や失点のリスクを最小限に抑える』という意味では、見逃し三振がベストであると思います。 しかし、冒

          見逃し三振の多い捕手

          はじめまして

          はじめまして。 ベースボールボーイといいます。 理学療法士をしています。 理学療法士の経験に基づき、野球について、いろいろ書きたいと考えています。 どうぞよろしくお願いします。