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2022初夏のトレードカタログ3選
50試合程度を消化し、交流戦に突入したペナントレース。スタートダッシュに成功した球団も、そうでない球団も、少しずつチームとしての形が見えてきた頃合いではなかろうか。
そうなると考え始めたいのがトレードである。くすぶっている選手を放出し、足りない箇所を補う。それは上位を目指していく中では必須行為のはずだが、相変わらずNPBには生え抜き神話が根強い。嘆かわしい事だ。
さて、そんな狭苦しい国民性
【日本ハム】7対7トレードを本気出して考えてみた
新庄BIGBOSSがまた面白いことを言っている。
新庄ビッグボス「7対7くらい」トレード熱望 移籍活性化で選手に輝ける場を
7対7という人数はともかく、内容自体はもっともだ。なんでもかんでもメジャーの真似をすればいいわけではないが、選手の出場機会のためにも、移籍のハードルがもっと下がれば良いのにと切に願う。
そこで今回は、BIGBOSSの言葉を現実のものとするため、ガチで7対7のトレー
【ソフトバンク】人数違いトレードで狙う"大物"とは
7月23日、ソフトバンクホークスはダリエル・アルバレスの入団会見を行った。同席した三笠杉彦GMは、アルバレス獲得で70人の選手枠が埋まったことについて「人数違いのトレードもある」と、今後さらなる補強があることを示唆した。
そこで今回は、後半戦での浮上を狙う絶対王者が、いったいどんなトレードを画策しているのか予想してみたい。
補強ポイント やはり中軸を打てる打者ということになるだろう。チーム防
【オリックス】サードにまつわるエトセトラ
平野佳寿の帰還に沸くオリックス。話題性は(本人も語る通り)田中将大に及ばないが、ウィークポイントを埋めるピンズドな補強で、2021年への期待値は大いに高まったことだろう。しかし解消しなければいけない編成上の歪さはまだまだ残っている。三塁手だ。
チーム方針なのか知らないが、近年特に"三塁手は消去法"という起用が目立つ。昨年は福田周平・太田椋など本職二遊間の選手や、中川圭太・宗佑磨など内外野兼任
【巨人】亀井善行、プロテクト漏れか
12月12日、梶谷隆幸と井納翔一の巨人入団が決定的となった。梶谷はBランクのため人的補償が発生する。そこで気は早いが、プロテクトリストを作成してみた。
まずDeNAの現状をおさらいしよう。昨年の2位から4位に順位を落とし、ラミレス監督が退任した。低迷の要因は投手陣にある。今永昇太、山崎康晃とチームの柱となるはずの選手が軒並み成績を落とし、だいぶ基礎の部分で計算が狂ってしまった。そのため202
【ソフトバンク】ギリギリ山田哲人に釣り合うトレード
週刊実話が、いかにも"らしい"記事をあげている。
https://npn.co.jp/article/detail/200007847
パ・リーグ制覇を目指すソフトバンクが、ヤクルトから山田哲人を獲得する。山田は今オフFA移籍の可能性があるため、ヤクルトにとってはタダで出ていかれるよりお得のはず──という論法だが、ヤクルト球団はそんなドラスティックな決断をする体質ではない。いわゆる"飛ば